はじめに・ご挨拶

こんにちは。

日本茶アンバサダー、日本茶インストラクター、準Ms. Tea Japan2018の三木です。

私は、抹茶で世界平和に貢献できると信じています。

このプロジェクトで最終的に実現したいことは、

「抹茶、日本茶を介して人々の和(繋がりと心の平安)を創造することです」

この『和』が日本の裏側から始まり、世界中に広がったらとっても素敵だと思いませんか??

「一杯のお茶」

を介して、世界中の人と人種、宗教、関係なく繋がることができて、その上、日本を好きな人が増える。
その事実を『日本茶で地球一周』して体感しました。ただ、海外でたくさん課題も発見しましたし、

「日本はすごかった」とも、言われました。

もどかしさと可能性どちらも強く体感しました。

私が今まで世界で見聞きし、感じてきたもどかしさを解決し、可能性を現実にすることが今回のプロジェクトの内容です。

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 ▼もくじ

・抹茶の可能性に魅かれる

・いざ、日本茶で地球一周

・感じた課題と使命

・南米ペルーへ

・プロジェクトの内容

・資金の使い道

・実施スケジュール

・最後に

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【抹茶の可能性に魅かれる】


       「抹茶の可能性」


と聞き、何を思い浮かべるでしょうか。

私がお茶に興味を持ったきっかけは、NYの人が抹茶を飲んで感銘していた場面に出会ったのがきっかけでした。それまでも、お茶が好きではありましたが、当たり前に日常にあるものでした。

ただ、その場面を見た瞬間に、「お茶って当たり前に毎日飲んでいたけど、当たり前じゃないんだ」
「そうだ!卒業論文は世界における抹茶の可能性にしよう!」と決めました。

今思い返しても、なぜその瞬間にお茶に目覚めたのかはわかりませんが、とにかくその瞬間からお茶漬けな日々を送り出します。

実際私が『抹茶の可能性』ということを考えたところ、、、


1.使用用途が多様である

粉末なのでドリンク、スイーツ、化粧品にでさえ使用できる


2.人種宗教年齢関係なく楽しめる。

子どもからお年寄り、イスラム教、キリスト教、アジア人、西洋人、黒人関係なくお茶を介し、繋がり、楽しむ文化がある

3.『茶道』という日本文化を体系化する文化的背景、歴史を持っている

茶道は「総合芸術」と言われるように日本の文化、四季、思想を体系化している。


以上の3点から、特にMatchaは
海外の文化や習慣に適応させつつ、他の日本文化や食と共に伝えることができる。

【世界中でコラボレーションとイノベーションを起こせる。世界と日本を繋ぐ!!】

と私は、強く信じています。


そして、日本の農家さんやお茶屋さんを巡り始めました。

手揉み玉露の匠、山下さん

オーガニック抹茶の達人 石川さん

【いざ、日本茶で地球一周】

 昔から海外マーケティングに興味があった私は「同じ抹茶でも文化や習慣が違えば、捉え方が異なり、興味を持つ切り口も違うに違いない!」と思い「アジア、ヨーロッパ、アメリカそれぞれにおいて抹茶、日本茶がどう受け入れられるのか」「もしくは受け入れられないのか」「どこの」「どんな人が」「何故」「日本茶に興味を持つのか知りたい!」と強く思い、実際に現地の会社でインターンシップという形で日本茶のマーケティング調査ができそうな国、会社を探しました。なかなか難航しましたが、なんとか幾つか私を受け入れてくださる所を見つけたので、大学を休学し、2016年一年間「世界における日本茶の可能性を追求する」旅に出ました。

フィリピン、シンガポール、バンコク、ロンドン、ニューヨークとその周辺諸国を訪れ、実際に現地のカフェ、レストラン、ホテル、ティーショップを訪問する所から、店舗に立ち、マーケティングプランを考える、プロモーションイベントを行う事等行いました。

  ロンドンのワインクラブにて

TWINING ロンドン一号店にて


【感じた課題と使命】

この日本茶の可能性追求の旅で感じた課題は

1. 輸出入や関税、規制という面
    どれだけPRしたくても法律や書類上でしっかりと輸出国の基準を満たさなければモノも入れられないということを実感しました。

2. マーケティング(認知の広め方)の面

   海外で実際に人々が使用しているもの、口にしているものは圧倒的に中国や韓国のものが多くて、「日本のものは技術も質も良い」でも、良いものと実際に使用するかは必ずしも結びつかない。現地の人のハートを掴み、伝えることが上手な方が選ばれる。実は日本がお茶を作っていることを知っている外国人は多くはありません。しっかりと伝えれば、日本のお茶に感動してくれますが、まだまだ「緑茶=中国」で、なんだか悔しく、もどかしい気持ちになりました。

左:ペルーで30g 3000円近くで日本の高級抹茶として売っている中国産の抹茶 右:日本の抹茶

課題も目の当たりにしましたが、現地の人と交流する中でどのようなものが選ばれているのか、どのように伝えていけば、より良いのかも見えてきました。

そして

「私はこの気づきを実行に移し、還元することが使命」

だと感じました。

その後、その使命を全うすべく、本格的に日本茶の勉強を始めました。帰国後、日本茶インストラクターの資格を取得し、日本茶アンバサダー協会様からも日本茶アンバサダーにも任命していただきました。また京都の建仁寺両足院で行われた一般社団法人お茶協会主催のMs. Tea Ambassador コンテストでは準グランプリをいただき、

京都市門川市長様と一般社団法人お茶協会主催のMs. Tea Ambassador コンテストにて

在インド日本大使館公使と共にインドの茶畑を訪れ、現地の茶農家や生産関係者様に日本茶についてお話させていただいたり、インドの大使館主催の日本食フェアでは日本茶についてセミナーをさせていただきました。

在インド日本大使館にて 平松駐インド大使,ワドワ元駐日大使と


下記、今までの私の活動動画をまとめたものなのでよろしければご参照くださいませ。


【南米、ペルーへ】

去年、知り合いが多くいたこともあり、訪れたペルーのリマで、偶然、日本茶セミナーをさせていただく機会がありました。

セミナーには多くのペルーの若者が参加してくれ、大盛況にて終わりました。そして日系人という存在、地球の裏側にも関わらず、私が今まで訪れた国の中でもかなり親日で日本に興味がある人が多く、欧米では2.3年前にMatchaの流行があったのですが、ここペルーリマではMatchaはちょうど人々が知り始めるか始めないかの所でした。


             リマにて初開催したイベント「Hola! Matcha」

そして、リマの抹茶、日本茶マーケットを更に知るべく2019年5月からリマにて日本茶のセミナーやイベントを開催し、ヒアリングを行いました。

その結果、日本食レストランはリマ市内だけで100件以上あるが、カフェはない。
需要は大きいが、伝える人がいないということがわかりました。また協力してくれる現地の知り合いが多いこともあり、「ここペルーリマから後には南米、スペイン語圏に抹茶市場を開拓して行きたい。」「今まで気づいてはいたけど、実際になかなか形に至らなかったものをリマの文化に適応させつつ、ここでしっかり形にしていきたい」と思い、ペルーから始めることにしました。


【プロジェクトの内容】

継続的に、日本茶を知り、楽しみ、繋がる場をリアルとオンラインで作ること。
海外を回っていて、大事になってくるのなと思ったことは

【いかに「抹茶とは何なのか」「日本茶とは何なのか、他のお茶と何が違うのか」を伝え「教育」できるか】【非日常で特別だけど、彼らのライフスタイルに取り入れられるか】です。

上記を実現するために

①抹茶タピオカラテをはじめとした抹茶と日本茶を楽しむカフェスタンドを作り、

誰もが親しみやすく、手に取りやすいものから認知度を広めていき、徐々に抹茶や日本に関心のあるコミュニティをオンラインとオフラインで形成していきます。

そして、抹茶や日本茶を日常的にどう使用し、ライフスタイルの中に組み込んでいくのかを伝えていきます。またその際に、日本の文化面も伝え、付加価値を足していきます。

                イメージ仮(写真はクスコのカフェ)

ちなみにペルーではタピオカの認知度はほぼゼロに等しくタピオカミルクティーの飲めるお店は1件だけなので、抹茶タピオカミルクティーを今年の夏(12月)の流行にしたいと本気で思ってます。笑


②抹茶を好きになってくれた人が家でも、楽しめるように、抹茶プロダクトを作ります。

具体的な商品としては

・抹茶

・茶筅、茶杓など基本的な抹茶を点てる道具のセット

・コカ・マッチ

ペルーで有名な「コカ茶」というお茶があるのですが、Matchaを飲んでもらうと多くのペルー人が「コカみたいだね」と言います。そこでペルー人に親しみやすいように、コカとマッチャをブレンドし『コカ・マッチャ』を作ります。またその他ペルーのスーパーフードとマッチャのブレンドも必要に応じて作ります。

コカ茶

これは、今年日秘友好120周年を記念した、ペルーのお茶文化と日本のお茶文化のコラボレーション商品として作り、売上の何%かをペルーの貧困地域の子どもたちへの寄付にします。

ペルーの孤児院の子どもたちに寄付とワークショップを行った歳の写真


コカ・マッチャや抹茶スイーツ、ドリンク等親しみやすく、手の届きやすいプロダクトを店舗で普及し裾野を広げつつ、オンラインやイベントにて日本茶、抹茶についての知識を共有し、徐々にユーザーの視座を高め、茶筅で抹茶を点てたり、日本文化に興味を持つ日本ファンを増やし、徐々に、需要を増やしていき、売上をペルーの社会にも還元することを行っていきます。現在何回かイベントを開催した結果、抹茶ラテのインスタントパウダーよりも、抹茶や茶筅が思ったよりも人気でした。


資金の使い道

・日本茶輸入の為にかかる審査、申請費(一つのお茶につき1万円ほど)

・ペルーにての販売許可申請費

・ペルーまでの輸送費(1kg送るのに5000円近くします。。。)

・お茶の仕入れ代

・パッケージ代

・デザイン代

・写真、動画撮影制作費

・オンラインサイト運営費

・リターン代

・リターン送付の為の輸送費

・クラウドファンディング手数料(17%なんです)

・カフェ店舗リース費(月10万円くらい)

・カフェ店舗運営の為の機械等必要物品購入代

・カフェ光熱費

・カフェ申請登録費

・店内の装飾費

・店舗運営資金  等


リターンについて

リターンには、私自身が貢献させていただけそうなこと、南米から実況中継!
記念品として作成する南米ならではのオーダーメイドのお茶碗等を
予定しております。

柄はこんなイメージで作成します。
オーダーから完成まで1ヶ月以上かかるので発送は1月中旬予定。

詳しくはリターン参照。


実施スケジュール


9月中旬  輸入、販売審査申請

9月下旬 使用する日本茶の発注、デザイン、パッケージ、
                オンラインサイト、オンラインコンテンツ準備

10月上旬 間借りでPOP UP 店舗仮出店
     オンラインコンテンツ配信開始

10月14日 クラウドファンディング終了

10月下旬 プロダクト完成
      宣材撮影
                   リターン発送(インカ柄茶碗は1月中旬発送予定)

11月上旬 日秘友好120周年祭にてプロダクト公開予定
     ペルー史上最大の日本祭りを実況生中継(リターン)
     スタンド店舗仮オープン

12月中旬〜来年 スタンド店舗オープン

最後に

この3年間を通して、たくさんの可能性を見つけました。たくさんの課題も見つけました。
多くの驚き、喜びの声を直接聞きました。

「気づく」というのは、それを解決するための役目があるということ。

私は、日本茶について、多くのことに気がついたから、その気づきを行動に移して解決する役目があります。

南米で日本茶を語る日本人はもしかしたら私しかいないかもしれません。
少なくても、ペルーでは確実に、私だけです。

そもそも知られなければ、選ばれもしない。

だから、私が伝える。

可能性を感じるから挑戦したい。

「一杯のお茶」を介して

世界中の人と人種、宗教、関係なく繋がることができて、

日本のことを知ってもらえる。興味を持ってもらえる。

お茶から、この繋がりの連鎖を生み出すことが私の役目。


そんな私の挑戦を応援していただければ幸いです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。




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