☆はじめに☆

一般社団法人五感脳トレーニング協会の武田規公美です。

私の高校生からの目標は、虐待・不登校・うつ病ゼロの地域社会作りを目指しています。


その理由は、私は学生の時に家にも学校にも居場所がなく、消える事ばかり考えていました。

高校生の時に、同級生のおばさんと駅で会って何も聞かずに「うちの四女になりなさい」と言ってくれて2年間住んでいました。同級生のおばさんは若者の更生活動をしていて、暴走族やヤンキーの子たちや、家庭問題で悩んでいる大人の方々など、毎日いろいろな人たちが出入りしていました。

その中で気が付いたことは、家庭では解決できない問題でも第三者が入る事で少しずつ解決していく事。そして大人の目線と子どもの目線は違う事を学びました。その時は同級生のおばさんの家だったので、これをちゃんと組織化して地域交流施設に出来たらもっとモット多くの悩んでいる人たちが助かるのになと思うようになりました。

そして覚える事が苦手な私は、学校の丸暗記教育に疑問を感じていました。「覚えなさい!おぼえなさい!ってみんな言うけど、覚えられない私はどうしたらいいんだろう? ゲームで楽しく学べられたら、記憶力が悪い人でも楽しく学べられるのにな」と小学生の時からず~と思っていました。

大人になってから色々と調べた所、世界の大学ランキングを見て衝撃を受けました。アメリカは10位以内に6校も入っているのに、日本は100位以内に2校しか入っていませんでした。こんなにも違うなら教育も違うと思い、アメリカのソルトレイクの幼稚園~高校に研修に行きました。

アメリカの学校では毎回テーマがあって、それについてのディスカッションをしていました。小学3年生のサイエンスの授業で、ある男の子が自分の考えを堂々と発表していました。しかし、答えは全く違うものでしたが、先生がブラボーと言ってハグをして絶賛していました。

授業が終わってから、答えは全くのにどうして絶賛したんですか?と私が聞くと、「答えなんてどうでもいいんだ!彼の発想は僕にはないとても斬新な考え方で、プロセスがしっかりしている。あの発想は本当に素晴らしい!」と言っていました。

その時に感じた事は、「日本教育は暗記形式の結果重視教育で受け身型」で、「アメリカン教育はディスカッション形式のプロセス重視教育で自発型」だと感じました。

そして、アメリカン教育を導入したゲーム感覚の脳トレに、モチベーションから上げる為にコーチングも合わせた、五感脳トレーニングを約10年掛かり開発をしました。

ゲーム×脳トレ×アメリカン教育×コーチング=五感脳トレーニング

子供たちのレッスンでは1年でIQが14~36上がり、口コミで企業研修、商工会議所の経営者研修、行政の認知症予防講座、スクールや老人ホームなどにカリキュラム提供などを行うようになりました。現在は、生後3ヵ月~97才までの方々が受講されています。

保護者のケアーにも力を入れていて、誰にも相談をできずに孤独と戦っている保護者のサポートもしっかりと行っています。

ゲーム感覚で学びを楽しもう!」をスローガンに、「さらなる可能性を広げたい方に、学ぶ楽しさを知り「考える力」「生きる」を育て、自分の好きな事で社会を豊かにする次世代を育成します」の理念の元、人間力も育てる教育をしています。


☆解決したい社会問題☆

発達障害児たちは自信のない子たちが多く、「僕は勉強が嫌いだから、学校に行きたくないよ」「なぜかみんなと同じ様には出来ないよ。私はおかしいのかな?」「どうせ僕は何もやっても出来ないから、友達にも嫌われるんだよ」と言う事たちが多いです。

なので一つ一つ出来たことを褒めて認める事で、自己肯定感を上げています

そして役割を決めて、様々な役をやってもらいます。そうする事で、少しずつ自信がついてきて、「僕も先生役をやりたい!」「分からない子には私が教えるね」と徐々に積極的になってきます。

そして、自分で考えて行動出来るようになります。アート、サイエンス、運動、社会見学など、様々な経験をする中で自分の好きな事が初めて見つかり、大きくなったら〇〇〇になりたいという子たちが増えてきました。

保護者の一番悩み事は、「自分たちがいなくなった時に、この子はどうやって生きていけばいいんですか?」と言う方々が多いので、”さらなる可能性を広げたい方に、学ぶ楽しさを知り「考える力」「生きる力」を育て、自分の好きな事で、社会を豊かにする次世代を育成します”の理念の元で、全力でサポートをしています。


☆目指す姿☆

「誰もが認め合える社会作り」

子育て、介護、仕事をする上で大切な事は、認め合うことです。

出来て当たり前ではなく、出来なくって当たり前

みんなで認めて褒め合っていたら、虐待・不登校・引きこもり・うつ病などの社会問題は減ります。

出来るようになるプロセスを大切にして、「一つ一つ出来た事を、共に喜び合える社会作り」を目指しています。


☆プロジェクトを立ち上げた背景☆

いくつかの放課後等ディサービスの講師に行った時に、色々と疑問に思う事があり、もっとこうした方がいいと思うようになりました。しかしそれを経営者の方に話しても、うちの方針だからと言われて受け入れてもらえませんでした。

でもどうしても諦めがつかなかったのでこっそりとやってみると、徐々に発達障害児の子たちの出来る事が増えていきました。

一番ビックリしたのは、ひらがなをなぞるプリントを嫌がり破いてしまった小学2年生の男の子が、1時間集中をして右脳のトレーニングをしてそれに合ったお話作りを頑張って、お友達にひらがなを聞きながらA4用紙いっぱいに作文を書いたのです。 てっきり文字が書けない子だと思っていたので、とてもビックリしました。

その子になぜこんなにも頑張ったのかと聞いてみると、「いつもはプリントをやりなさい!と怒られてばかりで嫌だった。これはゲームで面白そうだったからやってみた。沢山褒めてくれたから嬉しかった」と言ってくれました。

最初は3行の文書しか書けなかった子たちが、6回のレッスンでみんな1枚以上書けれるようになり、中に3枚書けれるようになった子たちもいました。

そして勉強が大嫌いだった子たちが、家でもやりたいから持って帰っていい?と言ってくれるようになり、グングンと成長していきました。

3ヵ月6回のレッスンだったのでそんなには伸びないだろうと思っていましたが、IQ5~19上がり、平均で11.8点も上がりました。

そして走り回っていた子たちや、自分で出来る事も先生たちにやってもらっていた子たちが、進んで先生役になってくれたり、分からない子に教えてくれたりするようになり、自立心と積極性も芽生えてきました

帰る時に「今度いつ来るの?またゲームしたいよ。明日も来てね。」と言ってくれるようになり、無表情の子たちや怒ってばかりの子たちがニコニコした表情になりました。

だったら自分で児童発達支援(幼児対象)と放課後等ディサービス(小学生~高校生対象)の複合型を設立しよう。

五感脳トレーニングを中心にアート、サイエンス、リトミック、体幹トレーニングなどを楽しく行って、色々な経験をしてもらってその中から自分の好きな事を見つけて、それが仕事になって自立した大人になれるようなサポートがしたいと思い決意をしました。


☆開設する場所とは?☆

創業96年の写真館をリノベーションします。築約40年でとても古くなった為、壁には亀裂が入り、階段は浮いてしまい、壁紙と床は黒くなりひびも入りました。発達障害児たちが安心安全に過ごせれるように、ご協力お願いします。


☆応援メッセージ☆

阿久津 紫乃 

イーラボ Education+Labo代表  (発達支援教育士認定講師・メディア情報リテラシー教育講師・中学受験塾講師 )

私は、発達障害に関する講座を開催しています。今回の武田さんの取組は、その中でお伝えしている、「発達障害児にとって、“理解してくれる人がいる”からこそ“自立心と積極性”が生まれる」ということに繋がっているなと感じました。

武田さん自身の経験と、彼女が五感脳トレーニングで関わってきた子ども達の様子から、今回新しくスタートする施設は、一人一人に合った支援が出来ると期待しています!


鈴木 智香子

株式会社ohana FITNESS 代表取締役  

親子さんの心やカラダも大切と武田さんは考えており、そこにも力を注いでいる事業所はなかなかない取り組みです。 弊社ではベテランの理学療法士監修による自律神経の安定を図るコンディショニング、ピラティスなどカラダを動かすサポートをさせて頂きます。 スタッフ一同全力で応援していきます! 発達障害児たちの家族もみんなが、元気で笑顔が広がる施設になるよう願います。


 神谷 直子

高浜市議会議員

彼女に初めて会ったのは、もう10年ほど前の事。 幼児教育に熱心だったイメージが残っています。 自分の苦しんでいた事を解決したくってもがいたり、改善する為に行動される方は多くいますが、それが誰かの為になる事までは、程遠いのが現実です。

彼女の今回のチャレンジは、若い頃からずっと大事に育ててきたもので、困ってる方の問題を解決する為に、形にしようとしています。 ぜひ、そんな彼女のチャレンジの応援を皆様にもお願いしたいです。

学習に困難さを抱えて、前に進めない子どもたちを減らすために、ぜひ応援して頂きたく存じます。 よろしくお願いします。 


品川区立武蔵小山創業支援センター

本事業の代表者、武田規公美さんは、品川区等が主催する第9回ウーマンズビジネスグランプリ2020in品川でファイナリストとなり、全国から集まったビジネスプランの中で最も優秀なグランプリを獲得されました。

ご自身の体験から、事業の立ち上げに対する想いをプレゼンテーションされた姿は、グランプリファイナルを見ていた多くの人の心を動かしました。

そして、今、施設設立に向け、「五感脳トレーニングプログラム」を使い、多くのお子さまに未来を届けようと活動されています。未来ある施設の設立を心から応援しております。


藤田 隆久

エキスパート・リンク株式会社代表取締役・中小企業診断士 

名古屋商科大学大学院ビジネススクール客員教授  

武田規公美さんのチャレンジは、まさに今、創造性教育が必要とされている日本の子供達の未来にとって素晴らしい取り組みであり、必要性を感じます。

私は間近で武田さんの取り組みを伺っておりましたが、ご自身の経験を活かしつつ、子供たちの自発的な取り組みを促しながら自己肯定感を育むメソッドで「一つ一つ出来た事を、共に喜び合える社会作り」を目指す姿、本当に素晴らしいと思い、共感しております。 武田さんだからできる、目指せるチャレンジ、私も大いに応援します! 子供たちの未来の為に頑張って下さい!


☆資金の使い道☆ 

クラウドファンディングで集まった資金はCAMPFIRE手数料を除き、全て発達障害児の事業所開設と初期の運営費に当てさせて頂きます。国の事業の為、利用者は幼児は無料、小学生以上は約1割負担です。開設してから二ヵ月以上経ってから、国からお金がおりるので、最初の運営はとても大変です。

改装費:6,980,000円

開設手続き費用:585,000円

最初2ヵ月分の運営費:1,800,000円

本、知能遊具、運動遊具費:550,000円      

手数料9%:892,350円

合計:10,807,350円


☆実施スケジュール☆

8月〜9月:クラウドファンディング

10月:お礼メール

11~12月:リターン発送

<All-in方式で実施します。>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


☆開設スケジュール☆

8月:工事完了予定

9月:許可申請完了

10月:名古屋市認定 児童発達支援・放課後等ディサービス 開設予定

☆最後に☆

様々な体験を通して発達障害児たちの出来る事を増やし、その中から好きな事を見つけて、それが仕事になるようなサポートをしていきます。

そして一人孤独に悩んでいる保護者のサポートもして、親子で笑顔になれる居場所作りを目指しています。

みなさんのご協力、よろしくお願いします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください