2019/03/28 13:01

115万円達成!(ホントは120万円達成しているけど)
ということで今回はボードゲーム動画について語ります。
自分が放送作家だったことを思い出して“面白いボードゲーム動画とは”について自分の思いを。

ちなみに『シノミリア』におけるボードゲーム動画はこちらです


この2つをどういう意図で作っていただいたのかを書きたいと思います。
先に結論を書くと、要するにガーリィレコードさんすげぇ!という内容です。

ボードゲームの紹介、最もわかりやすいのは直接人に聞くこと、で、次が動画だと思います。
なので、ボードゲームの作者さんはみなさん動画を作ります。

で、前提として大事なのは“ゲームのルール説明ってあんまり面白くない”というのがあります。
何かを理解するのって基本大変で。

それこそ、ギャンブル漫画とかで新しいゲームが始まるときってトビラページにその回のゲームんのルールのまとめ載せられますが、あれってあんまり読まれないらしいです。

じゃあ、ルール説明どうすればいいかというと動画のフェニックスさんが言っているヤツ。
“やってみればわかるよ”
ってことで、できる限り、プレイを見てルールが伝わるという形にした方がいいです。

もう一個。
“ボードゲーム動画、2次元のヤツ面白い!!”

僕が好きなボードゲーム動画を紹介しますと、

円卓Pさん 【卓M@s】レジスタンスへの誘い・プレイ編その1【ボードゲーム】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm15767357

しろこどさん 【第11回うっかり卓ゲ祭り】決勝で会おうぜ!「ブックメイカーズ」下巻
https://www.nicovideo.jp/watch/sm32881909

どっちもむちゃくちゃ面白いです!
実際ボードゲームを遊んでるの観戦する事よりも面白いかもしれません。

近い話で言うとですね。
僕運動音痴でスポーツ一切出来ないんですよ。なので、スポーツ観戦全くしません。
ただし、スポ根漫画はめちゃくちゃ読みます。『アイシールド21』とか年一で全巻読みます。

そこの違いは何かって言うと“モノローグ”です。
『巨人の星』とか主人公がひたすら悩んで30分終えたりしますからね。

登場人物が何を悩んで、どう考えて、どんな行動をするのか。
それがきっちり伝わるからこそ、スポ根漫画は面白いです。

上で紹介したボードゲーム動画2つとも主人公が何を思っているのかを丁寧に説明してくれます。
それこそが動画の面白さになっていると思います。

で、コレって実際の人が遊んでいる動画では結構伝わりづらかったりもするんですよね。
もちろん、スポーツと同じで、そのゲームに対する理解が深い視聴者が見ればプレイヤーの考えも見ていて察することができるのですが、初見のゲームではかなり難しいです。

コレは結構な難題でした。

まとめると、
①プレイしてる流れを見てルールが理解できるようにしたい
②プレイヤーがこのゲームで何を考えるのかを伝えたい

はい。というわけでガーリィレコードさん。
すごいです。

①に関してはカードゲーマーであるフェニックスさんの説明がめちゃくちゃ上手く、
ゲームプレイしながら必要な情報を段階的に伝えています。

で、②ですよ。高井さんの藤原竜也。
ガーリィレコードチャンネルの他の藤原竜也モノマネ動画をご覧になられた方はご存知だと思いますが、この藤原竜也さんにはある特徴があります。
“思ってること全部口に出す”
はい。そういうわけです。

なので、自然に(不自然さは笑いに)ゲームのキモとなる部分を伝えることができたと思います。

それが最初に投稿した動画で。
さらに、そこでは説明しきれないゲームの細かい部分を次のプレイ動画で補足していただきました。

個人的にはガーリィレコードさんのボードゲーム紹介番組があるとしたら基本のフォーマットになるのではと思っています。

ガーリィレコードさんはかなり特殊ですが、
今後、たくさんボードゲーム動画が作られていくと思いますが何より意識していただけたらいいのにと思うのは一緒です。
“思ってること全部口に出す”
それだけで、だいぶボードゲーム動画が面白くなると思います。

さらに言えば、ゲームを中断しての【作戦タイム】のようなものもオススメです。
相手の声が聞こえない状況を作り、狙いを全て語ってみるとか。

また、ボードゲームのルールをどう伝えるかに関してですが、コレはもう一言で、
“基本的には『遊戯王』”
です。

「オレのターン!ドロー!」
の要領であらゆる処理を口頭で説明してくれるのが最もわかりやすいです。

そんな感じで。
いい感じのボードゲーム動画が増えたら僕はうれしいです。