当プロジェクトをご覧になって頂きありがとうございます。コザスタートアップ商店街プロジェクトの代表、豊里健一郎と申します。

私は那覇空港からバスで1時間程度の場所に位置するコザという街で生まれ育ちました。

コザは米軍嘉手納基地の門前町として、かつてはアメリカ人を対象にした飲食店、ライブハウス、バーなどで栄えた街。いまでも沖縄県民、米軍、米軍人向けのお店を経営する多国籍な人々が行き交い、ロックからヒップホップ、沖縄民謡まで様々な音楽があふれ、歴史も時代も国も超えてミックスされた独特の文化が生きています。

そんなコザで育った私ですが、高校からの15年間は中国で過ごしてきました。地元に戻ることにもこだわっていたわけではありませんでしたが、30歳になるのを機に独立を考えていたところ、ある日地元コザにエンジニアが集まるシェアハウスができたことを知って興味を持ち、コザでの起業を決意。

2017年にコザに戻り、株式会社Link and Visibleを創業し、2022年3月末までの3年間、同じく沖縄出身で国際交流事業を推進する野中光と共に沖縄市創業支援施設「Startup Lab Lagoon」を運営してきました。

私たちが運営してきた「Startup Lab Lagoon(スタートアップラボラグーン)」はコザの商店街のなかにあるコワーキングスペースです。

前身の「スタートアップカフェ」から運営を引き継ぎ、手探り状態で仲間を集めながら、「ゆいまーる(相互扶助)・チャンプルー(多様性)・やったらいいさー」のバリューのもと起業家支援をしてきました。

スタートアップ、スモールビジネス、飲食、エンジニアなど多種多様な人を集めて、ピッチイベント、マーケティグセミナーなど開催したイベントは、270回以上開催。

この3年間でLagoonは、足を踏み入れると起業家精神が勝手に身に宿るような場となり、200人以上の起業家を輩出しています。

こうしたLagoonでの活動を発端に、チャレンジ精神旺盛で新しいアイデアを持った人材が集まり、シェアオフィスや県外企業のサテライトオフィス、エンジニア向けのシェアハウスやワーケーション向けホテル、コーヒー専門店、週末には毎晩違う店長が立つソーシャルバーなど多様な場が生まれ、商店街のシャッターも開き始めてきました。

ぼくたちが3年間運営してきた拠点名称であるLagoon(ラグーン)の由来は「珊瑚礁の群生」。コザはまさに珊瑚礁の群生のように、挑戦者が集まる街になりはじめているところです。

そして、この動きを更に加速させるためにこの度立ち上げたプロジェクトが、商店街と一体となったコミュニティ型のコワーキングスペース「コザスタートアップ商店街」です。



コザスタートアップ商店街では、コザに集まる起業家や、エンジニアやデザイナー等の様々な職種のフリーランスの皆さんに、コワーキングスペースとしてLagoonを利用してもらうだけだった枠を越えて、商店街の多様な場とつながることでさらなるコラボレーションやイノベーションの実現を支援することを目指します。

空き家となっている商業店舗の2階部分にはコザスタートアップ商店街の会員が利用可能なバラエティ豊かなシェアオフィスを整え、1階には商業店舗を増やし、"徒歩15分以内でほしいものがなんでもそろう場所"を作っていきます

コザスタートアップ商店街では、リモートワーカーやフリーランス等の個人の方や、スタートアップや新規事業を生み出したい企業に向けて会員プランを提供しています。コザスタートアップ商店街の会員の魅力は以下です。

①一席から使えるコワーキングオフィス

法人・個人問わず、一会員(席)からでもお試し進出が可能。シェアオフィスの利用をはじめとして、バラエティ豊かな関連施設において、よりニーズに合わせた会議室の利用や、イベント開催や動画配信などができます。

▼コザスタートアップ商店街会員が利用可能なスペース

②学びと成長を生み出すプログラム

起業支援講座/アクセラレーションプログラム、エンジニア育成スクール、ビジネスピッチなどのプログラムを定期的に実施します。必要な知識を学びスキルを磨きながら、事業アイデアをブラッシュアップし、打席に立つ場を提供します。

③パートナーとのマッチング

起業家、エンジニア、外国人、デザイナー、進出企業、地域、学生、連携パートナーなどといった多様なコミュニティにアクセスできます。専門的な知識を持つメンター・士業・協業パートナーなどとのマッチングで、事業創出もサポートします。

④スタートアップ商店街の店舗へのアクセス

商店街に次々と生まれている魅力的な提携店舗の優待利用のプランの提供や、アートギャラリーやシーシャカフェ、サウナ施設などの開業も予定しています。

▼提携予定の施設の紹介

■会員プランは3種類

コザスタートアップ商店街の会員プランは3つです。本プロジェクト限定で、1ヶ月のお試し入会もご用意しています。(詳細はリターンの一覧をご覧ください)

このクラウドファンディングが終わる7月の中旬に、この商店街でオープニングイベントを開催します!

テーマは「挑戦者、あつまれ!」

コザスタートアップ商店街の施設をすべてオープンし、トークセッション・交流会のほか、三線ライブやエイサーの演舞など沖縄カルチャーも楽しめるイベントです!

「コザスタートアップ商店街でのイノベーティブな暮らし」を肌で感じてもらえるイベントにする予定です。当日の参加券をリターンにご用意しましたので、コザに来たことがない方も、沖縄に住む方も、この機会にぜひお越しください!


コザスタートアップ商店街のお試し会員・スポンサーなどを含め、これから1人でも多くの方に「コザ」に触れていただくためのリターンをご用意しました!

今回ご支援いただいた資金は、以下の用途で使用させていただくことを予定しています。
・コザスタートアップ商店街の運営
・オープニングイベントの運営
・Lagoon 1階のエントランスの改修
・コザスタートアップ商店街の看板制作

Q. 1回だけの利用は可能ですか?
A. もちろん可能です。まずはコザの空気に触れていただけるよう、ゲストハウスの1泊宿泊とシェアオフィスの体験利用リターンをご用意しました。ぜひご活用ください。

Q. 1泊リターンはどのように使うのがオススメですか?
A. コザスタートアップ商店街では定期的にイベントを開催しています。公式Twitterで告知していますので、お好きなタイミングでぜひお越しください。公式LINE(「コザスタートアップ商店街」で検索!)でご連絡いただければ、おすすめの日程をお伝えすることもできます。

Q. コザまではどうやって行くのがオススメですか?
A. コザは徒歩ですべてて完結する街なので、レンタカーなどは不要です。那覇空港から直通のバスもありますので「胡屋」のバス停で検索してお越しください。

Q. 請求書・領収書の発行は可能ですか?
A. 会員プラン・スポンサープランのご支援をいただいた場合、個人様・法人様に請求書・領収書の発行が可能です。必要な方は、支援ページの備考欄にその旨をご記入ください。

酒と音楽とロックとテクノロジーが共存した街コザ。

コザのカルチャーがつくるカオスなエネルギーは、0から1を生み出そうとするスタートアップや起業家のハングリー精神とマッチします。

また、僕も在コザ3代目であるように、コザでは人がずっと変わっていく流れがあり、それを許容する街です。外から来た人を許容し、挑戦も失敗も受け入れる、なんでもチャレンジがしやすい街、それがコザです。

コザは戦後なにもないところから始まり、この3年間でLagoonは沖縄の中核的な拠点になりました。沖縄本土復帰50周年のこの年に、コザスタートアップ商店街というスタートアップコミュニティをつくることが、次の50年の沖縄の未来に繋がると信じています。

ぜひ一緒に、この沖縄コザから挑戦しましょう!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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