NEWS  宇宙兄弟スペシャルコラボイラストが公開されました。また、新規リターンも追加されました。

 ▼はじめに 

いままでご支援いただいた、すべてのパトロンのみなさまに心より感謝いたします。

2017年に打上げ実験を行ったMOMO初号機、2018年のMOMO2号機の失敗を経て、2019年5月に「宇宙品質にシフト MOMO3号機」がみなさまの思いと共に高度100kmを超えて宇宙に届きました。

しかし、今年7月に打上げを行った「ペイターズドリームMOMO4号機」は宇宙への到達はできませんでした。

クラウドファンディング「みんなの力で宇宙から夢の折り紙飛行機を飛ばそう!」プロジェクトにも多くの皆様のご支援を頂きましたが、結果は不本意なものとなってしまいました。本当に申し訳ございません。

「ペイターズドリーム MOMO4号機」においては、様々な企業様からのご提案を受け、世界初となるような7つの宇宙でのミッションに挑戦しました。宇宙でこんなことをやってみたい、そんな、人の夢や思いをのせたロケットでした。




《ペイターズドリーム MOMO4号機のミッション》

MISSION 1 宇宙から折り紙飛行機を飛ばしたい!

MISSION 2 日本酒でロケットを打上げたい!

MISSION 3 宇宙で音を捉えたい!

MISSION 4 コーヒーを宇宙に飛ばしたい!

MISSION 5 ハンバーガーを宇宙に届けたい!

MISSION 6 メガネを宇宙に送りたい!

MISSION 7 ひふみろを宇宙に連れていきたい!


「ペイターズドリーム MOMO4号機」は、2019 年 7 月 27 日(土)16 : 20 に北海道大樹町にて打上げられましたが、打上げ約 64.3 秒後に 機体に搭載したコンピュータが異常を検知したことによりエンジンを自動で緊急停止し、 警戒区域内の海面へ安全に落下しました。宇宙には届かず、これらの夢は叶いませんでした。

私たちはこの結果を重く受け止め、原因の究明を行い、この結果を次なるMOMO5号機に活かし、量産化に向けてロケットの信頼性を高めたいと考えています。

そしてこの度、宇宙を目指す我々の挑戦に共感してくれた「宇宙兄弟」が強力なパートナーとして、インターステラテクノロジズのロケット開発を応援してくれることになりました。



私たちは、宇宙兄弟とともに、もう一度宇宙を目指します!

                                 


▼小山宙哉さん応援コメント


『宇宙兄弟』の中で日本の民間企業が自社でロケット開発をし、失敗を繰り返しながら精度を高め、ロケット打ち上げの成功率を徐々に上げていくストーリーを描きました。

漫画ではペン先ひとつで成功も失敗も簡単に描けてしまうものですが、正にこれを現実に実現しようと研究し、実行しているMOMO開発に携わる皆様をただただ尊敬するばかりです。

宇宙がもっと身近になるために

日本の民間ロケットが当たり前のように宇宙へ飛ぶ時代が来るためにMOMOがあるのだと信じています。

みんなの応援が燃料になり、MOMOを宇宙へ飛ばします。

みんなでMOMOを見上げましょう。

小山宙哉



「本気の失敗には価値がある
〜「ペイターズドリーム MOMO4号機」の失敗を糧に〜


「ペイターズドリーム MOMO4号機」は「宇宙品質にシフトMOMO3号機」とほぼ同じ構造の機体でしたが、地上からの通信が機体側に届かなくなり、機体のコンピューターが危険を避けるためエンジンを停止し、安全に海上に落下させました。

無線機のトラブルの原因については機体側の無線の受信機の機能の障害など、いくつかの原因が考えられ、5号機ではそれらトラブルに繋がった可能性のすべてに対応し、改良して打上げに臨みます。

私達は3号機の成功で一つの正解を得ましたが、今回の失敗により、様々な条件の変化によっては、まだまだ経験値が不十分であることを知りました。




「失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ」
〜MOMO5号機にむけて〜
                    


わたしたちは「ペイターズドリーム MOMO4号機」の失敗を乗り越えて、トラブルの原因を更に検証し、考えられる可能性に対して対策を施して5号機の打上げに臨む予定です。

観測ロケットペイターズドリームMOMO4号機事象発生原因究明および対策

そして、今後の打上げにおいても、その都度、MOMOの更なる信頼性を向上させるための努力を続けていきます。それが、MOMOの次に作ろうとしている超小型人工衛星打上げ用ロケット「ZERO」の開発にもつながっていきます。



▼ 資金の使い道

高度100kmに到達する宇宙観測ロケットの打上げ実験費用

「 MOMO5号機」は、「ペイターズドリームMOMO4号機」の経験を受けて、検証と試験を行いつつ、現在製造中です。今回も皆様からのご支援は、打上げのための費用に使用させていただきます。また、宇宙兄弟の物語の中でも登場する「ALS」の治療方法を見つけるための研究開発費を募る「せりか基金」に、一部の金額を寄付いたします。


▼想定されるリスクについて

・打上げ日程をアナウンスした後でも、実験当日の天候状況などにより実験を延期せざるを得ないと判断する場合がございます。

・打上げが延期された場合、リターンの発送も打上げ後に繰り延べさせて頂く場合がございます。

・打上げ実験を実施したとしてもあらゆる条件からミッションを完遂できない場合もございます。

・万が一実験延期またはミッション未遂の場合であっても、活動報告、リターンの履行はいたします。


▼リターンの発送時期について

 MOMO5号機の打上げ時期はまだ決定しておりませんが、打上げ後可能な限りスムーズにリターンを発送できるよう努力いたします。

また、前回のペイターズドリームMOMO4号機のリターンに付きまして、まだ一部のリターンのみ実行されている状態ですが、10月中旬より順次発送予定です。もうしばしお待ちいただけたらと思います。


▼リターン紹介

《宇宙兄弟コラボのリターン》

1・宇宙兄弟単行本/1巻(オリジナルカバー付き) イメージ追加! 

 

宇宙兄弟をまだ読んだことがない方に、また既にお持ちの方にも。今回だけのスペシャルカバーを付けてお届けします。
※ 写真は現時点でのイメージです、実物のデザインは変更される場合もございます。


2・宇宙兄弟単行本 全巻 (一巻のみオリジナルカバー付き)

 「今すぐ、最新巻まで読みたい!」という方向けに、全巻セットもご用意しました。ただしスペシャルカバー付きは一巻のみです。 


3・コラボTシャツ コラボキーホルダー コラボステッカー イメージ追加!

完成したコラボイラストを反映しました。目標額達成の場合、このステッカーと同じデザインを機体に描き、宇宙を目指します。

宇宙兄弟とインターステラテクノロジズの限定コラボのTシャツ、キーホルダー、ステッカーをセットにしてお届けします。宇宙兄弟と一緒にMOMO5号機を応援してください。

・オリジナルキーホルダー 1個 50mm×50mm ナスカン付き
(片面に宇宙兄弟MOMO5号機応援イラスト、裏側はMOMO5号機ミッションマークになっている、アクリルキーホルダーです。)
・Tシャツは宇宙兄弟によるMOMO5号機応援イラストをあしらったデザインの今回だけのオリジナルTシャツです。サイズはS,M,L,XL.XXLがあります、サイズ詳細はMOMO5号機記念Tシャツの項目を御覧ください。
※ イラストは現時点でのイメージです。実物はデザインが変更される場合もございます。


4・せりか基金コース・ステッカー

3のコースに追加支援の場合、その差額ををALS研究のためのせりか基金の運営に使用させていただきます 。(プラス100円から)。Bコースのリターンに加え、せりか基金のステッカーをお付けします。

せりか基金とは、難病として指定されているALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療方法を見つけるための研究開発費をあつめる活動です。
せりか基金URL: https://landing-page.koyamachuya.com/serikafund/


5・MOMO5号機の機体に宇宙兄弟イラストを載せたい!  イメージ追加!

スペシャルコラボイラストが完成しました。

目標支援額の総計900万円以上のご支援が集まった場合、MOMO5号機の外装にステッカーと同じ宇宙兄弟応援イラストが描かれ、宇宙に向かいます。


11/14  2つのリターンが追加されました。


・MOMO5号機チタンボルト

MOMO5号機から機体の一部に使用されているチタン製ボルトです。従来のステンレス製のものに比べて強靭で軽量です。

株式会社キャステム様によるMIM (/Metal Injection Molding-金属粉末射出成形法)という粉末状の金属粉とバインダーを混ぜ合わせ、金型に射出する加工方法により、ネジ切りなど行うことなく一体成型されています。M5のボルトチタン製1本と従来のステンレス製のもの1本をセットにして株式会社キャステム様謹製の3Dプリンターによる特製ケースに入れてお送りいたします。

・MOMO5号機指令所での打上げ参加権

ロケットの打上げ実験スタッフとして、代表の稲川や堀江などエンジニアが待機する指令所で一緒にご参加いただけます。

※安全上の理由から、作業内容、人数はこちらで制限させていただきます。

※立ち入り制限区域に入って頂くため、現地で安全教育を受けて頂き、同意書等への署名をお願い致します。

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

※スケジュール等で今回の打上げに参加できない場合は、次回に参加権が繰越しとなります。






通常のリターン

・報告書(PDF)

MOMO5号機打上げ実験の報告書をPDFにて頒布いたします。


・宇宙への名前

MOMO5号機にあなたのお名前を載せて宇宙に打上げます。

※みなさんのお名前もしくはご希望のお名前10文字以内を記した銘板を搭載いたします。

MOMO4号機に応募された方のお名前も5号機にも搭載させていただきますので、前回とは違う方のお名前を今回新たに登録していただいても構いません。


・限定映像公開(リアルタイム中継ではございません)

打上げ時の複数視点からの映像を含む非公開映像を、打上げ後に限定して公開させていただきます。


・MOMO5号機 ステッカー  イメージ追加!

          

MOMO5号機のミッションマークステッカーをお届けします。ステッカーのサイズはMOMO5号機のミッションマークが幅4cm 高さ7cm、の予定です。

※ イラストは現時点でのイメージです。実物はデザインが変更される場合もございます。


・絵葉書


MOMO5号機の機体、開発時の様子、射点風景、などポストカードブックにしてお届けいたします。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容は今後MOMO5号機用に変更されます。


・MOMO5号機記念Tシャツ  イメージ追加!


MOMO5号機の打ち上げを記念する限定のTシャツを送付いたします。

※写真はイメージです、実物はデザインが変更される場合もございます。。

サイズはS.M.L.XL.XXL.があります。登録時に選択してください。

 

・ロケットバウム

MOMOのエンジンのアブレータと呼ばれる、エンジン内部の高温に耐えるための部品を切り出したものです。地上燃焼実験に実際に使用されたものです。

※食べられません

 

・HP・FBへの謝辞掲載


お名前をスペシャルサンクスクレジットとしてIST公式ホームページで掲載します。

 

・報告会ご招待

東京都内にて開催される限定参加の打上げ報告会にご招待します。

※交通費は自己負担となります。場所・日時が決まり次第ご連絡します。


・強度試験用尾翼

MOMO製作時に行った、尾翼がどれくらいの力に耐えられるかを知るための強度試験に使用した実機と同じ材質、構造の実験用尾翼です。試験データとともにお送りいたします。MOMO2号機の時の物とMOMO3号機の時のものがあります。

内部のハニカム構造が破壊されていますので、ロケットには使用しないでください。



・打上げ地上支援スタッフ参加権

打上げ日前後に、なつのロケット団スタッフとしてゲストや一般見学者の方への対応などを一緒に行っていただきます。前回、前々回には打上げ前日に射点及び機体見学の機会も設けられました。

打上げ後の懇親会(通称 : 打上げの打上げ)にもご参加いただけます。

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

※懇親会は打上げ当日に行われない場合もございます。

※打上げ前日の射点及び機体見学は状況によっては行われない場合もございます。

※スケジュール等で今回の打上げに参加できない場合は、次回に参加権が繰越しとなります。 

 

・レーザークリスタル

MOMO5号機の機体を再現した、スタッフ、関係者限定の限定記念3Dレーザークリスタルを送付します。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容は MOMO5号機のものに変更されます。


・特大パネル(印刷シート部のみ)

記者会見で使用予定の背景パネルを送付します。

※写真はイメージです、送付されるデザイン内容はMOMO5号機のものに変更されます。また、今回から組み立て式の骨組部分を除くいた、印刷シート部のみのお届けになります。

また、MOMO5号機のパネルシートにつきましても、前回のご支援者の方が辞退されましたので、ご選択いただけます。


・MOMO初号機ジンバルプレート(予備品)

MOMOのエンジンの推力を機体に伝えるための重要な部品です。エンジンの向きを変えて姿勢制御するためのジンバルという装置もマウントされます。IST大樹工場の3軸マシニングセンタという加工機械により削り出されました。直径約50cmです

 

・ISTスペシャル『鮨会』参加権

『鮨会』インターステラテクノロジズ版への参加権です。

堀江貴文に加え、IST社長の稲川貴大も参加、各回10名程度での開催ですので、美味しいお寿司を食べながら、参加者の方と近い距離でざっくばらんに宇宙のことビジネスのこと、テーマを限定せず様々な相談や会話をしていただけます。

東京と札幌で開催予定です。クラウドファンディング終了後、今冬の開催を予定しています。

第一回目の募集は
1/29  札幌開催 
1/30 東京開催 

18:00開催予定で、それぞれ10名様までになります。リターンのコースが分かれておりますのでお気をつけください。
また、第一回目の募集がクラウドファンディングの期間内に満席になりましたら、2回目の募集をさせていただきます。


※「鮨会」とは堀江貴文プロデュースのレストランガイドアプリ Teriyaki 主催の人気イベントです。

http://salon.teriyaki.me/premium

※参加にあたっては、以下のページの注意事項をお読みください。

http://salon.teriyaki.me/sushicoution


・前夜祭参加権

打上げ前夜に北海道で行われる打上げ前夜祭のパーティーに参加していただける権利です。

打上げ前夜祭は打上げを見学にいらっしゃるVIPの方々をお招きして、打上げに向けて交流、そして盛り上がっていただくためのイベントです。前回はELEZO様提供のジビエ料理のコースを堪能いただきました。

※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。

※スケジュール等で今回の打上げに参加できない場合は、次回に参加権が繰越しとなります。

 

・発射ボタンを押す権利

実際に打上げられるロケットの打上げボタンを押すことができる権利です。


※この「発射ボタンを押す権利」リターンはシステム上から銀行振込のみとなります。

このリターンをご支援希望の方はメッセージにてプロジェクトオーナーまでご連絡ください。


※現地までの交通費や現地での移動手段、宿泊費は自己負担となります。


▼MOMO初号機で発射ボタンを押す権利を獲得された芹澤豊宏さんのインタビューページです。

ノリで1,000万円をポチッた男。ホリエモンロケットの発射ボタンを押せる権利!「金額は関係ない、宇宙開発に関われることに価値がある」
https://weblog.horiemon.com/100blog/40391/#Re3mCHI.twitter_responsive

↓MOMO2号機で打上げボタンを押す権利を獲得された坂本優子さんが十勝毎日新聞に寄せられた手記です(十勝毎日新聞社様の許可を得て引用)


▼MOMO2号機で発射ボタンを押した坂本さんのインタビュー

「6月30日に大樹町で行われたインターステラテクノロジズ(IST)のロケット打ち上げ。4月の実験(延期)に続いて発射ボタンを押す役割を担った帯広市内の会社員坂本優子さん(33)=十勝毎日新聞社勤務=が緊迫の当時を振り返った。

 「5、4、3、2、1」。発射20秒前、成功を祈りボタンを押すと、帽子の「ひふみろ」(2号機メインスポンサーのキャラクター)が跳び上がった。IST社員やクラウドファンデイング(CF)支援者らと画面で見守る中、ロケットは打ち上がり、司令所に「わー」と歓声が広がる。その直後、上昇したはずの機体が再び画面に映りこんだ。IST社員が「耳を塞(ふさ)げ」と叫んだ直後に大きな衝撃音が響く。スクリーン越しに見る射場が炎に包まれる。すぐに司令所からの退避が告げられた。

 30日午前1時前、司令所に到着した。堀江貴文さんやISTの稲川貴大社長が見守る中、作業は順調に進み、射場ではスタッフが記念撮影する姿も。和やかに時間が過ぎ、4月末の打ち上げ延期以来の関係者との再会を喜び、「今日で終わってしまうのは、うれしいけれど残念」とCF支援者たちと私は名残惜しさに浸っていた。

 「押さないと緊急停止するので、必ず押してください」とIST社員らに念を押され、緊張しながらも押した発射ボタン。直後の予想もしない事態に私は驚き、頭が真っ白になった。司令所内もどよめきが起き、すぐに「全員退避」との指示に従い、600メートル先の現場を直接見ることなく車に乗り込んだ。

 無事に避難場所のSORAに到着。さらなる爆発の可能性もあるため司令所に戻ることはできず、私はただ立ち尽くすしかなかった。しかし社員に混乱した様子はなく、現場の映像を確認しながら、事象の確認と原因究明に当たる。落胆はしているものの、長く続く作業の疲れも見せず、冷静に対処する姿に驚いた。

 堀江さんも疲れた表情ながら冷静で、ぼうぜんとする私たちにため息まじりに「大変でしたね」と励ましの声を掛けてくれた。

 翌日、全国から集まったCF支援者と私は、稲川社長の案内の下、射場を見学。幸いにも射場の設備はほぼ原形をとどめ安心した。次の打ち上げへの期待感も高まった。

 その後、私たちは、大樹町内の飲食店や温泉を巡った。各地から集まった支援者と私はロケットに熱狂する仲間となった。今後、見学者が増えれば、大樹の観光の発展にもつながると感じた。ロケットだけでなく、大樹のファンが増えていくのが誇らしく、ロケットタウンへの道筋が見えた気がした。」


▼最後に

インターステラテクノロジズでは2005年の「なつのロケット団」結成時から、高度100kmに到達するロケットの実用化に向けて活動を続け、当初から民間での開かれた宇宙開発ということを念頭において活動してまいりました。

そして、2019年5月に打上げた「宇宙品質にシフト MOMO3号機」の成功により、日本の宇宙開発の新しい扉を開くことができました。

民間企業として日本で初めて宇宙に行く、この夢は達成されました、そして、「ペイターズドリーム MOMO4号機」のクラウドファンディングでは、ロケットに様々な人の夢を載せて宇宙に行くというプロジェクトを行いました。その結果は残念ながら失敗に終わりましたが、MOMOが多くの人の夢を叶えるためのツールにもなれる可能性を確かに示すことができたと思っています。

宇宙への夢は私達の想像を超えて広がりつつあります。私達はその先に「誰もが行ける宇宙」というさらに大きな夢を持っています。MOMOもZEROもこの夢の実現のための通過点に過ぎません。この夢の実現まで、私達は諦めません。どうか引き続いての応援、ご支援をお願いいたします。

インターステラテクノロジズ  代表取締役 稲川貴大

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▼観測ロケット「MOMO」について

インターステラテクノロジズ株式会社の宇宙観測ロケット「MOMO」シリーズは、20kgのペイロードを高度100kmまで低コストで打上げることを目指して開発を進めています。上空で約4分間の微小重力環境が得られ、ペイロードを洋上で回収することも可能になる予定です。 微小重力実験や高層大気の観測、赤外線・X線などによる宇宙観測、技術試験、エンターテインメントなど、幅広く利用されることを見込んでいます。機体の製造、ペイロード整備から、打ち上げ、回収に至るオペレーションは北海道大樹町の弊社施設で一貫して行います。なお、今回の打上げは弾道飛行技術確立のための技術実証実験として行われ、ペイロードの回収は行われません。

・MOMO 初号機:2017年7月30日  打上げ 最大到達高度20km 

・MOMO 2号機:2018年6月30日  打上げ 打上げ直後に、落下、炎上

・「宇宙品質にシフト MOMO3号機」:2019年5月4日 打上げ 高度113.4kmの宇宙空間に到達

・「ペイターズドリーム MOMO4号機:2019年7月27日 打上げ 64秒後に通信が途絶し緊急停止


▼これまでの活動

2015年以前の活動は インターステラテクノロジズ株式会社公式サイト HISTORY

をご覧ください。

2016年

1月 100km 打ち上げ機用 10kN(1tonf 級) エンジンの開発開始

  東京大学との共同研究として、1200N エンジンの開発開始

3月 10kN(1tonf級)エンジンの長時間燃焼に成功し開発完了

5月 姿勢制御実験期「LEAP3」の飛行実験に成功

・2017年

7月31日MOMO1号機を大樹町より打上げは成功、打上げ後66秒で通信途絶したため、緊急停止。到達高度は約20km。

8月 MOMO1号機打上げの検討とMOMO2に向けての改良検討

9月 MOMO2改良のために必要な各種試験を行う

10月 MOMO2号機のための部品製造を進める

12月 MOMO2号機クラウドファンディング開始

2018年

2月 MOMO2号機クラウドファンディング終了

4月 MOMO2号機打上げに臨むが機器トラブルのため打上げを延期

6月 MOMO2号機を打ち上げるも、打上げ直後に落下、炎上する。

2019年

1〜2月 「宇宙品質にシフトMOMO3号機」のための縦吹き燃焼実験に成功

5月 「宇宙品質にシフトMOMO3号機」の打上げに成功、高度113.4kmの宇宙空間に到達。

5月〜7月 「ペイターズドリーム MOMO4号機」製造

7月 「ペイターズドリーム MOMO4号機」打上げ失敗


▼宇宙兄弟について

2007年より『モーニング』(講談社)にて連載開始。

幼い頃の夢に30歳を超えてから再挑戦する兄と、そんな兄を信じて支える弟との兄弟愛、そして”宇宙開発”という非日常感あふれる舞台で展開される、日常的かつ濃厚な人間ドラマが好評を博し、連載が進むほどに人気は爆発的に広がる。

2011年には、第56回小学館漫画賞(一般向け部門)および、第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞。2019年8月現在で(既刊36巻)累計2000万部を超える大ヒット作となった。

公式サイトURL: https://koyamachuya.com/


▼インターステラテクノロジズについて

インターステラテクノロジズ株式会社は、2006年からロケット開発事業を行っています。

現在、北海道大樹町と東京に事業所を持ち、宇宙観測ロケット「MOMO」に続けて地球周回軌道に小型衛星を打ち上げるロケット「ZERO」の開発を行っています。

【会社概要】

社名:インターステラテクノロジズ株式会社

本社:〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武690番地4

東京工場:〒279-0002 千葉県浦安市北栄4-28-21
浦安駅前事務所: 〒279-0001 千葉県浦安市当代島1-1-11 フォーレストビル6-A

設立:2003年5月

資本金:634,539,500万円

役員:代表取締役 稲川貴大

事業内容:ロケット開発



<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



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