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 15歳で島立ちする、漁師の息子へ
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おかげさまでストレッチゴールの
目標金額120万円を達成することができました。
ありがとうございました。



▶︎これが、最後のお願いです。

《いつか島に帰って、自分も格好いい漁師になりたい》

甑島には高校がありません。
島に生まれたこどもたちは、15歳で島を離れます。

そのことを、島立ちと呼んでいます。

今回、そんな島立ち前の中学生と、
すでに島を離れた高校生の数名を10月21日(土)のフェス当日、
故郷である甑島に戻ってきてもらい、漁師である父親と一緒に
浜焼き島ぐるりの舞台に立ってもらいたいと思っています。

いつの日か、ここに帰ってきてもいいんだよ。

そんな気持ちを伝えたくて、漁師のこどもたちに声をかけています。
みなさまからのご支援をいただけましたら、

参加してくれるこどもたちへ
KOSHIKI FISHERMANのTシャツと、オリジナルキャップ。
当日使用できるフードチケットをプレゼントしたいと思います。

のこり数日間となりましたが、ご支援のほどよろしくお願いします。


▷以下、クラウドファンディング開始時の本文です。

東シナ海の小さな島、甑島(コシキジマ)には
未来の海を想う、たくさんの漁師たちが暮らしています。

海とそこに生きる人たちの想いは、
私たち島民の誇り。

そんな「漁師の想いを未来につないでいきたい」

そのためには、島民だけでなく皆様の力が必要です。
どうか、島の未来をつくる仲間になっていただけませんか?

昨年開催した甑島の漁師祭《KOSHIKI FISHERMANS FEST》を
今年も10月21日に開催します。
そして、そこから新たな流通の仕組みづくりに挑戦します。





はじめまして!
KOSHIKI FISHERMANS FESTの発起人、

ヤマシタケンタと申します。

九州の南、鹿児島県薩摩半島より
西へ沖合30キロメートルほどの
東シナ海に位置する甑島列島(こしきじまれっとう)。
その列島の最北端にある上甑島(かみこしきじま)。

Dr.コトー診療所のモデルになったり、
最近ではボンビーガールというテレビで女優が移住するなど
話題になっている島ですが、

甑島には高校がありません。

多くのこども達が15歳で島を離れるように、
私も一度島を離れて、今から7年前に故郷に戻りました。

甑島の未来にある風景をつくる。

そんな想いで、人口1,000人、高齢化率50%の小さな漁村に、
妻と2人のこどもと私、家族4人で暮らしています。


本土から高速船でおよそ50分、フェリーでおよそ70分の船旅です。

島の海域を含む半分以上が
国定公園や天然記念物に指定されるなど、
風光明媚な自然環境に恵まれる甑島。

すべてを海に囲まれた甑島では、長い歴史の中で
多くの島民がその海と共に暮らしてきました。

集落のあちこちでは、破れた漁網を繕う漁師さん。
獲れたばかりの新鮮な魚を天日干しする家族。
大きな木の下で、島の猫たちが毛づくろいをし、
キラキラと光る水面といくつもの無人島が

水平線に見える日常の風景。

そんな、素朴で美しい暮らしの原風景が、
この島の宝物です。



しかし、そのような豊かな島での暮らしも、
いまでは高齢化に直面し、若者だけでなく

島の経済を支える漁業者も減り続けています。

また、全国的にも漁獲量や魚価も低迷しており、
現在の水産業を取り巻く環境は決して良好とは言えません。

さらには、甑島は「離島」という地理的条件から、
多くのひとの手を介さなければ市場に出荷することもできず、

流通の課題が極めて大きくのしかかっている地域でもあります。



島に暮らす漁師ひとりの力だけでは、
食卓まで魚を届けることができないのです。


漁師という仕事を身近なものにしたいー

その想いを実現するために、

昨年開催した甑島の漁師祭《KOSHIKI FISHERMANS FEST 2016》。

漁師さんが自分で獲ってきた魚を、
漁師さんに目の前で焼いてもらう。

島の資源を守るための漁法について語ったり、
それぞれの船のこだわりについてお酒を飲み交わしたり、

魚を食べるだけの食卓とは、違った風景がありました。

「ふだん食べている魚の背景を知れたことが良かった。しかも、目の前にいる漁師さんが獲ってきて、さらに、焼いて食べさせてくれるなんてこれ以上ない贅沢。」「漁師という仕事を知ってもらい、魚の味を楽しんでもらうことができた。ふだんは、自分の獲った魚を誰が食べているのかわからないので、とてもいい。」

フェスを訪れてくれたお客様と、島に暮らす漁師さん。

これまで出会うことのなかったはずの人々が
フェスを通じて出会い、笑顔になっていく。

本当に、心地いい島の時間が流れていました。

けれども、2度目の開催を目指すにあたり、私はとても悩みました。

それは、島の暮らしをよくするための手段であるはずの
イベントそのものが目的になってしまい、
本来の目的である未来の「流通の選択肢」を作ることから
遠ざかっていくのではないかという不安があったからです。



そこで、私たちは、当日のイベント実施だけにとどまらず、
漁師と来場者との新たな関係性を築くことで、
漁師とそのサポーターが直接鮮魚のやり取りを行うことができるような、
新たな流通の選択肢を同時に創っていくという
取り組みに挑戦することを決めました。

イベントを通じてファンになった漁師や漁船から、
直接鮮魚を購入し、食卓を通してつながる仕組みです。



近所の商店やスーパーなどの鮮魚売り場を覗いてみてください。

漁師の顔も、船の名前も、どんな海域で、どんな漁法で、どんな想いをもった漁師たちがいるのか、今の流通の仕組みでは、私たちは知ることはあまりできません。しかし、この島には未来の海を見据えた漁師たちがいることを私は知っています。



そしてまた、島に暮らす漁師の多くが、地理的な条件から自分のとった魚を誰が食べているかを知りません。1日限りのフェスというイベントを通じて、残りの364日間をより豊かにしていく顔の見える通販の立ち上げに動き始めています。

ただ魚を買うためだけのものではなく。
フェスを通じて、交流を深めていく友人のような間柄で魚が届けられていく。

島の流通を変えるというと大袈裟かもしれませんが、こうして自分の顧客を知り、あるいは、自分の食べている魚を誰が獲っているかを互いに知ることは、この時代に安心して食卓を囲むために必要不可欠なことのひとつだと思います。



現在、友人のデザイナーに力を借りて
新たな水産ブランド《KOSHIKI FISHERMAN》の立ち上げの準備を進めています。



試験的にラベルを製作し、様々なシーンで活用できるかどうかの実験。



そんな私は、実は漁師ではありません。

今から4年ほど前、山下商店という小さな豆腐店を創業した
島の若者のひとりです。

これまで、海のことは、漁師が考える。

というのが当たり前だった中で、
人がどんどん少なくなっていく甑島を目の当たりにしてきました。

次第に、漁師ではない自分だからこそ
できることもあるんじゃないかと思うようになりました。

漁師と、そうでない私たちが力を合わせることで、
新しい視点や価値観が生まれるんじゃないかと。



また、島という小さなコミュニティで生きていく上で、

自分一人だけが良くてしあわせ。

そんな生き方は、この島にはふさわしくないような気がします。
隣にいるあの人も笑っている、そんな地域でなければ、
豆腐屋としての私も心から笑って生きていくことは

とても難しいような気がするのです。

だからこそ漁師ではない私も、海のこれからを自分ごととして、
共に暮らしていける地域でありたいと思い、取り組んでいます。




そんな思いを抱くなかで、島の漁師さんたちの理解と協力を得ることができ、
昨年KOSHIKI FISHERMANS FEST という
誰も見たことのなかった風景を甑島に作り出すことができました。

そして、第2回目のKOSHIKI FISHERMANS FEST開催。
そして、新しい仕組みづくりへの挑戦。

私たちの取り組みは、島内だけでなく、
島の外に暮らす皆様と共に作り上げて行かなければ実現できません。

どうか、甑島の未来をつくる仲間になってください。

甑島を想う人が増えることで、
島の未来は守られていくものと信じています。 

そしてぜひ、フェスにいらしてください。
この島とこの島に暮らす人々を好きにならずにはいられません。

また、フェスに行くことができない方も、
今回のプロジェクトを通して、甑島とつながり、
いつかきっと遊びにいらしてくださる日を
心から楽しみにしています。

応援よろしくお願いいたします。



KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
イベント詳細

2017年10月21日(土)
11:00-20:00
会場 上甑島中甑漁港・コシキテラス周辺




1 KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017の運営費
2 新水産ブランド《KOSHIKI FISHERMAN》の立ち上げ費用
3 364日を良くする新たな通販サイトの企画・デザイン費用

4 ストレッチゴール 120万達成で、
新ブランド《 KOSHIKI FISHERMAN 》の
オフィシャルグッズの製作をします。

・KOSHIKI FISHERMAN Tシャツ
・KOSHIKI FISHERMAN キャップ
・KOSHIKI FISHERMAN ステッカー

※ストレッチゴールを達成できた場合は、
ご協力いただける漁師の皆様に、上記のTシャツとキャップ、
ステッカー(漁船や軽トラックに貼ってもらうもの)をプレゼントします。
なお、フィッシャーマンズフェスのTシャツとは別物となります。


私たちは、

この島に生まれきたこどもたちが暮らす、
未来の風景を託されています。

そして、それを託された私たち島民が、
一歩前に踏み出そうとしています。

その一歩を是非支援してください。

私たちは、未来を切り拓くために、
苦労をするのであれば、夢のある苦労をしたい。
笑顔に溢れる苦労をしたい。

そんな風に考えています。

ヤマシタケンタ



支援金額に応じて下記のリターンをご用意します。

◼︎3,000円
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS  FEST 2017
 会場内にお名前を掲示します※希望者のみ。法人名OK


◼︎5,000円
Aコース
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・甑島の写真集「Koshiki ただ、島と生きている」一冊

Bコース
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017 フードチケット大人1名様分

Cコース
《海の幸を味わいたい方向け》
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト


◼︎10,000円
A《フェスに参加できる方向け》
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017 フードチケット大人1名様分
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト

B《フェスに参加できないけれど甑島とつながりたい方向け》
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト
・甑島の写真集「Koshiki ただ、島と生きている」一冊

C《島の夜を楽しみたい方向け》
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・前夜祭 10/20 無料招待:ヤマモトケイジ 特別ライブ付き
・オリジナルTシャツ 1枚

D《Tシャツを着てフェスに行こう!》
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ、法人名OK
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 フードチケット大人1名様分
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 オリジナル Tシャツ1枚
 ※サイズはS・M・L・XL、カラーは、未定。


◼︎10,000円
追加リターン 
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ、法人名OK
・漁師ブランド KOSHIKI FISHERMAN Tシャツ
・漁師ブランド KOSHIKI FISHERMAN ステッカー
・KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト1回

※ストレッチゴールを達成できた場合は、
ご協力いただける漁師の皆様に、上記のTシャツとキャップ、
ステッカー(漁船や軽トラックに貼ってもらうもの)をプレゼントします。

おすすめ《とことんフェスを楽しみたい方向け》
◼︎30,000円

・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017 フードチケット大人1名様分
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト1回
・甑島の写真集「Koshiki ただ、島と生きている」一冊
・KFF2017 前夜祭 10/20 無料招待:ヤマモトケイジ 特別ライブ付き
・オリジナルTシャツ 1枚


限定5名様《新鮮な魚を楽しみたい方向け》
◼︎30,000円
・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト 年4回
・オリジナルTシャツ 1枚
・オリジナルキャップ 1

《漁師体験》
◼︎50,000円

・お礼のお手紙
・KOSHIKI FISHERMANS FEST 2017
 会場内にお名前を掲示※希望者のみ。法人名OK
・漁師体験(きびなご漁体験+漁師の朝めし付き)2名様まで
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト年4回
・オリジナルTシャツ 1枚

《甑島をまるごと楽しみたい方向け》
◼︎100,000円

・ヤマシタケンタと行く甑島VIPツアー(宿泊費込)2名様
・甑島の漁師 KOSHIKI FISHERMAN おまかせ海産物ギフト年4回
・オリジナルTシャツ 2枚


甑島へのアクセスについてご案内します。

▼新幹線をご利用のお客様

各方面より「JR 川内駅」(Sendai)を目指してください。
鹿児島中央駅から新幹線で約15分。博多駅からは1時間10分程度で到着してしまいます。

「JR 川内駅」に到着したら駅前のバス停を目指しましょう。バス停から「串木野新港行き(フェリーニューこしき)」のバスと「川内港ターミナル(高速船甑島)」行きの電気バスが出ています。
ただし、どちらも本数が少ないので出発時刻等はコチラでご確認ください。

・川内港シャトルバス運行時刻表はこちらから
川内港シャトルバス運行時刻表をチェックする

・串木野新港線運行時刻表はこちらから
串木野新港線運行時刻表をチェックする

▼航空機をご利用のお客様

各方面より「鹿児島空港」を目指してください。空港からは高速リムジンバスがでています。
空港についたら温泉王国かごしまならではの「足湯」もおすすめです。空港から川内駅行きのバスで約1時間10分。ゆっくりと車窓の風景をお過ごしください。

▼鹿児島市内からお越しのお客様

鹿児島市内からお越しになる際は、3つのルートがあります。

1)天文館・鹿児島中央駅発の路線バス(南国交通)を利用したルート

ただし、夕方の串木野新港発のフェリーニュこしきのみの連絡となっていますので、早く早く甑島に行きたくてしかたないひとは要注意です。詳しくは下記の時刻表をご確認ください。
フェリーニュー こしきの時刻表をチェックする

2) JRを利用したルート

各駅からフェリー利用者は、串木野駅。高速船利用者は、川内駅を目指してください。
串木野駅からは串木野新港までタクシーで移動できます。
串木野新港までは、ぎりぎりワンメーターからツーメーターの距離に有ります。(10分以内で港に到着です)

3) 自家用車を利用したルート

国道3号線を北上、いちき串木野市を目指しましょう。

※甑島へ訪れる際の注意

当たり前ですが、当日船が出ていなかったり、船の時間を確認していなかったのでは島には渡れません。運航状況や運行ダイヤを事前に確認して甑島に遊びに行きましょう!

  • 2017/10/10 12:24

    いよいよクラウドファンディングも今日まで!残すところ、あと12時間! そんなさなかに、昨年度、甑島(こしきじま)で開催したKOSHIK FISHERMANS FESTのイメージPVができました!今年はこのフェスとあわせて、流通のデザインにも挑戦します。本日、最終日。さらなるご支援いただけまし...

  • 2017/09/27 10:18

    残り14日間、目標金額120%おかげさまで、ストレッチゴールの第一弾を達成することができました。心より御礼申し上げます。 次なるストレッチゴールを設定するかどうか迷ってます。発表までもう少し時間をください。引き続きファンディングすることができますのでご支援いただければと思います。ヤマシタケンタ

  • 2017/09/24 15:18

    おかげさまで、目標金額1,000,000円を達成することができました。ご支援いただいた皆様に、この場をかりて感謝申し上げます。ありがとうございました。 引き続きご支援いただけましたら幸いです。なお、残り期間17日間、下記のリターンを追加してストレッチゴールを設定させていただきました。目標金額...

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