
こんばんは!
一原紗羅です。
まだまだ暑い日が続いており、体調管理が難しいですね、、
皆様も体にはお気を付け下さい。
今日は何を書こうかなと考えた所、北海道にいた時に5歳から通い続けていたお教室での話をしようと思います。
以前の記事でもお話ししましたが、私は4歳からバレエを始め、最初の1年は区民センターのバレエ教室に行っていました。
そして1年続けて私がちゃんとしたお教室に通いたいと言った事により、バレエを本格的に始める事になりました。
ちゃんとしたお教室に通うという事になり、様々な所に体験をしに行きました。
そして最終的に私が気に入った事、そして父の当時の職場が近かったスクールに決めました。
そんな理由で入ったので知らなかったのですが、後から実力のあるスクールで先輩達もとても優秀だった事を知りました。
中学3年生の時に踊った「パキータ」
スクールでの思い出は山ほどありますが、私の先生は『お金に優しく、人に厳しい』方でした。
本当にバレエが大好きで四六時中バレエの事を考えているような方で、たまに宝くじを買って当たったらスクールの事に使おうとまでしている方でした。
お月謝も普通のスクールより安く、え?ほぼ毎日来てるのにこの値段!?と今では思う程です笑
そんな先生ですが、バレエの事となると死ぬほど厳しい人でした。
まずは、礼儀から。
挨拶・先輩後輩関係などとても厳しかったです。
いわゆる"体育会系"ですね。
先生がスタジオにいる間は床に座らない、ストレッチをしていても先生が入ってきたらすぐに立ち上がって挨拶をするなど色々ありました。
当時はそれが当たり前だと思っていましたが、そうではなかった事を知り、やや衝撃を受けましたが、今ではそのように教育されてきて良かったとしみじみ思います。
勿論それだけでなく、バーレッスンで右から左に移る時はバーの方に体を向けて方向を変えるなどバレエのルールも沢山学びました。
未だに物凄く記憶に残っている事があって、キッズクラスから小学校1年生クラスに上がって初めてのレッスンに用事の為、遅れてしまったんですね。
事前に連絡してあったので何も心配せずに、おはようございますとスタジオに入った瞬間怒られてやり直し。
でも私は何も分からず、軽くパニック状態。
申し訳なさそうな感じが足りなかったのかな、、?と思ってやってみましたがダメでした笑
結局先輩がお手本を見せてくれて無事に入室した訳なんですが。
事前に言ってあるなど関係無く、遅れて入ってきた時は「遅れてすみません。」と言わなければならない事をその時初めて知りました。
(その後は優しくレッスンを見て貰いましたよ)
これは何故か凄く記憶に残っています。
初めての発表会。花ワルを踊ったのですが、全員で出遅れてしまい、終わったあとやり直したいと泣いていたそう。
あと、これは笑えるんですが私の先生はバレエのピケターン(自転しながら、円に沿って進むパ)で【絶対に鼻水をすすってはいけない】という方針でして。
鼻水は飛ばしていいから!といつも言っていました笑
そして、ある日レッスンでピケターンをした時に、鼻水が垂れてきたと思ってバレないようにちょっとすすりながら回ったんです。
ですが、やはり先生は何でもお見通しでバレてしまいました。
回り終わって「鼻すすらない!」と怒られたその時、ツーっと垂れてきたのは鼻水ではなく、鼻血でした。
私も先生もびっくり。
鼻血だー!!となり、急いでティッシュで止めました。
後で先生からごめんねと笑
周りのみんなも大爆笑でした。
「花園」を踊った時の
本当に沢山の事を教えて下さり、私のバレエの基礎をつくってくれた、地元のスクールには本当に感謝しています。
そして幸運な事に、常に優しく楽しい先輩後輩に囲まれ、今は離れた場所にいますが、よく連絡を取っています。
これからも先生に教わった事を忘れずにバレエ団でも日々頑張っていきたいと思います!
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