はじめに・ご挨拶
はじめまして。もずく(サイベリアン4ヶ月♂)と、飼い主の荻原と申します。
4月4日に猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症し、すぐさまmutianによる闘病生活を始めています。
もずくが我が家にきてから3週間ほどでの出来事。もずくがこれからまた元気に生きていけるように、出来れば皆様にご支援いただけないかとこの場をお借りしてお願いしております。
このプロジェクトで実現したいこと/プロジェクトをやろうと思った理由
たくさんの猫達が命を落としていったこの病に勝てるかもしれない“Mutian”という治療薬について発信し、たくさんの愛猫家に知って貰いたい。
これからは猫伝染性腹膜炎(FIP)について簡単に説明したいと思います。
この病気の発症の原因は猫コロナウィルスです。ほとんどの猫ちゃんがもともとこのウィルスをもっていると言われており、弱いウィルスです。
ですが何らかの原因であるとき突然変異を起こし、強い毒性をもつウィルスに変わります。発症する年齢は1歳未満の子猫や高齢の猫に多く、発症したらほとんどの場合1〜2ヶ月の間に亡くなってしまうという恐ろしい病気です。
もずくの場合、食欲不振、お腹の張りに違和感をもち病院に連れて行ったところこの病であることがわかりました。
(分かりづらいかもしれませんがお腹がまん丸に膨れています)
はじめに診断を受けた病院では、痛みを和らげる治療しかできず、その日が来るのを待つだけというとても辛い言葉を受けました。
なにか治療法はないのかと必死に探したところ日本ではまだ未承認の薬“mutian” がこの病気に効果が見受けられると知りました。
それと、東京に2ヶ所Mutian協力病院があり、そこで薬を処方して貰えるということもわかりました。
その日のうちにMutian協力病院まで行き再診断して頂いたところやはりFIPで間違いなく、84日間に渡るmutianによる治療を開始しました。
最初にこの病気の診断を受けた時、まだ4ヶ月しか生きていない小さな命が消えてしまうかもしれないと思い正直とても辛かったですが、mutianという治療薬を見つけて希望が見えました。
現在、投薬を10日程続け体力もかなり戻っています。ですがまだ日本で未承認のお薬。ネットで個人輸入することもできますが、なかなか手入れるのが難しいです。そして何よりとても高価です。
この薬は体重1kgに対して1日100g(2,490円)を飲ませるのですが、現在もずくは1日200g(4,980円)飲ませています。
もずくはサイベリアンという猫種で約10kgまで成長する大型の猫になります。
投薬開始時は1.65kgでしたが、体調が回復し食欲も増し、約10日で既に2kgに近づいてきました。
84日間のプログラムが終わる頃には4kgを超えていると予想されますが、4kgまで成長すると400g、1日(9,960円)の投薬となります。
今まで掛かった薬代は158,200円(30日分購入済み)ですが、これから54日分で更に約60万円程かかる見込みです。
もちろんその他にもエコー検査や血液検査等、様々な費用が掛かってきます。
また、84日間のプログラムが終わっても再発の可能性が高く、定期的な血液検査、エコー検査等が必要になります。
84日間のプログラムが終わってもなお病気との闘いは予断を許しません。
(1回目の血液検査)
資金の使い道
こちらの手数料とリターン品を除き、全額もずくの治療費(mutian、通院費、その他の定期血液検査費、エコー検査等)使わせていただきます。
診察の際に費用がどの程度かかったかをお知らせいたします。
また、万が一それでもお金が残る場合は同じ境遇に悩む飼い主さん達の何らかの支援に使わせて頂きたいと思います。
リターンについて
ご協力していただいた方にお礼のメッセージ、お手紙またもずくの写真やオリジナルグッズ
を考えております。
またこちらの活動報告上で、支援者さん限定でプロジェクトの活動をご報告いたします。
もずくとの出会いについて
ここまで読んでいただきありがとうございます。最後にもずくとの出会いについてお話しさせて頂きます。
もずくがサイベリアンであることは紹介しましたが、この猫種をまだ聞いたことがない方もいるかと思います。
サイベリアンはアレルギー物質が他の猫ちゃんよりも少ないらしく、個体差はありますが猫アレルギーをもっている人でも猫に触れることができる!かも…という希望を与えてくれた猫種です。
サイベリアンを見つけては会いに行き抱っこしてみたのですが、どのサイベリアンもアレルギーは出てしまいました。
そんな中もずくに出会い触れ合ってみたところアレルギーが一切出なかったのです。
猫アレルギーの私に、もずくは猫ちゃんと生活するという夢を叶えてくれた奇跡の猫でした。
この病気を発症した時はまだもずくを受け入れて3週間程でしたが、私にとってのもずくの存在、過ごした時間は何にも変えられない幸せな時間でした。
病気が良くなる方法があるなら諦めず最後まで戦いたい。そう思って治療を始めました。
しかし現実は甘くなく、コロナショックによる強制的な収入減、これから先どこまで治療を続けることに耐えていけるか不安です。
身勝手ではありますが、皆さんの応援がもずくの小さな命を繋ぎ止める大きな力になります。
もずくがこの病に打ち勝ち、痛みのない平穏な日々が送れるように応援とご協力をお願い致します。
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