はじめに

はじめまして。特定非営利活動法人国際難民支援団体REIは東京を拠点として世界中の避難民を支援しています。REIは、世界中で混乱が続いた10年間の末の1979年に設立されて以降、40年の間、世界23カ国において830を超えるプロジェクトをサポートしてまいりました。REIの理念は避難民が私たちと同様に自尊心を持ち自立して彼らの人生を歩むことです。REIが支援プロジェクトを選考する際には「将来にわたって活動が効果的に行われるか」、という持続可能性を重視します。避難民が自立した生活を送るためには教育を普及させて避難民のスキルを磨くことが必要不可欠です。また、弱い立場である子供、女性に対する支援プロジェクトへ力を入れています。このプロジェクトで集まった資金で、レバノンに在住するシリア避難民がレバノン南部ワディザインにある幼稚園で教育を受ける機会を提供します。

現地の状況

2011年から続くシリア内戦の影響により多くの避難民が生まれ500万人以上のシリア人が故郷を離れています。レバノンには人口の四分の一に該当する100万人ものシリア避難民がレバノンに在住しています。そのうちの40万は子供たちでその数の多さから該当する年齢の子供のうちにわずかに３０％ほどしか就学していません。子どもたちが学校に通えない期間が長くなるほど、学習に遅れが生じ将来への夢を諦めざるを得なくなってしまう子どももいるでしょう。REIは在レバノンの幼稚園運営窓口NPOと協働して子どもたちが未来に希望を持てるように教育を提供します。

プロジェクト内容

カリキュラムは、4歳から6歳の子どもたち向けの教育で、社会生活を学ぶためのアクテビティなどが含まれた内容です。主なプログラム内容は数字を学んだり、チームを組んでのゲームや、美術工作などの活動に参加します。

紙コップで作った雪だるま

シリア避難民の子供たちは戦争による精神的なトラウマによる心理社会的問題を抱えているので子供たちにとって仲間と一緒勉強することは不安な生活状況で過ごす数少ない楽しみの一つです。この活動を通してチームワークや他者との信頼関係、自制や共有を学習します。また、シリア避難民の子供たちがレバノンまたは国連が運営する小学校の入学試験に合格できるようにカリキュラムを提供します。

子供達の声　(プライバシー保護のため名前を変えてあります)

オマールくんは5歳でシリア出身の避難民です。彼の幼稚園での楽しみはアラビア語や英語を学ぶことをです。また、友達と一緒に食事をしたり、友達と遊んだり工芸品を作ったりするのが好きです。

ジャンナちゃんは6歳でシリア出身の避難民です。彼女は幼稚園で英語を勉強することが好きです。また、友達と一緒に歌ったり踊ったりして楽しい幼稚園生活を日々過ごしています。翌年卒園後、ジェンナちゃんは幼稚園で学んだ社会体験、教育内容を活かして地域の小学校に進学します。

基金使途

REIは一人でも多くのシリア避難民の子供たちが幼稚園に通って彼らが将来日々楽しく過ごすこと願っています。基金は、教師、補助教員への報酬、教室の勉強用机などの備品類をまかなうために使われます。コロナウイルスの影響により、現在では通園と自宅からのオンラインとに受講の方法を分けて行われています。

「例」

1000円→教師、補助教員への報酬(一日)

3000円→生徒一人の教材費

5000円→学習机と椅子、ホワイトボードなど

人件費：約45.5万円　備品・教材費：約45.5万円　CAMPFIREの手数料 : 約9万円

皆様のご支援により、シリア避難民の子供たちが自分の夢を持って努力して持続可能な社会を築き上げることができます。子どもたちの学びのために、何卒ご支援の程よろしくお願いいたします。

ご支援いただいた皆様へのリターン

ご支援いただいた皆様には、来年の一月にニュースレターをメールにてお送りさせていただきます。この機会に、REIの活動についてより多くのことを知っていただければと思います。

実施スケジュール

11月　クラウドファンディング　開始

12月　クラウドファンディング終了

来年2月　在レバノンの幼稚園運営窓口NPOに支援実施

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

理事紹介

事務局長　ジェイン・ベスト　：エグゼクティブ　ディレクター
サイモン・コリンズ　：ホワイト&ケース　パートナー

ジェームズ・ドッドス　：パートナーKPMG

古家サラ　：サラ古家　コーチング

会長マーク・グレシャム　： MHM (株) マネージングディレクター

監事　増岡洋志　：株式会社鉄鋼ビルディング

佐藤美和子　：ゼットエフオートモーティブジャパン株式会社・ EHSマナジャー