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◆はじめに

こんにちは。私たちは地域の"おせっかい活動”を通じて日本を元気にしていくために全国各地で活動を行っているコミュニティナースです。


突然ですが、皆さんにお伺いします。

「3人に1人が高齢者になる」と言われている今の日本。この社会課題にあなたはどう向き合いますか?

2040年には3人に1人が高齢者になると言われているこの国。急速な高齢化の進展で、「団塊の世代」が75歳以上になる2025年に向けて、医療費は一段と膨らみます。

そんな社会で「心と体の健康や幸せ」を支え合えるのは、日常のなかにある身近な人との繋がりではないでしょうか?

コロナ禍で改めて経験した、人と人とが繋がることの価値。

身近な人に元気でいてほしいと主体的に一歩を踏みだし、おせっかいをして、人と人とが繋がることで、より健康で幸せな人が溢れる日常が広がっていく。

これが、私たちが目指す繋がりのある社会です。

◆プロジェクトを立ち上げた背景

10年前に島根の地でスタートしたこの“おせっかい活動”は、コミュニティナースの講座を修了した500名を超える実践者たちが熱源となって、今や全国47都道府県へと広がっています。

しかし、現在のコミュニティナースの活動はほとんどが大人で構成されており、これから社会を担っていく若者には、まだまだこの活動の存在が知られていないのが現状です。

こうした取り組みを、もっと若者に知ってほしい。

そこで、”おせっかい活動”の小さな勇気と行動のきっかけとして、このコミュニティナースという活動を若い世代に認知・体験してもらうプロジェクトを始めます。

若者による”おせっかい活動”が、あなたの住むまちにも広がった未来をイメージするのに、ぜひこちらの映像をご覧いただきたいです。



学生たちがそのマインドを自ら体感し、育み、社会人になっていったら、より豊かで優しい世の中になると思いませんか?

実際にコミュニティナースと一緒におせっかい活動を体験をした高校生たちからは、『地域の人たちと一緒に活動することの意味がわかった』『考え方の幅が広がった』などの声をいただいています。


<島根県のある高校生からいただいた手紙>


◆実現したいこと①
コミュニティナースのハンドブックを制作して、高校生に出張授業を行います

ハンドブックでは、コミュニティナース活動を実際に行った人や、コミュニティナースを仕事にしている人たちの体験談を紹介。

表紙イラストや巻頭漫画は、台湾在住のイラストレーター・エッセイ漫画家のChububb(チャバブ)さん(https://chuckles-and-bubbles.com/)が担当。ユニークな色合いとポップな構図でコミュニティナースの世界を伝えます。

今回のクラウドファンディングにご支援をいただいた皆さまの力をお借りしながら、このハンドブックを日本の高校生たちに手渡していきます(初版:5,000部)。

さらにこのハンドブックをもって、全国で活躍する現役のコミュニティナースたちが高校生のところへ出張授業に出向きます。

「へ〜こんな活動があるんだ!」

「これなら私にもできるかも」

「私も参加してみたい!」

看護やケアに関心のある学生だけではなく、あらゆる若者たちに、身近な人を元気にしていく小さな勇気と行動のヒントを届けていきます。


◆実現したいこと②
大学と連携して、コミュニティナースを学び体験できる研究拠点をつくります

次のステップとして、島根大学の医学部や、地域の健康課題に取り組むリーダーたちと連携して、若者たちがコミュニティナースを実体験できる研究拠点を島根県出雲市につくります。

ここでは大学生や高校生が、地域住民さんへの飲食の提供や交流を通じてコミュニティナースを体験できるほか、自分の好きなことや得意なことを活かした「おせっかい活動」をはじめるためのサポートを受けることができます。

<拠点イメージ>


◆コミュニティナースとは?

『人とつながり、まちを元気にする』コミュニティナースは、職業や資格ではなく実践のあり方であり「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得たコンセプトです。

地域の人の暮らしの身近な存在として『毎日の嬉しいや楽しい』を一緒につくり、『心と身体の健康と安心』を実現します。その人ならではの専門性を活かしながら、地域の人や異なる専門性を持った人とともに中長期な視点で自由で多様なケアを実践します。


大切にしていることは次の3つです。

1、ふと思い浮かべた人が元気でいられるよう、自分から関わります。

2、「いつも応援してくれる○○さん」と思われ、安心できる存在になるために、誠実に向き合います。

3、「私もそんなことがしたいな」という人を見つけ、まちで仲間を増やします。




◆プロジェクトメンバー紹介

須貝夢乃(札幌 病棟勤務・NPO法人ウテカンパ)/北海道・東北ブロック
コミュニティナースに出会った時の感動を高校生の皆さんにも届けたい!自分の大切な人や、まちを元気に。自分自身もわくわくできる。そんなコミュニティナースを知って、はじめの一歩を一緒に踏み出してみませんか?



熊切つぐ美(児童指導員)/関東ブロック
自分のちょっとしたおせっかいが、地域の方々の嬉しいや楽しいに繋がっていくコミュニティナースの活動は、活動している側も受けとる側も凄く元気や勇気をもらうことができ、笑顔の輪が広がっていきます!高校生にコミュニティナースの活動を知ってもらい、おせっかいの輪を広げていきませんか?

井上咲子(農家)/北陸・甲信越ブロック
私ひとりだったらできないことも、人が集まればできる。だから、勇気を出してその一歩目を私がやります。コミュニティナースってまさにそういうことだと思っています。高校生だって、若くたってなんでもできます!一緒にできる日を楽しみにしています。

中田麻友(NPO法人コネクトスポット コミュニティナース)/東海ブロック
高齢化や孤立による課題は、深刻が故に若い世代には無力感や縁遠いものと感じるかも。でも、「自分にもやれることがある!」という発見は、私がそうであったように、若者自身の生き方も豊かにしてくれるはずです。

桝田采那(五條市役所 介護福祉課)/関西ブロック
「コミュニティナース」というコンセプトに触れてみることで、新たな視点に気づくきっかけになったり、選択肢の広がりに繋がるのではないかと思います。ぜひ次の世代を担っていく方たちも一緒におせっかい活動を広げていきたいです!

戸来莉子(島根大学医学部3年)/中国ブロック
私がコミュニティナースと出会ったのは、大学1年生の時でした。2年経った今でも、正直説明できる自信がありません(笑)。ただ一つわかったことは、コミュニティナースは、数学みたいに正解が決まっていないからこそ面白いということです。誰かのために何かしたい、その思いがすでにコミュニティナースだと思います。ぜひ私たちと一緒に思いやりの輪を広げていきましょう!

酒井春菜(愛媛県久万高原町地域おこし協力隊・一般社団法人ゆりラボコミュニティナース)/四国ブロック
高校生のうちからコミュニティナースを学ぶことは、キャリア選択の幅が広がるのはもちろん、住民さんが健康である=まちが元気になると知り、今後の地域活動もよりワクワク楽しくなると思います!よろしくお願いします。

玉井妙(コミュニティナース 鹿児島)/九州・沖縄ブロック
「地域に出るって、こんなに楽しいんですね!」活動をともにした一人の女子高生のまぶしい笑顔が忘れられません。彼女のような体験を、一人でも多くの高校生に届けたい!よりよい未来を、一緒に創っていきましょう!応援よろしくお願いします!

矢田明子(一般社団法人コミュニティナースラボラトリー 代表理事)
新型コロナウイルスが全世界に広がり、医療や福祉専門機関が支える社会システムの良さとその脆さとが浮き彫りになった昨今。超高齢社会を迎えた今、多くの人がこれからのケアの形に問いを持つようになっているのではないでしょうか。

これは医療専門家だけにとどまらず、普通の家庭の普通に暮らすみなさんも感じた問いではないでしょうか。

私には高校生の息子たちがいます。学校生活や友達との関係、これからどうするの?とキャリア選択を迫られているような、なんとなく漂う焦り。少し複雑な成長の中にいる高校生だからこそ、「今のままの自分でもできることはあるんだ」という素朴で大きな発見がコミュニティナースにはあると思っています。

私たちが現場で健康づくりの活動をしているとき、きらきらした眼差しで「やりたいことを見つけた!」と伝えてきてくれた高校生に大きな勇気をもらい、ここまでやってこれました。今度はこの循環を全国で起こしていきます。

高校生たちのこれからの未来の可能性の一つとして、コミュニティナースがきっかけになりたい。そう思っています。ぜひ、皆さまからのご支援とご参加を心よりお願い申し上げます。


◆応援メッセージ 

唐澤剛さん(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任 教授)
私たちは、右肩上がりの時代に人と人のつながりの多くを失くしてしまいました。人口減少と少子高齢化の時代に、元気で充実した自分らしい暮らし方を続けていくためには、人のつながりを取り戻す「おせっかいな活動」が必要です。これが、コミュニティナースの活動です。

それは、地域の再生と創生の取組みであり、多世代ごちゃまぜで肩肘張らずに楽しく交流する場でもあります。私たちを元気にする活動であり、私たちの大切な人を元気にする活動です。若い世代が体験しながら、コミュニティナースが広がっていけば楽しそうですね!


紅谷浩之さん(医療法人オレンジグループ代表)
命を救うだけでは、人は幸せになれない。
医療チームの役割は“命を救うこと、病気を治すこと”。

ですが、地域に住んでいる高齢者は、治りはしない病気と共に暮らしています。これまでは施設に入っていた、さまざまな障害を持った方たちも、地域で暮らすことを選択し始めています。

それならば、病気を治すのに特化した医療チームだけでは、地域の幸せは守れません。生活に関わって、繋がりを増やして、元気にする。そんなチームの存在が求められています。そしてそのチームには、いろんな人が参加していた方が、いろんな地域に住まう人を幸せにできます。

高校生が動き出したら、地域はとんでもなく元気に幸せになる。ワクワクします!


鬼形和道さん(島根大学 医学部長)
仲間を作ること、言葉を大切にすること、「学ぶ力」を認識すること、リーダーシップを培うこと、そして自分の立ち位置を確認すること。

この全てを”コミュニティナース“の活動の中に見つけることができます。

例えば地域医療を学ぶ前に「地域」の息づきに触れることができたら、一人一人が目指す取組みの「次の一手」や「もう一工夫」に確実に繋がると信じます。そして、それは高校生時代からの方が良いと思います。なぜなら、明日を導き支えるリーダーは現在の君たち自身だからです。


◆資金の使い道

今回ご支援をいただいた資金は、第1弾としてコミュニティナースのハンドブックを発行・配布するための費用に使わせて頂きます。そして、目標金額を上回った場合には、第2弾として研究拠点づくりの費用の一部に充当したいと考えています。

①ハンドブック企画・制作費       1,840,000円

②印刷・製本・発送費用(初版:5,000部) 430,000円

③クラウドファンディング手数料     230,000円

合計                  2,500,000円


◆実施スケジュール

4月 コミュニティナースハンドブックの制作を開始

6月 ハンドブックの制作を完了

7月 クラウドファンディング支援者向けに先行してハンドブックを発送

支援者をご招待して、クラウドファンディング感謝祭を開催

8月 全国各地で活躍するコミュニティナースや高校・企業・NPOらと連携して、ハンドブックの配布や出張授業を開始


◆ご支援に対するリターン

ご支援をいただいた皆さまには、下記のリターンをご用意しています。

□1,000円 御礼メール(※追加リターン)

□3,000円  御礼メール・オンラインイベントへのご招待

□5,000円  上記+コミュニティナースハンドブック(一冊)

□10,000円  上記+コミュニティナースの”おせっかい活動”を体験する機会のお届け

□10,000円  上記+島根県出雲市の研究拠点現地見学ツアー(※追加リターン)

□30,000円〜 上記+コミュニティナースハンドブックの巻末にお名前の掲載

□300,000円 上記+コミュニティナース実践者による全国各地での講演会開催

□500,000円 上記+代表 矢田明子による全国各地での講演会開催

\\オススメリターン// 10,000円コースで "コミナス" の仲間に!

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たない場合も、プロジェクトを実行しリターンをお届けします。


◆さいごに

コミュニティナースになるには資格は必要ありません。もちろん、年齢制限もありません。

私たちが目指すのは、一部の専門職や世代だけではなく、誰もが身近な人を元気にするおせっかいの担い手として活動する「一億総コミュニティナース」が実現した日本です。

地域に暮らすおじいちゃん、おばあちゃんへの声がけひとつ。子どもたちが、元気に笑顔で話しかけてくれる。たったそれだけのことで、どれだけの人が元気付けられるか。

けっして難しいことではありません。

日本中の誰もが、おせっかいを焼くチカラを持っています。

日本中の誰もが、いま、ここで、すぐにでも行動できます。

「誰もが誰かの健康を応援できる社会」を一緒に実現していきましょう。


一般社団法人コミュニティナースラボラトリー
代表理事:矢田明子
https://community-nurse-laboratory.com/

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