日頃より、ご支援ご声援ありがとう御座います。
私達「ヴォレアス北海道」は、プロバレーボールチームとして2016年10月に誕生しました。国内最高峰のバレーボールリーグ「V.LEAGUE」に2017/18シーズンより参戦し初年度で優勝(3部リーグ)、2018-19シーズンにおいても連覇を果たしました。2019-20シーズンよりV.LEAGUE DIVISION2へ参入し、チーム設立からの目標である、「最短での日本一」を目指し日々、挑戦しています。
チーム名「VOREAS」の由来は、ギリシャ神話の強靭な北風神ボレアース(Boreas)です。このBを“Volley”のVに変え名付けました。チームシンボルは、北海道に生息していた伝説のエゾオオカミに、翼を持つボレアースのイメージを重ねて抽象化しています。このシンボルと共に掲げられるチームスローガンは、“Children of The Revolution.”「革命の子ら」。 このコトバに、未来のバレーボール界の革命児でありたいという意志と姿勢を込めて、トップチームを目指し勇敢に立ち向かっています。
2019年11月に開幕した2019–20 V.LEAGUE DIVISION2 MENでは、12連勝を含む19勝1敗で2月26日当時、勝数では並び、ポイント僅差の2位に位置し、2月29日(土)、3月1日(日)に行われるシーズン最後の2連戦を勝利すると自力での優勝が決まる、大きな、大きなホームゲームを予定しておりました。
しかし・・・・
一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)による代表理事通達「新型コロナウイルス感染症対策本部の首相方針に基づく2019-20 V.LEAGUE の大会開催方針について」(2月26日付)内の決定により、国内での新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2月29日(土)、3月1日(日)のゲームが中止となりました。
開催3日前の事です。
また、同通達の28日付更新内容により、2019–20 V.LEAGUE DIVISION2 MENの中止した試合の振替は行わずシーズンが終了する事が決定しました。私達は1位との直接対決を前にしてシーズンが終了し、2位でシーズンを終える事となりました。
数少ないホームゲーム
初の帯広市でのゲーム
優勝を掛けた戦い
非常の多くの期待と声援をいただいていたホームゲームでしたが、その実現は叶わず。。
ですが、来場する皆さんと選手、関係者の安全を考えるとリーグの判断は間違っていなかったと思います。
そして、3日前でのキャンセルに伴い
実費としては
・印刷物(チラシ、チケット、パンフレット、応援ハリセン)
・チケット
・施設使用料
・演出関係備品
・打合せ費用
・広告費(CM、WEB、新聞)
・広告物制作費
これらの費用損失が発生しております。
本来であれば、発生する費用を上回るチケット、飲食、グッズの売上を見込んでいましたが、それらは完全に消滅しました。その為、一転して大幅な赤字になるという本当に辛い状況となってしまいました。
更に試合が減った事により、広告露出も減少し、来シーズン以降にも影響が出る事は確実です。
使用予定であった制作物
開催予定であった「よつ葉アリーナ十勝(帯広市総合体育館)」
VOREAS,INC.代表取締役社長、池田のTwitterより
我々のホームゲームは全6試合。今回の中止で1/3がなくなった事になります。加えて中止に伴う準備コストの負担があります。また、露出の機会と興行の売上を失ってしまいました。年換算で4ヶ月営業停止と同レベルです。企業としての実力が試され、我々の本当の戦いが始まります。
池田憲士郎 @ヴォレアスいくぞV1🔥🍯🧖♂️ (@KenshiroIkeda) February 26, 2020
↑↑
弊社社長のTwitterの通り、非常に苦しい状況に陥っていたところ、株式会社CAMPFIRE様より、新型コロナウイルスサポートプログラムをご紹介いただき、申請をさせていただきました。(承認済)
弊社では、これまで会場でしか販売していなかったヴォレアスグッズ、ホームゲーム最終戦で販売予定だった新商品を中心にリターンに設定し、本プログラムを通じて全国の皆さまにお届けいたします。
また、2019–20シーズンを追ったオリジナルドキュメンタリー
「VOREAS HOKKAIDO Documentary Film〜Children of The Revolution〜」
全6話(第6話はBlu-ray特典)のBlu-rayもこちらで予約を受付を行います。
皆さまからのご支援はホームゲーム中止に伴う損失の補填、および4月以降の活動費とさせていただきます。
合わせてこの機会に、母体の無いプロスポーツチームの実情をご理解をいただき、本ブログラムへのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
残念ながらV2優勝という目標を達成することは叶いませんでしたが、3月14日、15日のV・チャレンジマッチ(入替戦)に勝利し、V1へ昇格する事を目指して、選手、スタッフ、社員一同尽力して参ります。
そして2020–21シーズンも皆さまの前でお会いできる事を楽しみしております。
【ヴォレアス北海道#4 キャプテン 古田史郎】
いつもたくさんのご声援ご支援ありがとうございます。この度このような事態になってしまい大変心苦しく思っております。一日でも早い日常に戻りますことを心よりお祈り申し上げます。
チームを運営するにあたって今までの歩み、そしてこれからの「超戦」という面から本プロジェクトをスタートする運びとなりました。
シーズン中、オフシーズン含めたくさんの方がグッズをお求めになりたいということを認識しておりましたが、さまざまな事情から叶えることができておりませんでした。
この機会を通して皆様のご要望にお応えすると同時にチームの現状を理解していただき、チームをより深く愛していただければと思っております。
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【4月19日現在】
3月14日、15日に無観客での実施予定であった、V・チャレンジマッチ(入替え戦)は3月9日のVリーグ機構の通達により、中止、入替を行わない旨の通達がありました。出場する2チームとVリーグと試合開催に向けて、今後の対応について前向きな協議をする場が1度もないままの突如の決定でした。
私達はVリーグ機構に対して、上記意志決定プロセスの詳細説明、試合の延期開催を含めた救済措置の検討を求める要望書を連携する4自治体と連名で提出し、その後も試合の開催を信じて練習を継続しておりました。しかし、情勢の更なる悪化を鑑みて、要望内容から試合の延期検討を除外し、引き続き意志決定プロセスの情報開示を求める要望書を4月2日に提出し、返答、回答を待ちながらチームはシーズンオフとなりました。この一連の事態のゴールが見えましたら、その詳細をご説明する場(配信等)を設けることを検討しています。
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