▼新サービス”Roots”では何をするのか?
ご覧いただきありがとうございます!Roots教室長の佐野雄図申します。Rootsとは発達障碍児にむけたBranchというサービスを運営した株式会社WOODYの新たなる事業です。
Rootsでは渋谷区代官山に子どもたちの”好き”をみつけ育む小人数制の教室を開講します。科学実験やロボット、絵や動画、デザイン、生物、折り紙... 様々な得意をもった大学生や社会人が結集し、子どもたちが遊ぶプログラムを実施します。
そのプログラムでは3~5人子どもたちが参加し、講師のほかに必ず子どもたちの発言や行動、興味を持ったことを記録する専任のドキュメンターがつきます。ドキュメンターは子どもたちの”好き”につながるちょっとしたきっかけを記録し、最後はそれをシートにして保護者の方にお渡しします。そして次のプログラムではさらに見つかった”好き”を深めたり、また広げたりすることで、私たちは保護者の方と一緒に子供たちの可能性を広げ深めていきます。
この教室は例えばスイミングスクールやサッカークラブなど○○教室のように決まった内容を実施するわけではありません。できるだけ多くの分野、多くの可能性に子供たちが触れ、その中で子どもたちが遊び自分にとっての”好き”を見つけていく場所なのです。
◎プログラム例◎
Rootsは講師1人と子ども3~5人で行う【”好き”を広げる時間】と1対1でじっくり個別に対応し【”好き”を深める時間】を用意しています。なお対象年齢は講座ごとに小学高学年のみなどの区分はありますが、全体としては3歳以上中学生以下が対象となります。
①3~5人で行うプログラムの例
”好きを広げる時間”ではその分野を学んでいる学生などと一緒に子どもたちは様々な遊びをします。例えば芸大生・理系大学院生と一緒に実施される”光のアート”の講座では、カメラ、サイリウム、レーザーなどなど使って光で文字を書いたり絵を描いたり。単に光でアートをするだけでなくその仕組みまで直観的に伝えます。
少人数講座で大事にしていることは2つ。「子どもたちらしさが出せること(=子どもたちが遊べること)」、そして「様々な分野の専門性を融合させること」です。芸術の美しさで興味を持った子どもが科学に触れてちょっとした興味をもつように工夫するなど、子どもたちがより広い選択肢に触れられるようコンテンツを作ります。
②1対1で行うプログラムの例
”好き”を深める時間ではその子の興味をピックアップしてオリジナルのコンテンツを実施します。例えば写真に写っている男の子は携帯会社のCMでピンボールを見て「ピンボールを作りたい!!」ととても強い興味を持っていました。そこで磁石と鉄球を使ったガウス加速器という科学おもちゃを使い、簡単なピンボールを自分の手で作成するコンテンツを用意しました。
その子が「作りたい!」「やりたい!」と感じた内容をそのまま子どもたち実現できるように徹底的にお付き合いします。
▼やろうと思った理由~自分の好きや個性をもって歩んでほしい~
この事業は株式会社WOODYのひとつの事業として実施していますが、CEOの中里だけでなく私の思いものせています。Rootsでは【子どもたちの好きをみつけて伸ばせる居場所を作る】ことをコンセプトにしていますが、これは私の子ども時代での経験、そして学生になってから触れあってきた子供たちとの体験を元にしたものです。
私は子供のころはいわゆる暗いタイプの子供でした。みなさんの幼少期にクラスで一人くらい、なんだか空気も読めないしうまく人とコミュニケーションができなくて友達のいないタイプの子どもいませんでしたか? まさにそういう子供でした。それに小学二年生のころから私は吃音症(どもり)をもっており国語の時間では音読ができませんでした。学校で浮くには十分なほど、当時の私は変わった子供だったと思います。
友達も少なく私としては牢獄暮らしをしていたような感覚で小学校を過ごしました。その後自分の小学校の人ともう会いたくなかったので学区が違う公立中学校に1人で進学しました。そして高校で進学校に行った際に恩師や親友と出会い、私はまともな高校生に成長できました。今では子どもたちに対してこんな活動をするまでになりました。
私は高校のときのクラスに助けられました。どんなクラスだったか、端的に言うと変わった人が集まったクラスでした。私のクラスは高校1学年に1つだけある理数科で、いわゆる理系オタクであったりただの変人であったり、そんな人が集まってできたようなクラスでした。そのため「変であることはいいことである」、そんな考え方をみんな共有していました。そんな中で3年間過ごせたからこそ今の私は自信をもって自分の人生を歩めています。
私は、自分にとっての高校のクラスのような場所を子どもたちに作りたいと思っています。
自分の中にある他人と違う、変な部分を感じて受け入れて自信に変えてほしい。自分の”好き”を見つけ、それを広げたり伸ばしたりする中で生きるために必要な自信に変えてほしい。そう思っています。
大学生となり、一般的な子どもたちや不登校児、発達障がい児、その他さまざまな子どもたちと触れてきました。しかし今の子どもたちも私でいう高校のクラスのような場所を必要としている子どもはとても多いのではないでしょうか。そのような場を作るために普段から私はサイエンスリンクという教育系NPO法人の理事長として数年間活動おりますが、非営利の活動には限界も感じています。そのため今回は企業の活動に私の思いをのせ、Rootsを立ち上げております。
▼Rootsプレオープン!本格始動に向けたプロジェクトを開始します。
Rootsでは8月からプレオープンとして実際にいくつかの講座を実施しています。本格始動する前に「どのようなコンテンツが子どもたちの”好き”をみつけることにつながるのか」「保護者の方と一緒に取り組むためにはどうすればいいのか」などなど誠意試行錯誤中です。
詳しいプログラム内容や日程はこちらをご覧ください。
10月以降、このRootsは本格的に始動いたします。そこで皆様にご支援いただき、より多くの子どもたちの”すき”をみつけたいと考えております。
▼これまでの活動
株式会社WOODYではこれまで発達障がい児に向けたBranchというサービスを運営してきました。画像で見やすくまとめましたので、詳しくは以下をご覧ください。
▼リターンについて
リターンとしてご用意したものはRootsで実施する教室のプログラムの受講やお子様のアルバム作成のセットなどをご用意いたしました。ご支援額に合わせた回数分、お好きな講座を受講していただけます。また”好きを深める時間”では1対1でお子さんに合わせたコンテンツを作成いたしますので、内容などは事前に決定いたしません。お申込みいただいたのちにご相談させていただきます。
もちろん講座の受講などではなくサンクスカードなどの感謝のお気持ちをお伝えするリターンもご用意いたしました。
皆様なにとぞご支援宜しくお願い致します。
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