はじめに

初めまして。
私たちはアンコールタイガーFCです。

カンボジアプロ1部リーグに所属するプロサッカーチームで「カンボジアの夢と希望と勇気の象徴として、国民の生活に欠かせない心の潤いとなる」というミッションの下、世界遺産アンコール・ワットで有名なシェムリアップで活動しています。

日本人がオーナーを務める日系のサッカークラブということもあり、スタッフや選手は日本人とカンボジア人が大半を占めています。

そんなアンコールタイガーFCは、2018シーズンと2019シーズンは2年連続で観客動員数No.1。子どもたちにボールを配布するサッカークリニック「1Child 1Ball プロジェクト」を始めとした活動や、クラブのブランドを活用して金融事業やIT教育事業などのサッカー以外の事業展開にも取り組んでいます。



プロジェクトの経緯

観光都市を襲ったコロナウイルス

現在世界中に感染が拡大しているコロナウィルスは、私たちのホームタウンであるシェムリアップにも大きなダメージを与えています。


カンボジア経済をこれまで支えてきた観光産業が観光客の減少により大きな被害を被り、観光都市として人気を博してきたシェムリアップの経済や社会も活気を失いつつあります。

現地の報道では、国内外合わせた今年の観光関連の収入は50億ドルほど減少すると見込まれており、シェムリアップでは約1.4万人のもの人々が職を失っていると伝えられています。


また、クラブの経営も厳しい状況に置かれています。

今シーズン私たちが戦ったリーグ戦。序盤の数試合こそ観客を動員しての試合開催が可能でしたが、コロナウイルス感染拡大防止のために設けられた中断期間後は無観客試合が続き、最後の数試合のみ動員数に制限が課された中で行われました。

当然チケット収入は大幅に減少し、リーグ戦後半の有観客試合のチケット収入(一試合あたり)は中断期間前に比べて約85%も減少しました。


どんな時でもクラブを支えてくれたサポーターたち

しかし、多くの人が減給や失業で先が見えない中であっても、サポーターはスタジアムに足を運びチームを支えました。

「お金は無いけど、自分たちの生活の中にタイガーがある。」「確かにお金はないし、やることもないし、生活は厳しいけれど、タイガーがあることで元気になれる。」

そう言ってくれるサポーターもいます。
2017年にチームの本拠地を首都プノンペンから移転して来年で4年になりますが

たとえどんなにチームの調子が悪くても

たとえアウェーのスタジアムまでバスで往復16時間かかっても

たとえ土砂降りのスコールの中でも

たとえ対戦相手が強豪だとしても

たとえコロナの影響でスタジアムに入れなくなったとしても

サポーターたちはスタンドから、画面の前から声援を送り選手やスタッフと一緒に戦ってくれました。

私たちアンコールタイガーFCにとって、サポーターは、そして彼らが暮らすこのシェムリアップという街は、本当にかけがえのない存在です。

そこでホームタウンに活気を取り戻すべくサッカークラブとして何かできることはないかと考え、クラウドファンディングを実施することにしました。



プロジェクトの目的

『No.1』になる。

『カンボジアでアンコールタイガーがNo.1になり、コロナによってダメージを受けているシェムリアップの人々と勇気や希望、そして誇りを分かち合う』

これが、私たちのクラウドファンディングの目的です。
チームのロゴに「1」の文字が組み込まれているように、アンコールタイガーFCはカンボジアでNo.1のクラブになることを目標にしています。

これはリーグ優勝のようなタイトル獲得もそうですが、1Child 1Ballプロジェクトといった活動やユニフォームをはじめとした質の高いクリエイティブなど、あらゆる面で「No.1」になる、ということです。

コロナの影響で難しい状況が続くクラブ経営を今回のクラウドファンディングで立て直し、目標に向けて歩みを進めます。


そしてアンコールタイガーFCが歩みを進める上で、サポーターが暮らすシェムリアップがコロナから立ち直り活気を取り戻すことは必要不可欠です。これまで私たちは米を30トン、さらにカップ麺などを4000世帯に配布するなど物資の支援を行ってきました。

クラウドファンディングで支援者の皆様からいただいた支援金を基に、さらなる支援を展開します。そしてシェムリアップが活気を取り戻し、再びスタジアムでチームとサポーターが一体となって感動を分かち合う光景を目指します。



資金の使い道

1.アンコールタイガーFCの活動資金

支援者の皆様からいただいた支援金を、チームの活動資金として使わせていただきます。
カンボジアでアンコールタイガーFCがNo.1になるため、運営やチーム強化の為に活用します。

2.シェムリアップの人々への支援活動

支援者の皆様からいただいた支援金を、苦しい経済状況の中で暮らすシェムリアップの人々へアンコールタイガーFCが実施する支援活動に使わせていただきます。

具体的には、支援者の皆様からいただいた支援金をもとに、 「発展途上国の農家の生活に革命を起こす」カンボジア発のフィンテックベンチャー『AGRIBUDDY』さまよりお米を調達し、シェムリアップ州を拠点とする日本語ガイドの団体でありタイガーサポーターも所属する『アンコール日本語ガイド協会』に提供します。なお、お米の提供は2021年の2月中旬を予定しています。 さらに、アンコールタイガーFCでの雇用枠創出にも支援金を活用させていただきます。


リターンのご紹介

リターンの内容に関する更なる詳細(開催日時・服のサイズなど)は、リターン選択欄の説明部分に記載してあります。併せてご確認ください。

3,000円
アンコールタイガーFC オンラインビジョン共有会

アンコールタイガーFCのオーナー、加藤明拓がクラブのビジョンを語るプレゼンテーションに参加できます。20分間の質問タイムで加藤とコミュニケーションを取ることも出来ます。


5,000円
アンコール日本語ガイド協会への物資提供

壊滅的な観光産業の状況を受けて、支援者の皆様からいただいた支援金をもとに、『AGRIBUDDY』さまよりお米を調達し、アンコール日本語ガイド協会へ提供させていただきます。お米の提供は2021年の2月中旬を予定しています。支援していただいた方にはアンコールタイガーFCよりお礼メールを送ります。


7,000円
クラウドファンディングオリジナルTシャツ

シェムリアップにある工房で製造されるクラウドファンディングオリジナルTシャツ。カンボジアから離れた日本でも、生活の一部としてアンコールタイガーと繋がることが出来ます。また、こちらのリターンをご購入していただいた方にはアンコールタイガーFCよりお礼メールを送ります。


12,000円
2021シーズンユニフォーム Japan Edition

「スタジアムから街中へ」をコンセプトに2019シーズンから取り組んでいるアンコールタイガーFCの2021シーズンユニフォーム。グラフィックデザイナーの大平英司さんがデザインを手掛けました。なお、Japan Editionにはスポンサーロゴは印刷されていません。また、こちらのリターンをご購入していただいた方にはアンコールタイガーFCよりお礼メールを送ります。


18,000円
※新たに追加しました※ 
内田昂輔選手サイン入り2021シーズンユニフォーム Japan Edition

Jリーグでもプレーし、今シーズンアンコールタイガーに加入した内田選手の、サイン入り2021シーズンユニフォーム。また、こちらのリターンをご購入していただいた方にはアンコールタイガーFCよりお礼メールを送ります。


30,000円
日本人選手を応援しよう!

支援者さまから頂いた支援金を、来季アンコールタイガーFCに加わりプレーする日本人選手、内田選手への支援に活用させていただきます。支援していただいた方にはオンラインイベントにて内田選手と1時間コミュニケーションを取ることが出来ます。また、アンコールタイガーFCよりお礼メールを送ります。 


40,000円
オーナー加藤、元日本代表羽生氏とエンジョイフットサル!公式アンバサダー峰麻美も参戦!

高校生の時にサッカーの国体優勝経験を持つオーナー加藤、さらに元日本代表羽生氏とフットサルが出来ます。マネージャーには公式アンバサダーの峰麻美も…?フットサルの後には懇親会も開催されます。


100,000円
公式応援団「タイガーアーミー」のオリジナルTシャツにロゴを掲載

アンコールタイガーFC公式応援団「タイガーアーミー」のメンバーが試合時に着用するオリジナルTシャツに、支援者さまが掲載したいロゴをプリントすることが出来ます。


100,000円 
※新たに追加しました※
【公式応援団「タイガーアーミー」オリジナルTシャツにロゴを掲載】

アンコールタイガーFC公式応援団「タイガーアーミー」のメンバーが試合時に着用するオリジナルTシャツに、支援者さまが掲載したいロゴをTシャツ背面の上半身部分にプリントすることが出来ます。


700,000円
アンコールタイガーで雇用創出!

観光産業関連の仕事がコロナウイルスの影響で無くなってしまい、現在多くの人が失業中です。支援者の皆様からいただいた支援金で、アンコールタイガーFCにてカンボジア人を雇用をさせていただきます。支援していただいた方にはオンラインイベントにて雇用したカンボジア人スタッフと1時間コミュニケーションを取ることが出来ます。また、アンコールタイガーFCよりお礼メールを送ります。 


800,000円
2021シーズン リーグ戦ユニフォームスポンサー

来シーズン私たちが戦うリーグ戦のユニフォームに、スポンサーとして支援者様が掲載したいロゴをユニフォーム背面の下部にプリントすることが出来ます。


1,000,000円
アンコールタイガーFC U-18 / U-15 メインスポンサー

トップチームでのプレーを目指すアンコールタイガーFCのユースチームのメインスポンサー(胸)として、支援者さまが掲載したいロゴをユニフォームの胸部分にプリントすることが出来ます。



賛同者の声


最後に

当たり前の事かもしれませんが、ホームタウンなくして、サッカークラブは存在し得ません。人が気力を失ってしまったら、サッカーをプレーしたり観て楽しむこともままなりません。

確かに他の国と比べると、カンボジアはサッカーに対する関心や認知が低いかもしれません。しかし、このスポーツは確実に文化として根付きづつあります。毎日のように放課後や仕事の後にフットサルを楽しんだり、海外サッカーについて語り合う光景は、シェムリアップでも見受けられます。

そして、関心が特に低かった国内サッカーの状況も変化しています。本文でご紹介したように、生活の一部としてスタジアムに駆け付け応援するサポーターは増えつつあります。チャントを作って歌ったり、惜しいシーンではがっくりしたり、ゴールが決まったときは大喜びしたり…そういう光景が徐々に広がりつつある中で、コロナウイルスが現れ、彼らの生活を脅かしています。

この先どれだけアンコールタイガーFCが強くなっても、勇気、希望、誇り、そして感動を分かち合うサポーターがいなければ、それはクラブが目指す景色ではありません。

苦しい状況だからこそ、アンコールタイガーFCはシェムリアップに住む人々を支えるべくアクションを起こし、この街に活気を取り戻します。



皆様のお力を貸していただけると幸いです。
ご支援、ご協力、宜しくお願い致します。

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