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6月21日更新

第3目標の80万円を達成しました。たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございます! クラウドファンディング終了まで、あと11日ありますので、新たなチャレンジをはじめることにしました。


まもなく出版される『旅がなければ死んでいた』を多くの方に知っていただきたい! バカな旅話も読んでほしいけど、チベットの現状や、ケニアのスラム街キベラのことなども、本を通じて知ってもらいたい!

そんな熱い想いはあれど、初版の冊数は限られていますし、書店さんの店頭に並んでいるだけでは、なかなか手にとってもらうのは難しいと思っています(インパクト重視で尻出し表紙をつくってもらったけど、それも平置きされないと見えませんし……)

多くの方に、この本をお手にとってもらうためにはどうしたらいいかな?と考えまして。

いろいろ考えた結果、みなさんから「この本は○○でねー」と、まわりの方々に話していただけることが、いちばんいいのでは!と思ったのです。信頼できる方からのおすすめなら「その本、読んでみようかなー」ってなりますもんね。

ですので、ぜひ、この本『旅がなければ死んでいた』を読んでくださった方には、TwitterやInstagram、facebookやAmazonレビュー、書評サイトなどで、感想・レビューを投稿していただきたいっ(額を地面にこすりつけながら)

もし投稿していただけた場合には、そのお礼として(?)

みなさんがSNSやAmazonなどに
レビューを1件投稿いただくごとに
ケニアのスラム街キベラに学校給食20食を寄付します。

このクラウドファンディングでは、すでに80万円を超えるご支援をいただいており、本来の目的である「全国“手渡し”キャラバン」を実施するには充分な金額となりました。そのため、80万円を超えてからのご支援は、リターンの制作費・送料、CAMPFIREの手数料を除いた全額を、この「1レビュー20食プロジェクト」の費用に充当させていただきます。

クラウドファンディング終了時の支援金がいくらであろうと、この「1レビュー20食プロジェクト」は必ず実施いたしますので、応援いただけるとうれしいです。

ケニアの首都ナイロビにあるスラム街キベラの子どもは、親がシングルマザーやシングルファザーであることが多く、両親・親戚のいない孤児もいます。保護者は毎日必死に仕事を探し、働いていますが、家族が満足に食事できるほどの収入を得ることは、非常に困難です。食費のために子どもが働きに出ることもあります。

わたしはご縁があって何度もキベラを訪れ、取材にもいきましたが、運良く仕事を得ている保護者であっても、収入は1日100-200円ほどです。

貧困家庭の子どもたちが未来を変えていくためには、教育が必要です。読み書き・算数ができず、基礎教養がなければ、仕事を得ることは一層むずかしくなります。しかし、学校に来ることができても、空腹のままでは集中して学ぶことはできません。

ですので、私の友人がいるキベラにある学校「マゴソスクール」では、給食を出しています。内容はとても質素で、昼食はギゼリ(豆とトウモロコシの煮込み)のみです。

給食で出されたものを、わざと残して、家で待つ弟妹のために持ち帰る子もいます。給食の残りが、家族全員の貴重な食料にもなっています。空腹が満たされれば、食べ物の心配をせずに、食費のための労働をせずに、勉強に集中できます。

このように、スラム街キベラで暮らす子どもたちにとって、給食はとても大切なものです。

キベラでは、いままでは国連のWFP(World Food Program)からの食料配給があり、1人1食10円の予算で給食(昼食)を作れていました。
しかしながら、キベラ全体へのWFPからの食糧配給が停止されることになり、今後は1人1食25円の費用がかかります。コストが一気に2.5倍……。これは大変な痛手です。
いままでに出会った子どもたちや友人が困っているのは悲しいことなので、できる範囲で、できることをしたい。
せっかくのタイミングなので、これをきっかけに動くことにしました。

子どもの教育を支える「大切な給食」を、あなたも一緒に届けませんか?
Twitter、Amazonレビュー、Instagramフィード投稿、facebook、ブログ、そのほか書評サイトで本書『旅がなければ死んでいた』の感想・レビューを投稿いただくと【投稿1件につき、給食20食分にあたる500円を寄付】します。

■ Twitter、Instagramフィード、facebookに投稿いただく場合:
集計の都合上、ハッシュタグ「#旅がなければ死んでいた」をつけて投稿してください。

■ Amazonレビュー:
このプロジェクトを知ってる人・知らない人関係なく、書籍ページに投稿いただいた【合計レビュー件数 × 給食20食分を寄付】します。特定のハッシュタグは不要です。https://amzn.to/2IeH6Tv

■ ブログ、Amazon以外の書評サイトに投稿いただく場合:
お手数ですが、ご投稿いただいたら、そのページのURLをお知らせください。

※ 同一SNSアカウントで複数回の投稿をしていただいた場合は、1回とカウントさせていただきます。
例①:Twitterで1回投稿+Instagramで1回投稿=2回とカウントし、給食40食分を寄付
例②:Twitterで2回投稿=1回とカウントし、給食20食分を寄付

※ 感想やレビューではない投稿(ハッシュタグのみの投稿など)は、対象外とさせていただきます。

※ 非公開(鍵付き)アカウントや、限定公開の投稿は、集計できないので対象外とさせていただきます。

※ 「1レビュー20食」の上限は1000件まで。もし1000件よりも多く投稿いただいた場合には、以降1件あたり給食5食分(書籍定価の10%にあたる125円)を寄付します。

この寄付は長年キベラに寄り添ってきた「マゴソスクールを支える会」を通じて、全額が現地の給食費用として使われます。「マゴソスクールを支える会」は事務局費を自費で賄っておられますので、寄付金は経費を差し引かれることなく、そのまま現地に届きます。詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ。http://magoso.jp/

書店さんをはじめ、Amazonなどの各オンライン書店さんでも『旅がなければ死んでいた』の予約ができるようになりました。ご注文まだの方はぜひ!https://amzn.to/2IeH6Tv


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6月5日更新

第二目標として掲げていた支援金額70万円を達成しました。あたたかいご支援、本当にありがとうございます! ここまで多くの方に応援いただけることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

そのお礼になにかできないかな?と考えました。タイミングの合う方は、ぜひお越しください。

6月19日(水)の夜、渋谷で開催するアフリカ旅のトークイベント(前売り1500円、当日2000円)に、支援者さまを特別にご招待いたします。すでにご支援をいただいている方はもちろんのこと、これから新規にご支援いただく方でも、イベント当日までに手続きが完了されていれば、どなたでもご入場いただけます。

イベント詳細はこちら → https://travelafrica.peatix.com/
命の大地・アフリカの魅力を語り尽す!「生きる」を実感する私たちのアフリカ旅

●日時:
2019年6月19日(水)19:30-21:30
19:30~開場、歓談交流 / 20:00~トークセッション

●場所:
『TRAIN TRAIN TRAIN』東京都渋谷区東1-29-3
https://shibuyabridge.jp/access/ 

●参加費:支援者さまはご招待。
同伴される方は、前売1,500円、当日2,000円(いずれもワンドリンク付き)

●お申し込み方法:
先着お申し込み順。支援者さまはCAMPFIREのメッセージ機能から「イベント参加希望」の旨と「フルネーム」をお知らせください。※お席がある場合には、当日でもお入りいただけます。当日枠の有無は、坂田ミギーのTwitterでご確認ください。https://twitter.com/migimagari

※すでにイベントのチケットをご購入の方で、CAMPFIREでもご支援いただいている方は、当日の受付にてチケット代を返金いたします。お手数をおかけしますが、受付時にスタッフまでお知らせいただきますようお願いいたします。

さらなる第二弾のストレッチゴールにも挑戦させてください。

ご支援いただいた金額は、書籍のプロモーションツールの制作費、およびプロモーション費として大切に使わせていただきます。

引き続き、応援よろしくお願いいたします!


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5月24日更新

3日目にして、はやくも目標額を達成することができました。ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます!ご支援いただいたみなさまへの感謝と、また、さらなるプロジェクトの充実のため

「ストレッチゴール(第2目標)」にチャレンジさせてください。

キャラバンで使用するプロジェクターと、折りたたみ式のポータブルスクリーンといった機材の購入費、またイベント会場で使用する写真パネルなどの制作費、書籍のプロモーション費用とさせていただくほか、一番人気のリターン品である自費出版本「裏本」の表紙をフルカラー印刷にアップグレード!でお届けするために使わせていただきます。

引き続き、応援よろしくお願いいたしますっ。



▼▼▼プロジェクトご紹介はこちらから▼▼▼

こんにちは、はじめまして。坂田ミギーです。

2019年の6月28日(金)に
自身初の著書『旅がなければ死んでいた』がKKベストセラーズから刊行されます。

この本は、三十路を超えた女性(私)が、過労と失恋で人生に行き詰まり、生きづらさを抱えて出発した、世界一周ひとり旅の旅行記です。

「自分の人生、このままでいいのかな?」
「努力しても、いまいち幸せじゃないし、幸せってなんだっけ……」
「理由はわからないけど、毎日が息苦しい」

そんな想いで日本を飛び出し、世界のいろんな場所・さまざまな人と出会っていくなかで、生きづらさから抜け出すヒントをもらい、そして、旅が終わるころには、自分の人生を生きられるようになりました。

この旅の軌跡と『気づき』を綴った本、
それが『旅がなければ死んでいた』です。

▼表紙デザインができました!(6/5更新)

ひとりでも多くの方に、この本と『気づき』をお届けできるよう、クラウドファンディングに挑戦します。

日本のいろんな場所を訪れて、みなさんに旅の話をして、本を直接手渡しする「全国”手渡し”キャラバン」を実施しますので、お力をお貸しいただけないでしょうか。

すでにお声がけいただいているイベントや地域(北海道〜沖縄まで行きます!)以外でも、あなたの街にも会いに行きたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

※ 本プロジェクトは出版社KKベストセラーズに許可・協力を得て開始しています。
※ All-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


本プロジェクトページの最下部に、「はじめに」と「目次」を掲載しています。
「どんな本かな?」と思われた方は、ぜひチェックしてみてください。


【プロフィール】

坂田ミギー
旅マニア / エッセイスト / クリエイティブディレクター

福岡出身。大学時代から世界を旅するバックパッカーで、年間100日を旅してすごす旅マニア。広告制作会社、博報堂ケトルを経て、現職。
20代でうつ病を患い、プチひきこもりになるも、回復期にインドを旅したらどうでもよくなり、そのまま寛解。その後、三十路を超えて全力でが働きつづけるも、過労と失恋で「このままじゃ死ぬ」と気づき、命からがら世界一周へ。
旅を機に立ち上げたブログ「世界を旅するラブレター」は、世界一周ブログランキング上位常連の人気ブログに。
現在はキャンピングカーをモバイルオフィス&家として、日本各地を旅しながら働く日々。広告での受賞歴にCannes Lions(フランス)、New York Festivals International Advertising Awards(アメリカ)、Spikes Asia(シンガポール)、Ad Fest(タイ)、モバイル広告大賞、広告電通賞など。


そもそも、なぜ世界一周の旅に出たのか。

それは「がんばったけど幸せになれなかった」
「自分の価値観が、自分を生きづらくしていた」からです。


好きな仕事に就けたら……とか、仕事で成功したら……とか、出世したり賞をとったりしたら……とか思いつくゴールを次々と設定し、それらを越えてはみたものの、達成感はあれど幸福感はありませんでした。

やりがいのある仕事、好きなものに囲まれた暮らし。不満はないのに不安になるのは、生きにくさを感じるのはなぜなのか、わかりませんでした。

実力以上の無理がたたったのか、過労とストレスで涙が止まらなくなったり、起き上がれなくなる日があったり。それでも休むことができずにいました。すると、ある日、吐血までしてしまって。お風呂に入れていないから、足も臭くて。

ここまできてようやく「これはもう、いよいよまずい。心身ともに死んでしまうぞ」と気づけたのです。

「がんばったら幸せになれる」と信じて努力し続けてきましたが、どうやらがんばる方向がちがったようです。

「このまま自分の価値観が変わらなければ、いつまでたっても幸せは感じられないのでは?」という考えに至り、「だったら、もっといろんな価値観の人々に出会って、見たことのないものを見て、感じたことのない感情に身を晒してみよう」と世界一周の旅に出ることにしました。

ちなみに、当時の恋人とは「世界一周の途中で合流しようね」と約束していましたが、いつのまにやら他の人を好きになったそうで……旅立ち直前にこっぴどくフラれまして。

結果、予定を変更して、世界一周ひとり旅をすることとなりました。

なんだか暗い話になっちゃいましたが、
旅と本は明るく元気な内容ですのでご安心ください!


この旅では、いろんな人に出会い、いろんなことを経験させてもらいました。

旅の内容を、一部ご紹介します。

※ ただいま編集中の本のボリュームがすごいことになっているので、以下の内容の一部は本編に収録されず、リターン品の「裏本」に収録される、またはカットされる可能性があります。ご了承ください。

モンゴルでは馬に乗って、トナカイ遊牧民を探して山を越え、谷を越え、尻が割れ。


ギリシャのヌーディスト・アイランドで、全裸のテント暮らし。


禁断の王国と呼ばれるムスタン王国で、本物の王子さまに謁見。


インドの“ブラックマネー”の街・マリファナ名産地を見学しにいったらノイローゼ寸前の事件が。


ケニアのスラム街で、地元アーティスト集団と連日、密造酒を飲みまくり。


ナミビアの先住民と交流するために、半裸でコスプレしたら、このあとゴミ袋に入るはめに。


南アフリカの奇祭「アフリカバーン」で、人生に開眼。


ペルーのアマゾンで、強力な幻覚剤アヤワスカを飲んでシャーマンの儀式に挑んでみたり。


アメリカのポートランドでは全裸で自転車に乗り、数千人と街中をパレード。


そして世界一周の最後の街・ロサンゼルスで、予期せぬ旅の結末が!


以前には想像もできなかった価値観や生き方。

脳みそをでっかいハンマーで殴られるような衝撃を受ける旅のなかで、次第に、わたしが抱えていた生きづらさは溶けてなくなっていきました。
(このほかの旅先については、ページ最下部に掲載した「目次」をご覧くださいませ)


旅の初日、中国の北京で、ブログ「世界を旅するラブレター」を立ち上げました。

最初は友人だけしか読んでいないブログだったのですが、地道に更新していったところ、次第にたくさんの読者さんが来てくださるようになり……世界一周ブログランキングでも、上位にランクインするようになりました。

このブログがきっかけで、うれしいメッセージも数多くいただきました。
「勇気をもらって、わたしも世界一周に出ることにしました」「失恋して落ち込んでいたけど、ブログを読んで元気がでました」といった、すてきな言葉も。

自分が旅して出会った『気づき』をシェアすれば、それは誰かの『気づき』になれるかもしれない。
誰かの背中を押したり、新しいことをはじめるきっかけになれるかもれない。
そのことを教えてくれたのは、読者のみなさんでした。

ありがたいことに、紙の本にしてお届けできる機会をもらいましたので、ぜひ多くの方に読んでいただきたい。そして、本のなかから、それを読むあなたのなかから、『気づき』や、新しいきっかけを見つけてもらえたらと願っています。

旅に興味がない方にも振り向いてもらえるような、旅に出たい方の背中をそっと押せるような、そして旅に出られない方とは、この本で一緒に旅ができるような、そんな本ができたと思っています。


全国キャラバンをする理由、それは新しい本の届け方に挑戦したかったから。

この本を書店さんに置いてもらえたとしても、無名の著者ですので、すぐにお手にとっていただくのは難しいかもしれません。そして、ふだんあまり書店さんに足を運ばない方にも、この本を読んでいただきたいのです。

フードの移動販売は見かけますが、本の移動販売、そして著者からの手売り・手渡しは、ちょっとだけ珍しいかもしれません。

インターネットでも本が買える時代。それでも、著者自らがクルマに本を積んで走り、みなさんの街を訪ね、本に込めた想いをお話しして、直接手渡すことができれば、そこには一冊の本を越えた、新しい価値が生まれるのではないかと思っています。


費用削減のため、日本全国できるだけ自分のキャンピングカーでうかがいます。

その理由は・・・

● たくさんの本、機材を積んで移動できます(送料、機材レンタル費がかかりません)
● 宿泊費が節約できます(その分しっかり滞在先でお金を落とすようにします)

ですので、首都圏以外のイベントに呼んでいただいた場合でも、必要なのは支援金額だけで、そのほかの費用はかかりません。(別途の出演費・交通費・宿泊費は不要です)

イベントの主催者さま向けのリターンをご用意しています。
規模にあわせてリターンをお選びください。

参加者おひとりあたりの費用を「書籍代+0円~500円」で設定していますが、参加人数が増えるほど+αの金額がお得になります。

「費用面で、地元以外からゲストを呼ぶのが難しい」と感じていらっしゃる方、この機会に、ぜひお気軽に呼んでくださいませ。日本全国、どんなところにもうかがいます。
講演や、対談・トークセッション、パネルディスカッション、旅の相談会など、ご希望に応じてお受けいたします。

クラウドファンディング開始時点で、北は北海道、南は沖縄までイベント実施が決定しています。できるだけ多くの街を訪れ、たくさんのみなさまにお会いできたらうれしいです。

※ 有料イベントにされる場合、チケット売上は全額支援者さまのものとなります。


「著者なら印税が入るのに、どうしてクラウドファンディングを?」「自分で稼いだ金で全国を回ったらいいのに」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんので、少しお話しをさせてください。

わたしはこの旅のなかで、アフリカのスラム街を何度も訪れました。
そして、そこで起きた出来事を書いて、本に載せています。
一部であっても、貧困街スラムに生きる人々について書いた本を売るわけですから、わたしだけがお金を受け取るのではなく、彼らにもリターンを渡したいと考えました。

スラムを利用して自分だけが儲けるのではなく、そこで生きるみんなのおかげでいい旅ができたので、そのお礼ができたら。
そんな気持ちで、初版の印税は全額、アフリカのスラムで学ぶ子どもたちの教育機関に寄付します。

結果、みなさまにご支援をお願いするカタチにはなりましたが、ご理解いただけるとうれしいです。

重版がかからない限り、私の手元には1円も入ってきません!……みなさま、よろしくお願いします!


クラウドファンディングでいただいた資金は、すべて本プロジェクトのために使わせていただきます。

● 旅費交通費(ガソリン代・高速道路料金・フェリー代など)

● リターン制作費(送料・印刷費など)

※ All-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


6月24日(月):クラウドファンディング受付終了

6月28日(金):『旅がなければ死んでいた』発売 & お祝い飲み会実施

6月30日(日):皮切りトークイベント実施、全国“手渡し”キャラバン開始

キャラバンの日程、トークテーマなどは決まり次第、随時、自身のブログ「旅マニア」でお知らせします。
https://tabimania.jp/

イベントにお呼びいただける権のほか、書籍をいち早くお届けするリターンや、書籍に収録できなかった裏話が盛りだくさんの「裏本」、世界各地で撮影した写真を使ったポストカードセットなどをご用意しました。

お届け時期がリターン品によって異なりますので、セットのプランがなくてすみません!
数種類のリターン品をご希望の方は、お手数ですがそれぞれのプランを選択いただき、複数のご支援をいただきますようお願いいいたします。

▼1,000円プラン▼

写真映えする旅はしてこなかったのですが……それでも撮れた世界のすてきな風景たちを、12枚セットにしてお届けします。月にお届け予定です。


▼1,350円プラン▼

直筆メッセージ入り書籍『旅がなければ死んでいた』を一冊お送りします。
6月28日、発売日当日までにお届け。


▼2,500円プラン▼

本編に入りきらなかった未収録話が盛りだくさんの「裏本」です。
現時点ですでに200ページ以上の大ボリュームになっており……驚きの分厚い本が届きます。
同人誌(自費出版本)ですので、書店ではお買い求めいただけません。この機会にぜひ!
9月にお届け予定。


▼3,000円プラン▼

全国“手渡し”キャラバンの皮切りトークイベントです。
2019年6月30日(日)@東京都・新宿LOFT/PLUS ONE OPEN 12:00 / START 13:00
おふたりのゲストとともに、世界のヘンテコでキテレツなアレコレについて語ります。
※こちらのイベントは、ご参加いただく際にワンドリンクオーダーが必要となります。

【 イベント概要はこちら 】

吉田悠軌 × 早川千晶 × 坂田ミギー
「世界のキテレツ・スポットで大騒ぎ」 

この世界には、思いも寄らない摩訶不思議なスポットが数多く存在している!
出演者は、人気紀行バラエティ「クレイジージャーニー」でもおなじみ、オカルト研究家・吉田悠軌と、有名番組の撮影コーディネーターを数多く務めるアフリカのスペシャリスト、ケニア在住30年のアフリカ案内人・早川千晶、そしてわたくし、坂田ミギー。
奇想天外な旅のスペシャリスト三名が、まだ見ぬ世界へと、あなたをご案内します。

精霊に通ずる音楽で、観客までもがトランス状態に陥ってしまう驚異の儀式(ケニア・ドゥルマ族)、LSDの100倍ぶっ飛ぶ!? 幻覚植物アヤワスカを使ったシャーマンとのセッション(ペルー・シピポ族)、タイの刺青祭りや、フランスの死体博物館、人形呪術などなど、マニアックなキテレツ・スポットについて、日曜の昼間から語りまくり!


▼6,000円プラン▼

全国各地のおいしいもの、すてきなものを詰め合わせてお届けします。
どんなものが送られてくるかは、届いてからのお楽しみ!送料込みです。


▼10,000円プラン▼

発売日当日に発売を祝して飲み会を開催します。
特別なイベントではなく、ただの飲み会だと思ってください。
おいしいごはん+飲み放題つき。
東京23区内のお店で行います。お店までの交通費はご負担ください。


▼あなたの街にいきますプラン 37,000〜67,500円▼

イベント規模に応じてプランをお選びください。日本全国どこにでもいきます。上記料金は出演費・交通費・宿泊費込みの金額です。このほかにかかる費用はありません。
すでに日程が決まっているイベントへの出演をご希望の場合には、プラン選択後「備考欄」にイベント日時・場所・概要をご記入ください。

※有効期限は2年間です(2021年6月末まで)
※スケジュールの都合で必ずしもご希望の日程にうかがえない場合もございます。ご了承ください。
※お呼びいただくエリア、スケジュール、天候などによっては、キャンピングカーではなく別の交通手段でうかがう場合がございます。
※書籍はイベント当日にお渡し予定ですが、事前送付をご希望の場合にはお知らせください。


▼100,000円プラン▼

旅についてアツく語るもよし、悩み相談をするもよし。日帰り旅行やキャンプなどもご一緒できます。
※有効期間は1年間です(2020年6月末まで)
※公序良俗に反する内容、法令に違反する内容などはお受けできません。


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
応援してもいいなと思ってくださった方、ぜひご支援いただけるとうれしいです。
また、世界のどこかで、あなたにお会いできることを願っています。


一足お先に『旅がなければ死んでいた』の「はじめに」と「目次」を公開します。
ぜひチェックしてみてください。

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 はじめに
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旅に出る前、わたしは社畜だった。

朝から深夜まで働き、寝て起きてシャワー浴びたら、また仕事。

裁量労働制という名の、残業代の出ない定額働かせ放題システム。定額で使い放題なのは、データ通信量だけにしていただきたい。

とはいえ、がんばっていればチャンスはもらえるし、貧乏性なうえ使う暇がないので、勝手に多少の貯金はできた。

過労気味でも、一生懸命に働き続けることが正しい道だと信じていた。仕事で成功すれば幸せになれる教の信者だったので、それはもう必死に働いて。

だって、幸せになりたいじゃない? 幸せなんて、どんなもんか知らんけど。

小さな広告制作会社から、憧れのクリエティブエージェンシーに入れてもらえ、著名なクリエイターと働かせてもらい、賞を獲らせてもらっては、少し出世して、大きな案件を担当させてもらって。

次の目標、またその次の目標と走り続けてきたのに、何年走っても、どんなにがんばっても、日払いの達成感はあれど、幸福感はなかった。

自分が成長すればするほど、前を走っているスターたちとの距離が正確のわかるようになってくる。それは決して縮むことはなく、むしろ遠ざかっているような気さえした。

好きではじめた仕事はおもしろかったが、早く成功しなくてはと思う焦燥感と、まだなにかが足りないという飢餓感ばかりが前に立つ。

成功しない努力は、まだ努力とはいえない。

先人たちのそんな言葉に脅迫されて、さらに働いた。


そうして数年が経ち、増える一方の仕事に埋もれていた、ある日。

オフィスに3日連続お泊まり中だった、自分の異変に気がつく。うれしくも悲しくもないのに、涙が止まらない。視界が滲んで、エクセルが読めない、使えない。エクセルのせいかと思ったが、フォトショップでも、ワードでも、結果は同じだった。

それから、さらに数日後。

変なものを食べたわけでもないのに、吐き気がした。

トイレで吐いてびっくり。便器が真っ赤。

「なんじゃこりゃぁぁああ」と、松田優作氏の名セリフが思わず口から出てしまう。わずかにボケられる余力はあれど、これはもう、いよいよマズい。

ここまでやってきてたどり着いたのが、幸せどころか、吐血。ドラマか漫画でしか見たことない風景が、現実に、しかも自分に起きている。

このとき、ようやく気がついた。

がんばって働いたら幸せになれるとか、嘘。少なくとも、わたしにとっては。

このままじゃ精神も肉体もやられて、最悪死ぬ可能性ある。二十代の数年をうつ病に費やしていた自分は、このまま沼にハマるとどうなるかわかっていた。

世間さまの言う通りにやってきたよ。受験勉強して大学いって、就活して、いい仕事して、それなりのところまで来たよ。なのに、このルート、バッドエンドっぽくない?

これはわたしのほしかった未来じゃないし、足は臭いし、吐血もしてる。現代の日本的価値観に忠実に生きてきたけど、どうやらこのままじゃ自分は幸せになれないらしい。

だったら、価値観を変えるしかなくない? でも、どうやって?

それから何日も、何ヶ月も、ぐるぐる考えてはみたけれど、自分のなかに答えはなかった。本を読んでも、テレビを見ても、引き出しを開けても、インターネットをサーフィンしても、友だちや恋人に相談しても、答えはどこにも見つからない。


だから、旅に出ることにした。

見たことないものを見て、したことないことをしてみよう。知らない感情で自分をいっぱいにしてみよう。まったくちがう価値観で暮らしている人々に会えば、その空気に身を晒せば、この生きづらさの原因がわかるかもしれない。

世界のどこかに、きっと答えがあるはずだ。

まぁ、なかったとしても、とりあえず逃げてでも休まないと死にそうだし。

まわりには旅に反対するひともいたけれど、キャリアが途切れるよりも、このままゆっくり死んでいくほうがよっぽど怖い。しんどい場所にずっと自分を置き続けるのは、自覚のない自傷行為と同じだ。


これからお読みいただく話は、こうして旅立った世界一周の記録。

縁あってこの本をお手にとってくださったあなたに、よき読書の旅路を贈れることを願って。

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  目次
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※ 本編に収録できず、カットされるもの、「裏本」に収録されるものも含まれます。ご了承ください。

1    はじめに。

2    旅立ちの日って、もっと希望に満ちてるもんじゃないの?(日本・東京)

3    出発早々プチトラブルに見舞われつつも、旅の初夜に手紙を放つことにした。(中国・北京)

4    その街いちばんのオシャレなサロンで、わたしが落ち武者になったわけ。(モンゴル・ウランバートル)

5    性的な話ではなくて、痛すぎて尻が裂けるのではないかと思ったときこと。(モンゴル・フブスグル)

6    トナカイ遊牧民ツァータンに会いたい。たとえ股間を犠牲にしても。(モンゴルとロシアの国境付近)

7    わたしの居場所はどこにある。できそこないのアラサー独身スイミーの旅。(モンゴル・ウランバートル)

8    テトリスの国で、人生という名のゲームを思う。(ロシア、モスクワ)

9    会いたい男がいたので、わざわざ北極圏まで行った話。(フィンランド、ロヴァニエミ)

10    島でテント生活、はじめました。しかも全裸で。(ギリシャ、ガブドス島)

11    全裸生活の大いなる代償。それは股間と尻にやってきた。(ギリシャ、ガブドス島)

12    仲良し全裸でセックスチャンスが大フィーバー(ギリシャ、ガブドス島)

13    鮮やかな花とともに生きる民、ドクパの村で出家しようか本気で悩む。(インド、ダー)

14    自分をたいせつにすることは、相手をたいせつにすることなのかもしれない。(インド、ダー)

15    三十路モラトリアムをこじらせて、ヒマラヤ山脈縦断にチャレンジ。(インド、ザンスカール)

16    サプライズ好きはインドに行こう。いいサプライズだけではないけれど。(インド、カソール)

17    湯けむりの聖地で、かつての恋人を思い出す。(インド・マニカラン)

18    ハシシの名産地、ブラックマネーの街でノイローゼになる。(インド、プルガ)

19    ひきこもる神さまと、縛られる神さまのお祭り。(ネパール、カトマンズ)

20    秘境の国ムスタンで、本物の王子さまに謁見。(ネパール、ムスタン)

21    「よく生きる」とは「人生の成功」とはなにか。(ネパール、ムスタン)

22    人生は万事塞翁が馬なのか。そうでないのか、そうなのか。(ネパール、カトマンズ)

23    許可証も取れず、先にも進めず、詰んでばかりのチベット旅。(ネパール、カトマンズ)

24    誰がドッキリだって言ってくれ。雪山チベット足止め日記。(チベット、ニャラム)

25    思い続けたカイラス山コルラ。その道で、天空の曼荼羅に出会う。(チベット、カイラス)

26    現実離れした感覚に召される、聖地カイラスで最も天に近い場所。(チベット、カイラス)

27    ひとつだけ願いが叶うなら、あなたは何をお願いします?(チベット、カイラス)

28    歴史は作られている。見たものだけが真実だ。(チベット、カイラス)

29    ひょんなキッカケでベルギーへ。ところで「ひょん」ってなに。(ベルギー、ブリュッセル)

30    犬顔男子と歩く、人工計画都市ルーヴァン・ラ・ヌーヴ(ベルギー、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ)

31    わたしが選んでこなかった、仕事をしないという生き方。(ベルギー、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ)

32    わたしの持つお金と、彼が稼ぐお金は本当に等価なのだろうか。(ベルギー、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ)

33    恋するきもちが恋を呼ぶ、それをわたしは「恋のマドハンド」と呼ぶ(ベルギー、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ)

34    恋になったかもしれない何かが舞い散った、ベルギー最後の日(ベルギー、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ)

35    すぐそこにあるのに、見ないフリをしていたのはなんでだっけ。(ケニア、ナイロビ)

36    いきなりプロポーズ。アラサー独身彼氏ナシ、飛び級で結婚か。(ケニア、マサイマラ)

37    一歩間違えれば他界させられていた。強盗団に狙われたときのこと(ケニア、ナイロビ)

38    わたしが好きになった、キベラスラムの話をちょっとだけ(ケニア、ナイロビ)

39    「20年後はなにしていたい?」に返ってきた意外な答え(ケニア、ナイロビ)

40    世界で最も美しいといわれるヒンバ族のコスプレをしたらゴミ袋に入れられた話(ナミビア、カオコランド)

41    ちがう、ちがう、痴女じゃ、痴女じゃない。まさかの股間が皆既日食。(南アフリカ、ケープタウン)

42    世界最高峰のフェスティバル、リオのカーニバルにダンサーとして出場(ブラジル、リオデジャネイロ)

43    UFOの飛来するスピリチュアルな街で起きたハプニング・ライフ(ブラジル、アルトパライソ)

44    モアイの島に住むモアイ職人からモアイを贈られたらモアイが没収された話(チリ、ラパヌイ島)

45    シャーマンパワーは本物なのか!? 幻覚剤アヤワスカ・トリップ(ペルー、サンフランシスコ)

46    想像をはるかに越える奇想天外フェスティバル「アフリカバーン」(南アフリカ、タンクワタウン)

47    旅の存続が危ぶまれるほどのうっかりミスのおかげで、犬顔の天使が降臨(メキシコ、メキシコシティ)

48    股間をツルツルにして全裸で自転車に乗り、街中をパレードしたときの話(アメリカ、ポートランド)

49    誰も知らない街で、ひとりですごす誕生日。なんでもない日も、おめでとう。(アメリカ、シアトル)

50    太陽とTシャツとわたし。まさかの街、ロサンゼルス。(アメリカ、ロサンゼルス)

51    これはデートではない。これはデートではないのだ。(アメリカ、ロサンゼルス)

52    異性にさわるだけで大騒ぎするなんて、わたしは思春期の中学生か。(アメリカ、ロサンゼルス)

53    このきもちに、名前をつける勇気はない。でも恋という名前かもしれない。(アメリカ、ロサンゼルス)

54    恋愛は、食事と人生をおいしくする最高のスパイス(なのか?)(アメリカ、ロサンゼルス)

55    人生という名の旅路の先にある世界。(アメリカ、ロサンゼルス)

56    わたしの最後の恋の話。(アメリカ、フェニックス)

57    おわりに。

58    それから現在。

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