こんばんは!
みなとシティバレエ団 踊る社長です。
本日から本格的に1/22開催スタジオパフォーマンスで上演するラバヤデールのリハーサルがはじまりました。
今夜は上演箇所について紹介させていただきます。
題名にもなっている
バヤデールとは舞姫という意味なんです。
・寺院に仕える舞姫ニキヤ
・クシャトリヤという王族・武人階級の戦士ソロル
・王国の姫であるガムザッティ
この3人の恋模様を描いた作品となっています。
1幕-1場 ソロルとニキヤの密会
ニキヤとソロルでは身分の差があり、本来ならば結ばれることのない二人ですが人目を忍んで愛を育んでいました。
第一場では、寺院にて火の祭りが執り行われており、舞姫たちが聖なる火の周りで/ 舞を舞っています。
祭りの後、ソロルと密会するために、ニキヤはソロルを探します。
無事に会えた二人は喜びのパドドゥを踊ります。
そのパドドゥの中で、ソロルは火の神にニキヤへの永遠の愛を誓います。
1幕-2場 ガムザッティの宮殿
続いて第2場の解説へと移っていきたいと思います。
場所はガムザッティの宮殿の中。
王であるガムザッティの父の命により、戦士ソロルはガムザッティと結婚するよう言い渡されます。
宮殿の中は、姫ガムザッティの結婚の知らせでお祝いムードです。
ニキヤを愛するソロルは戸惑いを隠せませんが、ヴェールを取ったガムザッティの美しさに気圧され、また王からの命令に背く事はできず、結婚を承諾し、自分のスカーフをプレゼントするのでした。
しかし、どこか落ち着かないソロルに不安を抱いたガムザッティでしたが、その予感は的中してしまいます。
ソロルには他に愛する女性がいることを知ってしまうのです。
ガムザッティは侍女にバヤデールであるニキヤを自分の部屋に呼ぶよう命じます。
部屋にやってきたニキヤを見て、その美しさにガムザッティは驚愕します。
なんとかニキヤを手名付けようと、高価な腕輪をプレゼントしようと試みるガムザッティですが、そんな高価なものを受け取るいわれはございません、とニキヤに拒否され、自室に飾っていたソロルの肖像画を見せ付けるのでした。
そして、ソロルから受け取ったスカーフを見せ、ソロル様は私と結婚するの。あなたはただの舞姫であり、身分も違うのだからソロル様と一緒にはなれないと言い放ちます。
それを聞いたニキヤは、ソロル様は火の神様に誓って私への永遠の愛を誓ってくださったのだから、破ることはありません!と言い返します。
強く言い返されたガムザッティは、逆上し、人生で初めて人に手をあげてしまうのでした。
逃げ惑うニキヤに対して、自分の持ち物の中で最も豪華な首飾りを差し出して、どうかソロル様から身を引いて欲しいと懇願するガムザッティ。
しかし激昂したニキヤは、首飾りを投げ捨てテーブルに置いてあったナイフを持ち、ガムザッティに襲いかかります。
間一髪のところで侍女が止めに入り、我に返ったニキヤは、自分のしてしまった行動に恐怖を覚え逃げ帰るのでした。
ガムザッティは怒りに震えながら「ニキヤは死ぬ運命にある」と言い放ちます。
2幕 ガムザッティとソロルの婚礼の場
宮殿では、婚約した二人を祝って、様々な余興が繰り広げられます。
そして、ガムザッティとソロルによる婚礼のパドドゥが披露されますが、やはりどこか浮かない表情のソロル。
ガムザッティとの結婚を承諾したものの、ニキヤへの想いを断ち切れずにいるのでした。
この婚礼の場の最後に、ニキヤは舞姫として祝いの踊りで、皆を楽しませよ、と命じられますが、ソロルに裏切られた悲しみの舞を踊ります。
踊りを終えたニキヤの元に、侍女が花籠を差し出しながら、これはソロル様からの贈り物です、と嘘をつき、ニキヤに渡すのでした。
ニキヤはそれを信じ、ソロルはまだ自分を想ってくれていると、再び喜びの舞を踊ります。
そして、踊り終えたニキヤは愛おしそうに花籠に顔を近付け、花の香りを嗅ごうとすると...
中に仕込まれていた毒蛇に首を噛まれてしまいます。
本来「ラ・バヤデール」は全部で第4幕まであり、上演時間にすると約3時間にも及ぶ大作となっています。
今回のスタジオパフォーマンスではそんなバヤデールのニキヤの死までをお届けします。
まだ若干お席の空きがあります。
以下のリンクよりチケットを購入していただけますので是非ご覧ください。
また下部の「今すぐ参加する」ボタンからコミュニティに参加すると無料で当日オンラインでの視聴が可能です。
各場面の詳しい解説は後日また書かせていただきます。
お楽しみに!
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