ご覧いただき有難うございます!!

珈琲焙煎作業所SRMの瀬戸彬仁(セトアキヒト)と申します。

2021年11月に福祉施設(就労継続支援B型)を開所させていただき、
様々な悩みをお持ちの方達へ「居場所作り&就労サポート」をチャレンジしています!

本プロジェクトをご案内させていただくにあたり、
「福祉施設開所の経緯」と「コーヒー豆を販売していく理由」を紹介させてください。


自己紹介

母親の勧めで幼少期からサッカーを始め、
連日サッカーの毎日を過ごし、


全国高校サッカー選手権大会に出場できたり、
インターハイ全国優勝を経験できたり、
両親、仲間、指導者、色々なサポートと関わりの中で沢山の経験を積ませて頂きました。


大学卒業後、
日本フットサルリーグFリーグシュライカー大阪に所属し、
フットサル日本代表や数々の優勝タイトルなどを経て、


2015年に12年間在籍したチームを引退後、
小中学生へサッカー&フットサルの指導者として沢山の子ども達と関わりを持たせて頂いています。



《教え子が心の病に、、、。難病に、、。》

これまでサッカー・フットサルの指導者として子どもたちと関わりを持ってきました。
プロサッカー選手としてJリーグで活躍する奴、
強豪校やJリーグ下部組織のユースチームへ進みプロを目指す奴、
サッカー以外の目標を見つけ、いろいろな方面で頑張っている奴、
大学を経て一般企業にて就職する奴など、様々な教え子たちと今も連絡を取り合っています。

その一方で、夢や目標に向かって頑張ってきたのに、
真面目に頑張りすぎたことからか、心のバランスを崩したことでサッカーから離れ、
通学できなくなったり、家から出られなくなったり、、
人とコミュニケーションを図る事が難しくなってしまったたり、、。
また、重い難病を患い就労が難しくなった子もいました。

病気・悩みを抱えている教え子たちや家族の方と話をする中で、
「何か力になれることはないかな??」と思うようになりました。

調べてみると世の中には、
「居場所づくりや社会参加・就労支援を目的とした福祉施設」という場所があり、
社会的インフラとして存在していることが分かりました。

「まずはそういった場所へ行ってみたら??」と
知人を介し何箇所か紹介しましたが、

『知らない場所&知り合いがいない、、。』

『なんか行きにくい、何をするの分からない、、、。』

『福祉施設への抵抗がある。一歩目が踏み出せない、、。』

と、わがままな返答、、、。笑

でも、これが現実で、抱えている心の中の何かは計り知れなくて、
この現状から一歩目を踏み出すためには??と考える中、

「じゃあ、俺が通いやすくてイイ感じのそういう場所つくるからできたらおいで!」

と言ってしまったとこからスタート。
完全によく調べもしないで「言ってしまった!!!」って状態で、
もうやるしかない状況に追い込まれ、

どこかイイ感じのとこ紹介する程度で調べていた福祉から、
自分が福祉施設を開所するへと全く話が変わった内容となりました。
「イイ感じの福祉施設???」の答えも持っていないまま、、、。


《つくるわ!と言ってしまってから10ヶ月、、、》

2021年のお正月に自分で福祉施設を開所しようと決めてから、
わからない事が分からない状態で、
介護と福祉の違いを整理することからスタートする知識の乏しさ、、。

障害福祉サービス、福祉支援法、心療内科、
療育、放課後デイ、就労移行、就労継続支援A型B型、生活介護、デイケア、相談支援、支援計画、
などなど、自分が知らなかっただけで世の中に必要とされていること、
社会的課題になっている事柄を大人になって初めて学ぶ毎日。

聞いた事がない単語の整理と勉強を繰り返し、
なんとなく全体像が見えてきた段階で、
物件探し、有資格者の採用、内装工事、書類作成、大阪市への指定申請に取り掛かる。


元耳鼻科だったテナントを福祉施設へ改装するところからスタート。

物件探しでは不動産屋の嘘つき担当者に危うく騙され・ハメられかけ、笑

有資格者の採用や工事はコロナコロナコロナで全然進まない、、。

何より高額な工事費!!

行政への申請は大阪市役所の人がめっちゃ厳しくて再提出ばっかり、、。
やったら出来る!行動すれば道は開ける!と信じ、
毎日3~4時間やって10ヶ月!


2021年11月、
大阪市内に就労継続支援B型 珈琲焙煎作業所SRMを開所する事ができました。


「○○、11月にできるぞー!!」

『瀬戸コーチがいるなら一回行ってみようかな、、。』

電話越し、その一言に涙が止まりませんでした、、。



珈琲焙煎作業所SRMが珈琲焙煎・販売を行う理由は、2つあります。

1つは、ウェルフェアトレード(※1)の自然な流れを創りだすためです。
コーヒーを通じて従来の福祉のイメージではなく、これから新たな福祉を創っていくためです。

2つ目は、通うのが楽しみな場所、心地よい場所を作るためです。

新たな福祉を創っていきたいと考えるなかで従来の内職や軽作業ではなく、
利用してくださる皆さんがワクワクでき、
心地よい場所にしていくにはどういった作業がいいかと考えていました。

そういった中、コーヒーの香りはストレス抑制効果、リラックス効果があると知りました。
働く環境や自分の周りが心地よい香りで包まれることが楽しみで、作業所に行くことが楽しみになり、心地よい場所になるのではと思い、珈琲焙煎・販売を軸にしようと決めました。

(※1)ウェルフェアトレード
“Welfare=社会貢献”と“Fair trade=公正な取引”を掛け合わせた造語で、社会的弱者と言われている人たちの作る製品などを適正価格で購入することによる社会的支援活動のこと。


福祉施設の構想を練っていくなかで突きつけられたのは、
就労継続支援B型福祉施設(就労継続支援B型)を利用される方々の低賃金問題でした。
作業単価が低く『月平均工賃(利用者にお支払いする給料)16,369円』という現実でした。

令和元年度工賃の実績について 【資料元】厚生労働省


スタッフとして働いてくれる利用者の魅力を活かし、高品質で美味しい珈琲が作れることを世に発信していきたい。その対価として適正な価格で販売していきたいです。

高品質な珈琲を適正価格で販売していくことで、
これまでの福祉のイメージを払拭できると考えています。

そして、低賃金問題を解決した先にあるのは、
【これまでの福祉のイメージを払拭!】
【やりがいのある仕事と居心地の良い空間!】
【福祉施設でも最低賃金を目指す!】
【一般就労へ送り出す!】
実現するために、ウェルフェアトレードにこだわっていきます!!


珈琲焙煎作業所SRMのウェルフェアトレードの第1弾として、
新鮮で美味しい珈琲をたくさんの人に届けたいです!



私たち珈琲焙煎作業所SRMは、
『安全で美味しいコーヒーをお届けすること』
『焙煎後7日以内のコーヒー豆をお届けすること』にこだわっています。

安全で美味しいコーヒーをお届けすること

安全で美味しいコーヒーをお届けするために、
衛生管理とハンドソーティングに徹底しています。

手袋をつけてのハンドソーティング(※2)は生豆を掴みにくく作業効率が落ちます。
しかし、安全で美味しいコーヒーをお届けするために人の手で時間と手間をかけて、
ひとつひとつ丁寧に取り除くことで安全で美味しいコーヒーをお届けします。

(※2)ハンドソーティング
コーヒーの原料となる生豆は、形や大きさが不揃いな豆や、青カビが付着したカビ豆が混入してしまいます。欠点豆が混入したまた焙煎すると、味が損なわれます。これらを手作業でひとつひとつ取り除いていくことをハンドソーティングと呼びます。


焙煎後7日以内のコーヒー豆をお届けすること

私たちは焙煎後7日以内のコーヒー豆をお届けします。
コーヒー豆は劣化はしますが腐らないので、焙煎後1年でも2年でも経っていても飲むことが出来ます。しかし、焙煎後2、3日目からコーヒー豆は味の円熟が進み、3週間ごろを経過すると美味しさのピークを迎えてしまいます。ご購入いただいた皆様には、最後まで美味しいコーヒーをお届けしたいと考えております。


資金の使い道

材料費:約10万円
 工賃:約29万円
 送料:約6万円
手数料:約5万円

実施スケジュール

2022年6月下旬:クラウドファンディング開始

2022年6月下旬:オンラインストアオープン

2022年8月~9月:リターンの発送


リターン

リターンページをご覧ください!


珈琲焙煎作業所SRM HP
https://www.srm-coffee.shop

ECサイト
https://srm-coffee-shop.net


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


今そして、これから

教え子のなかに、心のバランスを崩したことからサッカーから離れ、
通学ができなくなったり、家から出れなくなったり、
コミュニケーションを図る事が難しくなってしまったり、
社会参加が難しくなってしまった子がいます。

悩みを抱えた教え子に
『じゃあ、俺がそういう場所つくるからできたらおいで!』を宣言した日から、
色々な人のサポートのお陰で、珈琲焙煎作業所SRMを開所することができました!

開所から半年、様々な悩みを抱えてながらも通ってくれる利用者さんが増えてきました。
本当にありがとうございます!

でもまだ道半ばには変わりません。
「多様性を認める!」
「ワクワクできる場所を作る!」
「ウェルフェアトレードで美味しいコーヒーを届ける!」
「関わる人達を笑顔にしたい!」
「一般就労へと送り出す!」

と実現すべきこと、想いはたくさんあります。

一つ一つ実現していくために、
私たちの思いを込めたチャレンジに興味を持っていただけると嬉しいです!

最後までお読み頂きありがとうございました。



一般社団法人地域スポーツ教育CSR
就労支継続援B型 珈琲焙煎作業所SRM

代表 瀬戸彬仁



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就労継続支援B型とは?

お仕事をすることに対して不安があったり、
就職することが困難な場合に、
“雇用契約を結ばずに”生産活動などの就労訓練を行うことができる事業所及びサービスです。


法律で定められた国の就労支援サービスのひとつで、
「就労の機会の提供」や「就労に必要な能力を育む」ことを目的としています。
就労継続支援B型では雇用契約は結びません。
そのため、支払われる給料についても、正式には「賃金」と呼ばず「工賃」と呼びます。
何かしら作ったもの、作業したことに対する成果報酬として工賃が支払われます。

就労継続支援B型事業所の場合、自分の状態や症状にあわせて、
無理をしない範囲で比較的簡単な軽作業を少しずつ自分のペースでこなしていくことができる利点があります。

自分の出来る範囲から始めることができ、就労や生活習慣改善のサポートを受けられることもあり、
現在、30万人以上の方が就労継続支援B型事業所を利用しています。

就労継続支援B型の対象者は、主治医から事業所の利用の了解がされた方のうち、指定された要件に当てはまるり受給者証を持っている方が対象者となっています。




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