「何度でもやり直せる社会をつくる」

はじめまして、株式会社キズキ代表の安田祐輔です。

私たちは「何度でもやり直せる社会を作る」というミッションのもと、不登校の方のための学習塾や、国や自治体と連携した生活困窮世帯の支援など、様々な事業を行ってきました。3年前に始めた「キズキビジネスカレッジ」は、うつや発達障害であっても自分の望むキャリアを築けるようなビジネススクールです。

私たちはこの3年間、キズキビジネスカレッジの運営を通じて、「キャリアを築きたい」という多くのうつや発達障害の当事者の方を支援してきました。

そして、実際にプログラマー・エンジニア・コンサルタントなど、様々なキャリアを築いていかれる卒業生を見て、実際にうつや発達障害の方がキャリアを築ける可能性はあるという事を知りました。

<キズキビジネスカレッジの就職支援実績>

一方で、多様化する当事者のニーズに対して支援者がマンツーマンで応えていく事は人的リソースに限界があります。私たちはこれまでの支援の形に囚われず、当事者が抱える多様なニーズに答えていく方法を考えていかなければならないと感じています。

また、キズキビジネスカレッジは「就労移行支援」という国の枠組みで運営させて頂いているサービスであることから、利用に当たっては 法制度上、「離職中であること」「障害の診断を受けている方」等の要件があります。そのため利用要件を満たさない方は、利用をお断りせざるを得ませんでした(※就労移行支援事業所の利用可否は、最終的にはお住まいの自治体が判断します。在籍中・在学中の方々でも、自治体の判断によっては利用可能な場合もございます。)。

例えば、アルバイトを含む就労中の方や休職中の方、あるいは大学などに在籍中のかたは対象外となる事が多いです。しかし実際には、

「在職中で発達障害の診断をうけ悩んでいるが、生活費があるので会社を辞めるわけにはいかない」

「正社員が続かずアルバイトで働いているが、自分の発達障害の特性にあった仕事でもう一度正社員を目指したい」

「在学中に発達障害の診断を受け、今後の就活の方向性に悩んでいる」

など、在職中や在学中であっても自らの発達障害やキャリアに悩み、苦しんでいる方々を多く見てきました。

さらに、発達障害の傾向はあるものの診断を受けるまでには至らない「発達障害グレーゾーン」の方も、サービスを利用することはできません。しかし、彼らも程度の差はあれど、発達障害の当事者の方と同じように「ケアレスミスが多い」「コミュニケーションがうまく取れない」と悩んでいます。それにも関わらず、周りからの理解を得ることや支援を受けることが、より一層困難な状況に置かれているケースを多く見てきました。

目の前の仕事で困難に直面している人が、将来の自分のキャリアに希望を見出すことは簡単ではありません。それでも「今の状況を変えたい」と一歩を踏み出して相談に来た人が、再び失望を味わわざるを得ない現状を、私たちは変えなければならないと思っています。

そのような福祉サービスを受けるにあたっての「障害」を乗り越えるために、現在作成しているサービスが「キズキクラウド」です。

キズキクラウドは、うつや発達障害の方々が、仕事や今後のキャリアに悩んだ時に、いつでも・どこでも・誰でも、適職診断や動画コンテンツの視聴等を通じたスキルアップができるプラットフォームです。

特徴① 発達障害や精神障害の方のための適職診断ツール機能

「人事」「営業」「経理」「カスタマーサポート」などの様々な職種や、「書類を作成する」「ミスを発見する」「顧客とコミュニケーションをとる」等の作業別の模擬体験実践してみることや、「スーツでの出勤が必須」「シフトが決まっていない」等の会社の風土との相性の分析を通じて、自分にあった仕事の特徴を見つけることが出来ます。


特徴② 欠けている能力を補い、なりたい職業に就くためのスキルアップ課題 

「適職」がわかったところで、その適職に必要なスキルが全て習得できているとは限りません。キズキクラウドは適職診断で苦手だとわかった分野のスキルアップを支援します。

例えばどんな職種についても「ケアレスミスが多い」という事は支障になります。そのため何かしら自分で対策をしてケアレスミスを低減していけるようになる必要があります。一言で「ケアレスミスが多い」といっても原因は様々です。

キズキクラウドでは様々な「苦手の原因」応じたトレーニングを用意し、自分にあった仕事で働き続けることをサポートします。

また、「スケジュール管理」「タスク管理」「金銭管理」などの基礎スキルや、「プログラミング」「Webデザイン」「会計・ファイナンス」などの専門スキル「睡眠リズムの管理」「感情コントロール」「自身のストレス傾向の理解」等のセルフケアスキルの習得も可能です。

様々な角度からのトレーニングプログラムを通じて、1人1人に適した仕事や働き方を実現します。


特徴③ 発達障害の方の「学びやすさ」「続けやすさ」を追求

<実際のキズキクラウドの動画視聴画面>

キズキクラウドの動画視聴画面は発達障害の方の学びやすさを最大限追及するため、以下のような特徴を持っています。

◼ 再生スピード調整機能や進捗状況の可視化機能など「飽きやすい」方でも集中が続く

◼ 「耳で聞くだけだと情報が頭に入ってきづらい」「不注意で聞き逃しが多い」方でも受講しやすい様に、図解・字幕を多用した講義

もちろん、発達障害以外の方でも「動画学習画家中か続かない」すべての方に学びやすい仕様となっております。

ーーーーーーーーーー
【キズキクラウドの利用者様からの実際の声 】

動画そのものが、私自身(ADHD)の特性にマッチしていて、よいと思います。不注意で聞き逃したり、一度ではわからなかったりした部分を繰り返し視聴できます。速度も何段階か設定できるので、スピードを自分のペースでゆっくりや早めに調整して視聴できます。特に、ExcelやWebデザインなどは、操作をしながら学んでいけるところがよく、どの分野でも初学者でも取り組みやすいと感じました。(KBCご利用者様/男性)
ーーーーーーーーーー

個人のご利用の他、企業・大学機関・支援機関等への導入を通じて、一人でも多くの方に届けることを想定しております。

はじめまして、株式会社キズキ執行役員の林田絵美です。私は3年前にキズキビジネスカレッジを立ち上げ、現在このキズキクラウドの事業の展開に挑戦しています。

自分自身も発達障害の当事者として働く中で、また多くのうつや発達障害の方の就労を支援する中で、「特性」や「適職」については考え続けてきました。

例えばよく「ADHDの人は発想力を活かせるデザインの仕事が向いている」「ASDの人はコミュニケーションの多い仕事は避けたほうがいい」といった意見をきくことがあります。ただ「本当にそうだろうか?」と思います。

「ADHD」や「ASD」といっても実際の特性は多種多様であり、診断名だけで能力が定義されるわけではありません。また、例えば一言で「コミュニケーションが苦手」といっても、「相手に配慮した言葉遣いが苦手」「事実に基づいてロジカルに話すことが苦手」「声色や表情など非言語情報を読み取るのが苦手」「怒られた時に(心では反省していても)申し訳なさそうな表情をするのが苦手」など、苦手の種類は様々です。

本当に「適職」につきたいと思った時、私たちは自分の特性も、仕事で求められるスキルも、より高い解像度で理解出来る仕組が必要です。それはどうしても本人が一人でやることは難しく、また、人手が限られた福祉の現場でも限界があるかもしれません。だからこそ私はそれをデジタルの力を使い、このキズキクラウドで実現したいと考えています。

この挑戦をもし支えてくれる方が、一人でも多くいらっしゃったら嬉しいです

株式会社マザーハウス代表取締役副社長 山崎 大祐さま

キズキのミッション「何度でもやり直せる社会を作る」、多くの人たちに勇気と希望を与えると思いませんか?
僕から見て、キズキはそんな社会の実現のために、本当に真面目に愚直にアクションを続けてきた会社です。

だからこそ、次なるアクションも全力で応援したい。
この「キズキクラウド」は、もっと多くの必要なひとに、「何度でもやり直せる社会」を広げるものになると信じています。

【用途の内訳】

機能開発および保守運用費:約120万円
初期の人件費:約100万円
クラウドファンディング手数料:約23万円(9%+税)

【リターンについて】

以下のリターンをご支援金額に応じてお届けします。

①サンクスメールのお届け
キズキより感謝の気持ちを込めたメッセージをメールにてお送りします(2022年7月中にお届け予定)

②【メッセージ付き 】代表安田の書籍「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本」
弊社代表安田の新刊「ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本」(定価1760円+送料200円)を弊社代表安田からのお礼メッセージ付きでお届けいたします(2022年7月~8月中にお届け予定) 。

※出版社への許可は得た上でリターンに設定しております

③サンクスイベントご招待券
サポーターの皆様への感謝の気持ちを込めて、キズキクラウドについてご紹介するサンクスイベントを開催いたします。2022年7月中に、日程及びご参加希望の確認をメールにてご連絡いたします。

■開催時期: 2022年8月1日~12月31日の間での開催を予定
■実施方法:オンライン(Zoom)
■人数上限:なし(※ただし人数によっては複数回に分けて開催させて頂きます。1回あたりの時間は1時間を想定しております。)
■有効期限:2022年12月31日

③キズキWebサイトへのお名前(個人名)のご掲載
キズキのWebサイト上でのクラウドファンディングの終了報告時に、ご協力者様としてお名前をテキストで掲載させて頂きます
※ご支援時にご希望の有無をご選択ください。
※ニックネーム・イニシャルでの掲載をご希望のかたは、ご支援時に「希望する(イニシャル/ニックネーム)」を選択のうえ備考欄へご記載ください。「希望する(イニシャル/ニックネーム)」 をご選択いただき、備考欄に記載がなかった場合は、CAMPFIREのユーザー名を使用させて頂きます。
※個人名と併せて法人名もご記載希望の場合は下記③が含まれるリターンをご選択ください。

③キズキWebサイトへのお名前(個人名or法人名)・ロゴまたはお写真・コメントのご掲載
キズキのWebサイトでのクラウドファンディングの終了報告時 に、ご協力者様として以下を掲載させて頂きます。
【法人様】法人名&氏名・ロゴ・コメントのご掲載
【個人様】個人名・お写真・コメントのご掲載

※ご支援時にご希望の有無をご選択ください。掲載する名称・画像・コメント文の確認は、ご支援いただいた後に個別にメールにて確認させて頂きます。個人の方でイニシャル等での掲載をご希望のかたは、メールのご返信にてご連絡ください。

⑤キズキクラウド・公開コンテンツ企画会議ご招待券
キズキクラウドのコンテンツ企画にあたり、サポーターの皆様からアイディアを募り一緒に考える会議を開催いたします!2022年7月中に、日程及びご参加希望の確認をメールにてご連絡いたします。

■開催時期: 2022年8月1日~12月31日の間での開催を予定
■実施方法:オンライン(Zoom)
■人数上限:なし(※ただし人数によっては複数回に分けて開催させて頂きます。1回あたりの時間は1時間を想定しております。)
■有効期限:2022年12月31日

⑥【うつ・発達障害当事者の方むけ】就労・就活に関する無料相談チケット
うつや発達障害(グレーゾーンの方を含む)の方で、就労・就活についてのお悩みに、弊社の就労支援のプロフェッショナルがお応えします。2022年7月中に、日程及びご参加希望の確認をメールにてご連絡いたします。

■実施時期:2022年7月15日~2022月12月31日(半年間)の間で個別に日程調整
■実施方法: オンライン(ZoomまたはGoogleMeets)
■人数上限:25名様(1名様あたり1時間を上限)
■有効期限:2022年12月31日

※当リターンの提供を利用して、雇用契約の締結を目的として、求人情報または求職者情報を他ユーザーに提供する行為は行いません。

⑦【企業人事に関わる方むけ】弊社企業様向けコンサル「キズキHRサポート」コンサルタントによる無料相談チケット
うつや発達障害(グレーゾーンの方を含む)の方の、採用・雇用についてお悩みの方に、弊社のコンサルタントがお応えします。2022年7月中に個別に日程調整のご連絡をいたします。

■期間:2022年7月1日~2022月12月31日(半年間)の間で個別に日程調整
■実施方法: オンライン(ZoomまたはGoogleMeets)
■人数上限:25名様(1名様あたり1時間を上限)
■有効期限:2022年12月31日

⑧キズキ林田の個別相談or講演or取材協力
弊社執行役員の林田が、ご希望のテーマで個別相談または講演を行います。2022年7月中に個別に日程調整のご連絡をいたします。 

■期間:2022年7月1日~2022月12月31日(半年間)の間で個別に日程調整
■実施方法: オンライン(ZoomまたはGoogleMeets)
■人数上限:10名様(1名様あたり1時間を上限)
■有効期限:2022年12月31日

⑨キズキ安田の個別相談or講演or取材協力
弊社代表の安田が、ご希望のテーマで個別相談または講演を行います。2022年7月中に個別に日程調整のご連絡をいたします。 

■期間:2022年7月1日~2023月6月30日(1年間)の間で個別に日程調整
■実施方法: オンライン( ZoomまたはGoogleMeets )
■人数上限:5名様(1名様あたり1時間を上限)
■有効期限 : 2023月6月30日

【募集方式について 】

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


誰もが何度でもやり直せる、自尊心をもって新しい一歩を踏み出すことができる、そんな社会をつくるために、ぜひ皆さまに「キズキクラウド」の最初の一歩を応援いただけたら嬉しいです。いただいたお金は必ず無駄にしません。よろしくお願いいたします!


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください