みなさん、こんにちは。Temple主宰の小出遥子です。
本来的な「対話」のあり方について語った動画を、YouTubeにアップしてみました。
ご覧いただけますとさいわいです。
【YouTube動画】平和は対話からはじまる。「結論」とか「正解」とか「よりよい未来」とかを「考えよう!」「生み出そう!」「作り出そう!」という強迫観念からもっとも自由でいられるのが、対話という営みだからです。#279
平和は対話からはじまると、私は、本気で信じています。
平和的に対話をして、双方ともに納得できる着地点を見つけよう、とか、
そういう「よくある話」をしたいわけではありません。
私がしたいのは、その、ずっとずっと手前にある話です。
私は、対話に「結論」はいらないと思っています。
というより、「結論」とか「正解」とか「よりよい未来」とかを
「考えよう!」「生み出そう!」「作り出そう!」という強迫観念から
もっとも自由でいられるのが、本来的、本質的な対話の素晴らしいところだと思うのです。
(実際のところ、そういった強迫観念が「争い」を生んでいるんです。皮肉なことに。)
対話は、あたまの方に浮かび上がってしまったこころをおなかにおさめることで、
「ばらばら」の根っこにある「ひとつ」に気づいていくところからスタートします。
「ひとつ」を感じているからこそ、
「ばらばら」を、やわらかいこころで受け止められるようになる。
ありとあらゆる「違い」を、憎むべきものとしてじゃなくて、
この世界に色彩を与える、天からの素晴らしいギフトとして受け取れるようになる。
たったひとつの「正解」に、「ばらばら」のものをむりやり合わせていくのではなくて、
「ばらばら」のままに、「ひとつ」の世界が形成されている驚きに、
こころとからだを思いっきり開いて生きていけるようになる。
平和は、そこからしかはじまっていかないのだと思います。
本来的、本質的な対話の功徳は、数え切れません。
そして、対話は、本来、誰にでも完全に平等に開かれた営みです。
まずは、一回、ご自身の心身で味わってみてください。
「いのちからはじまる対話の場・Temple」にて、お待ちしています。
次回は7月5日(日)20時スタートです。
コメント