今回のクラウドファンデイングでは、KAMADOが運営するOUR ART PROJECTのウェブ/システム開発・営業・PRの強化を行い、更にプロジェクト数を増やしアートを社会へ広めていく為の資金調達。そしてこのプロジェクトにご賛同いただける仲間を増やしたい想いで実施します。

はじめまして、こんにちは。株式会社KAMADOの柿内奈緒美です。「心が動く楽しさを、すべての人へ」の想いを掲げて事業を行ってます。

私はこれまで、ファッション・デザイン・インテリア等のライフスタイル業界で勤務した後、ウェブ業界に入り『アート・表現や価値主義の考え方は、これから人が求める社会に近づくのでは?』と思った事からアートメディアや工芸メディアの立ち上げ・運営に携わってきました。ですので、はじめはアート作品を購入した事がないアートの入り口を探してる側の人間でした。

数珠つなぎのようにご縁を頂き、アーティスト、コレクター、キュレーター、評論家、プロデューサーディレクター、ギャラリスト、アートサービスを作ってる方々など、本当に多くのアート業界の方にお話を伺い業界の課題を知り、私の立場だからこそ出来る解決手法の提案としてウェブマガジンの「KAMADO」と、そのKAMADOのサービス「KUJI/FUMI」を活用し、「アート・文化にふれる機会をみんなで創造するOUR ART PROJECT」のプラットフォームを運用してます。(詳しくは(2)にてご紹介)


ーなぜ、アートが身近ではないのか?

多くのアーティストは別の仕事をしながら自費で個展やグループ展を開催し、アワードに応募・企画に参加といった作品発表の固定化の中で作品の販売・認知を広げていってます。ですが日本はそもそもアートを楽しむ人もアートを購入する人の母数が少ないです。

そして、アートを見る側の人は「アートに興味があるけど、壁を感じる」という心理的なハードルがある方も多いかと思います。この仕事を始める前の私は、アートに興味はあり美術館へ行く習慣はありましたが、見方も楽しみ方も理解していなかったので『アートは美術館で観るもの』『アートは高いから自分の暮らしには関係ない』と思っていました。
それは情報として「アートの楽しみ方」「購入できる層の若手アーティストがいること・作品があることを知らない」なのですが、きっかけがないと人は行動を起こすことはできないです、、。

これらの課題をすこしでも解決し、「支援ときっかけを得て、活動に広がりを持つアーティストを増やす」「アートにふれる事へのきっかけをつくり、心が動く楽しみを体験できる人達(企業・個人)を増やす」のがKAMADOの役割です。

ーなぜ、アートと価値主義なのか?

それは人が心からの幸せを感じることが出来ると言われている「主体性・楽観性・自分らしさ・他者への貢献」は、アートと価値主義の考えから得られると思っているから。
現在の資本主義は「役に立つ」「儲かる」「メリットがある」などの実用性、有益性を中心にした経済ですが、価値主義は「応援する」「感謝する」などの内面的価値、世の中全体にとっていいことをする社会的価値に焦点を当てた動きになります。

資本主義での経済や物事は「外側の理由」で動いてます。数字や他人の意見に左右され、自分の軸が分からなくなったり、同調圧力によって他人への寛容がない偏った社会になってます。寛容さのない社会では新しい挑戦や表現は否定され、想像力・創造力は育ちません...。アートにふれることは「想像力とアイデンティティ」を育てることができます。

また価値主義は格差社会や環境問題の起きている行き過ぎた資本主義のバランスを取り、ウェルビーイングな生き方を求めるのに必要な精神性です。他者への感謝・貢献に関わることは短絡的でない幸せを得られることが科学的に実証されてるんです。
これからの社会は、お金が想いや感謝を届けるツールになっていってほしいと願ってます。

ーーー「アート✖️価値主義」
アートにふれることと、自分の内面にある想いから「心が動く楽しさ」を、誰でも気軽に体験してもらえるプラットフォームを作りたいことが私の根っこにある想いです。

では、実際に「どういう方法で何を行い、どんな社会を作ろうとしている」のかご紹介していきます。

ウェブマガジンの読者は記事コンテンツや展覧会情報を楽しみつつ、若手アーティストのインタビューを読み、アートがもらえるかもしれないKUJI」とその「アーティストのサポート(アーティストが制作したデジタル葉書を購入することで支援)につながるFUMI」への参加で一方的ではない繋がりを持つことができます。

<OUR ART PROJECTの詳細>
OUR ART PROJECTが広がる事で見える景色は「暮らしの中でアートと出会い、今より もうすこしだけアートに近づいてふれあってみること」です。

「広く活動を知ってもらいたい若手アーティスト」と、「アートに興味はあるけどすこし壁を感じている人たち(企業・個人)」がオンラインとリアルでつながり、小さく確実なきっかけを街中や地方、日本中にたくさん作ることを目標にしてます。

今回のクラウドファンディングで実装される読者へのメリットは以下になります。

・KUJI/FUMIに参加できるプロジェクトが増え、アートがもらえるかもしれない機会も増える
・アカウントの登録やKUJI/FUMIの申し込みがスムーズになる
・展覧会情報が見やすくなる


プロジェクト説明のわかりやすいコンセプトムービーがありますので、是非ご覧ください↓


OUR ART PROJECTは、みんな(OUR)で、誰もがアートにふれる機会を作っていく為、多くの方々に関わって頂いてます。それは、法人企業、KAMADOと連携するNPO法人や地方行政、若手アーティスト・作家、そして、KAMADOの読者です。

OUR ART PROJECTへ寄付を頂く法人企業にとっては、連携団体(NPO法人・地方行政)が参加している事で寄付金税制や企業版ふるさと納税での寄付控除を活用できる仕組みとなってます。(※連携団体を介さずKAMADOへ直接依頼して頂くプランもあります)
これまでにない仕組み!」と、アートを用いた事業展開や、プロジェクトの革新性を感じて頂けた法人企業支援社より参画を頂いており、現在も幾つかのプロジェクトが進行中です。

「OUR ART PROJECT 紹介サイト」https://kamado-inc.com/ourartproject/

KAMADOは全てのステークホルダーとやり取りをし、連携団体(NPO法人・地方行政)と各プロジェクトの立ち上げ、法人企業へプロジェクトの紹介、進行管理、アーティストのインタビュー記事制作、読者への発信・PR、KUJI作品展示のやり取り、読者へKUJI作品譲渡後のNFT(ブロックチェーン)管理を行います。プロジェクト支援後に法人企業とアーティストがコラボレーションする場合はディレクターを紹介する事も行ってます。

現在のプロジェクト一覧・事例

連携団体の一つ、東京藝術大学・取手市・市民の3者で運営している「NPO法人取手アートプロジェクトオフィス」さんのインタビュー動画です。アーティストの現状や、KAMADOとの連携に期待していることなどをお話しして頂いてます

・2019年8月 ウェブマガジンKAMADO創刊 「オープニングイベントをIWAI OMOTESANDOにて開催
・2020年1月 KUJI スタート(展覧会のチケットプレゼントがメイン)
・2020年6月 株式会社KAMADO 設立
・2020年8月 KUJI/FUMI 本格リリース リリースを記念し渋谷ヒカリエにて展示「KAMADO EXHIBITION the norm」を開催。来場者410人超。
・2021年9月 連携団体 取手アートプロジェクトオフィスとのプロジェクト「ARTIST FILE-OUR ART PROJECT-」がリリース
・2022年2月 OUR ART PROJECTコンセプトムービーを公開
・2022年4月 連携団体 栃木県足利市プロジェクト「ART ARCH ASHIKAGA-OUR ART PROJECT-」のプレ展示を開催。連携のリリースはこちら

資金の使い道について

プロジェクト数を増やし、もっと多くのアーティストを支援する土台を作っていく為、以下の一部をご支援頂きたいと思ってます。
※中小企業庁 補助金に申請中です。補助金が採択されなかった場合もクラウドファンディングのリターンを期日にお送りいたします。

<プロジェクトに関わる費用>
・サイトシステム構築(メンバー登録管理)+保守費用 280万円
・展覧会情報のソート機能/サイト制作 130万円
・動画制作費 110万円
・広告宣伝/外注費(記事代・プロモーション)50万円
・営業手数料/士業手数料 120万円
<クラウドファンディングにかかる費用>
・CAMPFIREへの支払い料金(目標金額100万円が集まった場合):12万円
※計算は集まった支援総額の12%(手数料7% + 決済手数料5%)

採択時期がまだ読めませんが、6月・9月・12月・3月のいずれかに採択結果が出る補助金に申請中です。補助額は採択される回によって上限と利率が異なりますが、500万〜550万円程が補助される予定です。今回、支援頂いた資金と自社資金で可能な箇所から実装していきます。もし補助金が採択されなかった場合は時間はかかりますが自社資金で実装をしていきます。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

応援コメントのご紹介

以下はKAMADOの活動に関連する紹介↓


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください