2020/01/14 18:00

トイザラスに見る「圧倒的強者」の転落パターン


子ども向け家具小売店を父親から引き継いだチャールズ・ラザラスが1957年に設立した「玩具のディスカウントショップ」はその後、快進撃を続け、出店すれば周囲の玩具店を軒並み消失させる「カテゴリーキラー」として市場を席巻します。そんな順風満帆の王者を躓かせたのが「eコマース」でした。


1990年代前半まではアメリカ国内シェアが25%あったものが、1998年には17%まで落ち、1億3200万ドルもの純損失を出してしまったのです。


イートイズのサイトは、トイザラスと比較して圧倒的に使い勝手がよく、品ぞろえも豊富で、商品によってはトイザラスの10倍以上のラインナップがありました。


さらに、今度は実店舗にも大きな競合が現れます。ウォルマートです。


既存事業における圧倒的勝者が、新しいルール変更についていけずに敗者へと転じてしまう。トイザラスの歴史はその典型的な失敗事例と言えるでしょう。


1つ目は、eコマースの出現をゲームのルールが変わったと認識せず、「既存のルール前提での正しい対応」をしてしまったこと。そして2つ目は、新たなルールであると認識し直した後に、「他人任せ」で対応しようとしてしまったことです。


トイザラスは、この変化の激しい時代において、「解像度の高い新たなレンズ」を持ち合わせているか、という本質的なメッセージを伝えてくれる事例なのです。


(柳澤のコメント)

企業の「価値」を生み出すものは、


・ビジネスアイディア

・経営者の情熱


です。1%の成長を毎日行っていると、1年間で36倍、2年間で1300倍の成長を遂げるので、もはや別人です。


では、どうやったら、1%の成長をすることができるのか?

昨日よりも難しいことをやることです。

難しいことは、失敗する危険があります。

しかし、失敗することで、欠点が浮かび上がり、それを改善することで、成長します。

1年後には、同じ失敗をしなくなります。

つまり、難しいことをし続ければ、「失敗」というものは存在せず、「成長」しかないということです。


楽をした瞬間に、衰退は始まっていると言っても過言ではありません。

現実は厳しいです。

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