みなさま、はじめまして。
この度は本プロジェクトページを訪れて下さりありがとうございます!

私は、NPO法人ぎふコートジボワール理事長の杉山利夫と申します。
私たちは普段、運動靴や文房具を岐阜から現地の教会などを通してコートジボワールの子どもたちに届ける活動をしています。

そして、コートジボワールのことをもっと多くの人に知ってもらうために活動の講演会や交流会を実施しています。

このような活動をきっかけに岐阜市は、東京オリンピックのコートジボワールのホストタウンにも選ばれました。

そんな私たちですが、いま悩みを抱えています(汗)

・・・私どもの悩みは後ほどお話しますので、まずは、コートジボワールについて簡単にご紹介させてください。

みなさま、コートジボワールをご存じでしょうか。名前を聞いてすぐに場所や特徴を思い浮かべることはできますか。

日本にいる在日コートジボワール人の数は約160人で他の国と比較するとまだまだ少なく情報が認知されていないことも多いと感じています。

コートジボワール(正式名称コートジボワール共和国)は西アフリカにあり首都はヤムスクロ。カカオ豆や天然ゴムなどの農産物が国の経済を支えており、チョコレートの原料になるカカオ豆は生産量・輸出量ともに世界一となっています!

そんな西アフリカに位置するコートジボワールと岐阜。普通に生活をしていたら簡単には結びつかない組み合わせかと思います。ではなぜコートジボワールに関わる活動を始めることになったのか、お話します。


私がこの活動をはじめたきっかけは、コートジボワール人のカクさんに出会ったことです。

留学生として日本に来たカクさんは、岐阜市に仕事のために残りました。そんな時、カクさんと友達になり、コートジボワールの話をたくさん聞いたことで興味を持ち始めました。そして一緒に日本とコートジボワールをつなぐ交流活動に取り組み、NPO法人ぎふコートジボワールを立ち上げることになりました。

2008年、はじめてカクさんと一緒にコートジボワールに行き、現地の子どもたちのところを訪れました。その時、子ども達が遊んでいる姿をみて私はあることに気が付きました。


コートジボワールではサッカーが盛んなので、村の広場で子ども達が練習や試合をしています。ただ、写真をご覧いただくとわかる通り、子ども達は裸足で遊んでいたのです。

日本にいる私たちは毎日外に出かけるときに靴を履いて出かけることがあたりまえになっていますが、コートジボワールではそうはいきません。

コートジボワールでは靴は”高額で贅沢品”なのです。しかし、コートジボワールの道は舗装されていない道も多く、砂や砂利に加えて、ゴミも落ち、そこを裸足で歩くのは危険です。さらに、足から体内にばい菌が入る可能性もあり子どもが育つ環境として良いとはいえません。

このことをきっかけに靴を届けたいと強く思うようになりました。


靴を送るにはまず、靴を集めるところから始めなければなりませんが、集めるといっても、新しく買った運動靴を回収するのではありません。

目をつけたのは、岐阜県内の学校の子ども達の靴です。

子どもは成長するので、必ず運動靴が小さくなり、要らなくなった靴が、どの家庭の靴箱にも溜まっていくと考えました。そんな靴を捨てるのではなく、コートジボワールの子ども達が履いて、さらに運動場で活躍ができるなら日本とコートジボワールの両国にとってもいいことだと思いませんか?特に、体育館履きは室内の体育の時間でしか履かない学生も多く、状態が良いまま回収できることも多々あります。

日本では不要になったものが、コートジボワールでは貴重なものとして扱われることもあるのです。

こうして集められた靴を、これまで10回コートジボワールに届けました。数で言えば約、計74,300足となります。


このような活動をしていると、色々な意見を聞きます。例をあげますと、「輸送費を集めて靴を送るのではなく現金を送った方がいいのではないか」というような意見です。

ボランティア活動でこつこつ手間のかかる作業を重ねるより、お金で解決したほうが話が早いし、より効果的であるというものですが、これは違うと思います。

集まった運動靴には、”みんなの気持ち”が現れている・・・私はそう考えます。例えば、活動の趣旨を理解して賛同してくれたある高校の生徒たちが、学校の卒業にあたって不要になった運動靴を、学校単位で集めて送ってくれました。また、岐阜県の少年サッカー連盟も、県下数箇所の試合会場に回収箱を設置し、子ども達からサッカーシューズを集めてくれました。

このような多くの方々のお金にはかえられない想いのこもった靴を私たちは届けたいと思っています。


このような活動をしている中、2020年、コロナウイルスが蔓延しました。

2008年より毎年活動を続けてきましたが、コロナで船便が確保できず2年間休止していました。ただ、今年はコロナ禍の中でも世界の消費が回復傾向にあり船便も徐々に増え、確保できる見通しもたってまいりました。

しかし、船便の問題をクリアしたと思ったら次の問題が発生しました。

なんと、輸送費が高騰し、これまで約50万円だった費用は約150万円になってしまったのです。さらに、ここのところ円安なので、今後2割~3割程度値上がりするのではないかと予想しております。これまで募金活動や講演会で輸送費を集めていたのですが、コロナ渦でこのような活動の中止や機会が減ってしまっている現状もあります。輸送費が足りない。。私たちは頭を悩ませました。


ご覧ください(汗)

冒頭に私が皆さんにお話したかった悩みはこれなのです。

コロナ渦でも靴は皆様のおかげで約16,000足集まりました。靴はたくさんあるのですが、輸送費が足らず靴を送ることができないまま靴が溜まってしまっています。

倉庫は既にいっぱいです。幸いなことにプールの授業を行わない学校の協力を得て靴を保管する場所をお借りしていますが、これもずっと置いておくわけにはいきません。

さらに、コートジボワールの子ども達からは「靴はいつ届くの?」と連絡が頻繁にきており、はやく靴を届けたいと悩んでおります。。


私たちはこのプロジェクトで、コートジボワールまでの靴の輸送費を、クラウドファンディングでの支援を通して集め、想いのつまった靴を現地の子どもたちに届けたいと考えています。

今の日本はモノに溢れています。靴をはいて生活することがあたりまえではない国もあることを、この活動を通して知るきっかけになれば嬉しいです。また、コートジボワールの子どもたちも、靴をただ受け取るのではなく、物の大切さに改めて気付いてほしいと思うのです。コートジボワールと日本両国とも、共に学び、今の生活を見つめ直し、相手を思いやる心を育ててほしい…私はそう願っています。

これまで一緒に活動をしてきたカクさんは、現地からの目線で「受け取った靴をはいてサッカーをして、もっともっと強くなって世界で活躍できる子どもが増えれば嬉しい。そしてそれが家族の助けになることを祈っている。」とよく話してくれます。コートジボワールはまだまだ生活が苦しい家庭も多くありますが、この活動が少しでもコートジボワールの人々の未来に繋がってくれることを願っています。


目標金額は250万円です。

・約12,000足の靴の輸送費:200万円
・リターンに関わる費用(原価・送料) & 手数料:約50万円 

目標金額以上の支援が集まった場合には今後の靴の輸送費に充当致します。今後も長くこの活動を続けていきたいと考えております。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、靴を送る計画を実行し、リターンをお届け致します。



<リターン商品> 

・1,000円 活動報告 【学生専用】

・3,000円 活動報告

・5,000円 活動報告+コースター2枚 

・10,000円 活動報告+テーブルクロス1枚  

・20,000円 活動報告+テーブルクロス2枚+サンクス写真メッセージ 

・30,000円 活動報告+テーブルクロス2枚+サンクス動画メッセージ  

・50,000円 活動報告+テーブルクロス2枚+サンクス動画メッセージ +贈呈式にて名前読み上げ&その映像をお届けします

・100,000円~ 活動報告+テーブルクロス2枚+サンクス動画メッセージ +贈呈式にて名前読み上げ&その映像をお届けします +企業名/団体名を書いたサッカーボールを現地に贈呈します【企業様/団体様向け】


7月~  :クラウドファンディングに初挑戦!    

9月   :9/3輸送予定 (輸送先:Mutuelle de Developpement Socio-culturel d'Abenou (MUDESCA) )  
     9/30クラウドファンディング終了 

11月 :靴が現地に到着、贈呈式


最後までお読みいただきありがとうございます。
このプロジェクトを通してコートジボワールについて興味を持っていただいたり、何かみなさまの心が動くことがあれば嬉しく思います。今回、はじめてのクラウドファンディングの挑戦となりますので、まだまだわからないこともたくさんございますが、是非応援して頂ければ幸いです。

 

リターン品の詳細

《コースター》 
・サイズ:10㎝×10㎝
・素材:布
・生産国:コートジボワール
※柄やデザインはお選び頂けません。現地での手作りとなりますのでサイズは多少異なる可能性があります。

《テーブルクロス》 
・サイズ:100㎝×150㎝
・素材:布
・生産国:コートジボワール
※柄やデザインはお選び頂けません。現地での手作りとなりますのでサイズは多少異なる可能性があります。

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