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キミワク〜キミのチャレンジにワクワクする人がいるプロジェクト〜は、
兵庫県北部の新温泉町で生まれた教育プロジェクトです。
町内外の民間事業者17名のメンバーによって運営しています。
メンバーが講師や相談役などを務めるプログラムには、現在4名の中高生が参加しています。


「地方でも子どもがチャレンジできる環境を作る」
2018年にスタートしたキミワク。
毎年5名程度の参加者を募り、1〜2年かけて彼らのチャレンジ実現を応援します。
毎年生まれるチャレンジの数々。10年続ければ50ものチャレンジが生まれ、
その経験は彼らの財産になるだけでなく、まちの財産として必ず多くの人をワクワクさせてくれるのだろうと、私たちは信じています。
ワクワクが次のワクワクを生み、多くの子どもがチャレンジできるように私たちは活動中です。

いつかこの活動が日本中に広がり、各地のキミワクによって、子どもたちがチャレンジしやすくなるのなら、これ以上ワクワクすることはありません。

そしてこの度、第1期生である4名のチャレンジを公開します!



◆◇町内の写真を使ってモザイクアート・写真集を作りたい!◇◆
みんなで集めた町の写真2000枚でモザイクアートを作り、また作った写真や使った写真で写真集を作りたいです。
(あかねちゃん、高校1年生)
●スケジュール
6月 観光関連団体等に協力をお願いする。twitterアカウント開設
8月 画像データ収集の締切り
9月 集まったデータを元に元絵を決める。モザイクアートの作成開始
   モザイクアートが完成してから写真集作成開始

   最終的に公共施設に設置して、みんなに知ってもらう

●目標支援額10万円
内訳:写真募集用ポスター印刷費10,000円、写真集印刷費50,000円、モザイクアート用印刷費および材料代40,000円

◆◇小説家への夢に、助けを!◇◆
小さい頃から本が好きで、小説家になることを夢見てきました。夢を叶えるお手伝いをしてもらえないでしょうか。私はとくに得意なことはありません。でも、小説を書くのは好きで、小学校高学年から続けています。小説を出版して、だれかに少しでも楽しんでもらえたら、うれしいです。その夢を助けてもらえないでしょうか。
(なっちゃん、中学3年生)
●スケジュール
※小説はすでに書き始めています。
7月初旬 小説を書き切る
7月中旬 小説のデータ化
     データ化が完成したら印刷会社に送る

     秋ころに本が届きます。

●目標支援額30万円
内訳:小説出版費300,000円


◆◇新温泉町の秘密基地を作りたい!◇◆
私のやりたいことは、新温泉町にツリーハウスを作るということです。この新温泉町には景色のきれいなところがたくさんあります。しかし、それを見るための場所がありません。見る場所を作るといって、ベンチを置くだけでは楽しくない!みなさんの子供の頃の夢だったであろう秘密基地「ツリーハウス」にしてはどうでしょう?あこがれの秘密基地が地域に役立つ。協力してくださる方はいらっしゃいませんか?
(りんちゃん、中学3年生)
●スケジュール
7月 場所の決定。イベントの案内
8月 ツリーハウスの設計。
    材料の調達

●目標支援額15万円
内訳:ツリーハウス材料代150,000円


◆◇町内の名所を巡るスタンプラリーを開催したい!◇◆
僕は町の名所を巡るスタンプラリーを開催したいです!昔、母の地元で参加したスタンプラリー。それがめちゃくちゃ楽しかった!もし新温泉町でも同じようなことができたら、めっちゃ楽しいだろうなと思います。新温泉町には湯村温泉と浜坂というエリアがあります。その両方でスタンプラリーを開催したいです。子供は無料で、景品もつけてたくさん楽しんでもらいたいです!
(ゆうだいくん、中学1年生)
目標支援額5万円
内訳:チラシ印刷費10,000円、スタンプ作成材料費10,000円、景品代30,000円



※キミワク運営への支援も選択できます。
参加者募集のチラシ代、授業会場費に充てさせていただきます。
運営に関わりたい方は、近隣遠方問わず募集しております。プロボノ大歓迎!
活動を広めたり、資料を作ったり、授業内容の改善を手伝ったり。スキマ時間でも大活躍できます。
あわせてよろしくお願いします!



2018年7月から4月まで、全10回の授業で、子どもたちはチャレンジ実施に向けた様々な考え方を学びました。
授業の内容は、ただチャレンジのための計画を練るだけでなく、どうやったら人に協力してもらえるのか、どうしたら協力者を得たうえでうまくチャレンジを進めていけるのかなどの「学校では教えてくれない夢の叶え方」。
地元の塾講師や車屋さん、映画館スタッフなどが講師となり、それぞれが教えられることを子どもたちに楽しく共有しました。

授業の様子

発表練習をする子どもたち

真剣に自分のワクワクに向き合うことが何より楽しそう

サポートする大人もワクワクされっぱなしでした!

【授業全10回の内容】
・チャレンジを発表してみよう!
・ワクワクが明確になる相談会!
・チャレンジを進めるイメージを持とう!
・他人の意見が自分のアイデアに変わる!
・プレゼンとはなんぞ!
・チャレンジを発表してみよう!②
・見える化でもっと伝わるプレゼンに!
・デザイン力でもっと伝わるプレゼンに!
・本番に向けて!予行演習①
・本番に向けて!予行演習②

授業外の時間でも彼らはいっぱい考えました。
大人たちはサポートチーム(LINEグループ等)を作り、いつでも子どもの質問に答えられるようにしました。
学校の勉強やクラブ活動に忙しい彼らですが、自分が本当にやりたいことだからこそ合間を縫って一生懸命考え抜きました。

1年間で学び、計画を練り、今資金と仲間を募っています。そして、この6月から1期生が本格的にチャレンジをスタートさせます。


リターンについて

子どもたち一人ひとりのチャレンジによってリターンの内容が異なりますのでご注意ください。
チャレンジする子どもを応援し、どこまで頑張れるかワクワクしながら見届けることができる。それが何よりのリターンであると運営スタッフは感じております。



当プロジェクトが実施されている新温泉町は、兵庫県北西端にある人口14,000人程度の小さな町です。
町名にあるとおり温泉が多数湧出しており、また日本海の幸、但馬牛などで観光業が盛んで多くの観光客がいらっしゃいます。
まちの子どもたちも町が大好きで、町をもっと良くしたいと考えている子も少なくないようです。
一方で、町内の小中高校は公立しかなく、自分の興味関心を持った学習・体験を選べる環境が十分にあるとは言えません。



前節でお伝えしたとおり、新温泉町は教育環境として多くの選択肢がある地域ではありません。
大学が行うワークショップに足を運んだり、私立学校の特別なコースを選んだり、大手企業による先進的なイベントに参加することはできない地域です。
しかしながら、大きな組織の取り組みが届かない地域であっても出来ることはあるはず。

ICT技術の発達による教育環境の変化は世界中に起きており、インターネット上の仕組みであれば当然新温泉町でも活用できます。
ところが残念ながら活用する子は町内に見られないようでした。
なぜなら、活用できることを教える大人が居ないから。

じゃあ教えよう!
一人ひとりの親や教師が教えることが難しいなら、地域のなかで少しでも分かる人が少しずつ教えれば十分チャレンジできるはず。
そして、子どもたちのチャレンジはきっとワクワクするもので、チャレンジがたくさん生まれる地域はワクワク出来るはず。

この想いに共感した大人たちが集まってはじめたプロジェクトです。

「キミワク」は、新温泉町だけの教育プロジェクトだと考えていません。
新温泉町と同じように、十分な選択肢がない地域、そして活用できる仕組みを子どもたちが知らない地域は多くあると思います。でも、「できる」という可能性を知らないだけで、ポテンシャルが無いわけではありません。
そのような子どものいる地域はどこでも「キミワク」をはじめて良い。
そのために、他地域でも運営できるためのノウハウや仕組みづくりに努めています。
関心のある方は是非お気軽にメッセージください。
日本中にキミワクが広がるように、キミワク運営も是非ご支援よろしくお願いいたします。


最後に

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

本プロジェクトでは、キミワク参加者のチャレンジによって目標金額が異なります。それぞれ目標金額に達しなかった場合、どのような手段で実施していくのかを検討するよう指導しています。目標金額に達しなかった場合にどのような判断するかもまたチャレンジであると考えているからです。

もしチャレンジを実施できなかった場合、ご対応を検討のうえ本プロジェクトページにてご報告いたします。
予めご了承ください。


ぜひ彼らのチャレンジにワクワクしてあげてください。よろしくお願いいたします。



  • 2019/06/23 18:22

    キミワクのプロジェクトに参加して印象に残ったことを言ってもらいました! 学校では滅多にしないような授業手法をたくさん経験できたと思います。演劇的に気持ちを表現してみたり、自分のやりたいことについて大人とディスカッションしてみたり、カメラの前で発表練習してその動画を自分で見て改善したり、お金や人...

  • 2019/06/22 21:48

    子どもたちが「キミワクを通じて成長できたこと」を教えてくれました。キミワクは自主性をとても大事にしています。また、学校とは異なることをするので必要になるスキルも異なります。それでも、それぞれがやりたいことのために頑張ってきました。スタッフはそれを全力でサポートしました。それぞれに異なる課題があ...

  • 2019/06/17 07:01

    6月1日に実施しましたキミワク発表会参加者4名のうち、2名が前に出て発表しました。残りの2名はその他の予定のため出席できず、前に出て発表することはできませんでした。今回の活動報告では、発表会で登壇できなかった2名の動画をお送りします!●チャレンジ1「町内の写真を使ってモザイクアート・写真集を作...

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