こんにちは、チョークボーイのヘンリーです。今年もこの手描きアーティストの祭典が開催できることとなり、嬉しくて嬉しくてその魅力をたくさん語りたいのですが、初めましての方も少なくないかと思うので、まずは自己紹介させていただきます。


▲怖くないです、ニコニコ。

チョークボーイ 
カフェでのアルバイト時代に描いていたおすすめメニューの黒板が評判となり、バイトなのに出張で描きに行ったり、他社のカフェに描いたりしているうちに独立。今ではチョークだけではなく万年筆やその他いろんな画材を使って、壁面の作品制作から企業の広告、CM、ロゴ制作やブランディング、雑誌メディア媒体へのイラストや挿絵の制作など本当に幅広く仕事をさせていただいています。


さて、このように手描きの仕事をしている僕が、同じく手で描くことを仕事とした仲間たちと出会い、立ち上げたのがこの【ハンド-リトゥン ショーケース】。

手描きスタイルを得意とするアーティスト達による作品展示、ワークショップ、セミナー、オリジナルグッズ/作品販売、コラボライブペインティングなどをコンテンツとした、言うなれば手描きアーティストの祭典なのです。

今年は開催場所を3331 Arts Chiyoda に移し、12/21(金)、22(土)、23(日)の期間中その広大な展示スペースを手描きアーティストたちの作品で埋め尽くそうとしています。


▲たくさんの出演アーティストのアルファベットによる2018ロゴ!かっこいい〜!!

HAND-WRITTEN SHOWCASE2
- 開催日時:12/21(金),22(土),23(日)  12:00 - 18:00 (仮)
- 場所:3331ArtsChiyoda (https://www.3331.jp)
- 一般入場料:500円
- 主催:HAND-WRITTEN SHOWCASE 実行委員会
- 内容:
 ・ 国内外のレタリングアーティストによる作品展示
 ・レタリング・カリグラフィー・イラストワークショップの開催
 ・アーティストによるトークショー
 ・コラボライブペインティング
 ・作品、及びグッズの販売 etc…
- HP:https://www.handwrittenshowcase.com/

 

 

クラシカルでモダンなカリグラフィーやレトロでクールなサインペインティグ、巨大ミューラルアートに従来のイメージをアップデートする書の世界。文字と有機的に絡むポップなイラストやカラフルなグラフィック、研ぎ澄まされた静寂のような余白や筆跡に見える息遣い。はたまた最近盛り上がりを見せ日々進化する、iPadなどによるデジタルハンドレタリング。

【ハンド-リトゥン ショーケース】は、有名無名に関わらず様々な手描きスタイルで作品を生み続けるアーティストの発表の場であり、アーティスト同士やファン/お客さんとの交流の場でもあり、作品やワークショップを通してインスパイアし次のアーティストを誕生させる、手描きシーンのプラットフォームでありたいと願います。

このイベントは出品している/していないに関わらず、手で描くことを愛する人全員のためのイベントであり、そのシーンを押し広げていくためのイベントです!


▲本当に様々な表現とスタイル、そのプラットフォームになりたい!

昨年10月に第一回【ハンド-リトゥン ショーケース】を開催し、三日間で合計1000名以上の方が会場に訪れました。

来場者が作品をただ観覧するだけでなく、ワークショップへの参加や、そこかしこで起こるアーティスト同士のコラボレーションやディスカッション、アーティストと来場者の交流など、偶発的に起こるたくさんのことを目の当たりにし、何より会場にいるすべての人が「描くという行為を通じて笑顔になっている姿」を見て、カルチャーとしての"芽"や"熱"を目の当たりにしました。

今後はこの芽を育て、もっともっと大きな波にしていくために、第二回目のイベントはより大きな規模で行いたいと考えています。

イベントの立ち上げに対する想いや背景は、昨年のクラウドファンディング記事を是非ご覧頂きたいです。


▲コラボレーーーーション!!!!

 

 

「ハンドレタリングの流行をしっかりとカルチャーにまで押し上げたい!」という想いが、 このイベントを始めるに至った純粋な動機です。

そして日本中、いや世界中の尊敬すべき素晴らしいハンドスタイルのアーティスト達を一同に集めて見てもらえる機会を作りたい! という強い思いも、このイベントの中心にある熱いコンセプトです。


この「カルチャーにしたい!」という言葉を発する度に、ただの流行りはいつカルチャーになれるんだろう、と頭をよぎります。

街を歩くと素敵なアートや看板を目にする機会が増え、確実に手描きを楽しむ人や表現する人の数は増えてきているんだろうなとも感じています。
広告やウェブでも手描きスタイルは多く見かけるようになったし、手描きとデジタルのいいとこ取りをした新しいシーンにも目が離せません。


▲カルチャーになるために!今年もコンテンツ盛りだくさんです!

きっとカルチャーになるということは、そこにあって当たり前な存在で、ある意味もっと普通な存在になるということなのかも、と想像します。

もう少しなのか、もっともっと先なのか。

とにかくやり続けていくしかないなと覚悟しています。

ようやく2回目、でもまだまだたったの2回目。イベントを運営するって想像以上に大変な事なんだなと噛み締めつつも、今回も皆様と一緒に素敵なイベントを作っていきたいと思います!

 

 


▲作品もライブペインティングも設営風景も来場者の皆さんが描くものも、イベントの全てを詰め込みたい!

今回色々ご用意したリターンの中でも、一番の目玉は何と言ってもこの「イベント当日の雰囲気まで封入した作品集」でしょう。

実は去年も全参加アーティストによる作品集は制作したのですが、諸々の都合で会場限定発売となり、会場に来れない遠方の方やスケジュールの合わなかった方達には届けられませんでした。

また、コラボライブドローイングの様子や完成作品も会場で完成の瞬間に立ち会えた人たちしか味わえませんでした。(写真は撮りまくりましたけどね。)

手描きスタイルのアーティスト達の中には、その場で作品を制作する方や展示の仕方を含めて作品とする方達も少なくありません。

そこで前回のフィードバックから、今回作品集は基本クラウドファンディングでの販売とし、
「会場に行きたいけれど、遠くて行けない!」
「スケジュールが合わない!」
「作品だけでなく設営〜コラボライブペインティングの完成まで、丸ごと見たい!」
という方々にも楽しんでもらえるような本を作りたいと考えています。日本全国どこへでも、手描きを愛する方の元へ届けます!

 

 

今回もイベントを開催するにあたり、カルチャーにするためにはたくさんのアーティストの力が必要と考え、参加アーティストからイベントの出展料は取っていません。

また、入場料も高く設定したくありません。

有志のアーティスト達による「自分達でカルチャーを作る」ことに挑戦する、手作りのイベントであることは前回と変わりませんが、今回は場所が大きくなった事で表現できることが多くなり、また同時に費用も前回の何倍にもなりました。

今回も、設営費/運営費/制作費全てにおいてクラウドファンディングでの資金作りを必要としています。

目標金額
1,500,000円

会場費
1,000,000円

リターングッズ制作費、イベント制作費、広告宣伝などの印刷費など
500,000円

第二目標である2,000,000円に到達した場合、来場者のみなさんが思いっきり描けるライブペインティングウォールを設置したいと考えています!たっぷり何時間でも手描きに浸れる場所を作って描くことを一緒に楽しみたいので、応援よろしくお願いします!

 

 

手描きの流行をカルチャーにしたい!という思いで始めた【ハンド-リトゥン ショーケース】ですが、もちろんそこには活躍するアーティストの存在が必要不可欠です。

ではそのアーティストはどのように自分をアーティストとして成り立たせていくんでしょうか。もっと言うとどこまでが趣味の範囲であり、どこからがアーティストなのか?

おそらく定義づけは難しいでしょう。

ただ明確に分かっていることは、アーティストになるために、またアーティストがアーティストとして自身を成り立たせるためには、作品を発表していくしかありません。


▲子供達が得意な「見てみて!」がアーティストの始まり。

落書きだろうが巨大な壁画だろうが、描いて発表することに違いはなく、紙だろうが公共空間だろうが作品を描き残す人がアーティストなんだと思います。

つまりそれを仕事としているかという程度の差はあれど、今描き始めたあなたはアーティストであり、多くのアーティストは小さなきっかけや仕事にならない作品から始めていることでしょう。正に自分がそうでした。

ハンド-リトゥン ショーケースには何かを始める刺激やきっかけが山のようにあるはずですし、そうなるように全力を捧げます。


▲チョークボーイのバイト時代

 

 

CHALKBOY  / @chalkboy.me
    

RELISH  / @relish_mural
    

Sara Gally  / @sister_chalkboy
    

Saori Kasai  / @_lil.something_
    

黒板当番  / @kokuban_toban
    

Maki Shimano  / @mscalligraphy
    

Hideya MOTO  / @moto.lettering
    

ecribre / Ichika  / @ecribre_1
    

GREENANDBLACKSMITH  / @green_and_black_smith
  

DLOP(ドロップ)  / @d_l_o_p
  

AND THROUGH DESIGN  / @do_thee_boogie
  

Masaki Nakamura  / @mnillustration
  

Saori Kunihiro  / @hiragana_tokyo
 

geeekman  / @geeekman_paintings
    

新ヶ江若菜  / @wakanashingae
    

hase  / @hasenokutsu
    

shiho sakurai (brush brush)  / @_brush_brush_
    

TAM'S WORKS  / @tamsworks
    

Michinori Maru  / @michinorimaru
    

PELT SIGN (ペルトサイン)  / @peltsign
    

MIYAGI CHIKA  / @miyagi_chika
    

NAZE  / @naze.1989
     

LETTERBOY / @letter_boy
    

追加アーティスト!

UNILE SIGNS / @unilesigns
Bob Foundation / @bobfoundation

 

 

先日雑誌『Pen』にてとても素敵な特集が組まれました。

「伝えたいのは、心に響くメッセージ 手書きの味わい。」

安達祐実さんの過去の自分への手紙に始まり、たくさんの著名人による手で書いて伝えることにフォーカスした、控え目に言って最高な企画の本書でしたが、光栄にもチョークボーイが表紙全てを手描きで担当させていただきました。

この話は、決して自慢がしたいわけではありません。全国流通の超メジャー誌がこういった特集で高級万年筆の紹介に終わらず、手で描くことの本質にアプローチし、また我々のような手描きスタイルのアーティスト(CHALKBOY/BobFoundation/RELISH)までも横断的に特集してくれた!ということが本当に嬉しかったのです。

僕がこのシーンの代表者みたいな言いぶりになってしまって恐縮ですが、少なくともその渦中にいる1人として、この小さなともし火を消すことなく大きく燃え盛らせていきたいなと強く思ったのでした。

一つ一つ、一年一年、積み上げて行きたいと思います。

 

今年も「HAND-WRITTEN SHOWCASE 2」、

 

運営協力

WHW! @info_WHW

実行委員

CHALKBOY @chalkboy.me
Sara Gally @sister_chalkboy
Taku Izawa (Paint & Supply, RELISH) @takuizawa

  • 2019/03/02 10:18

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/01/10 13:52

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/01/04 13:03

    みなさま明けましておめでとうございます。旧年はHAND-WRITTEN SHOWCASE 2 の応援をしていただき、本当にありがとうございました。お陰様で第1回よりもあらゆる意味で大きく進化し、来場者のみなさんとアーティスト、そしてインスタを通して遠方の方々とも通じ合える最高のイベントとなりま...

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