『ア・ラ・カルト』は、演出:吉澤耕一、台本:高泉淳子、音楽監督:中西俊博のオリジナルメンバーが中心になり、1989年から「大人の観客が楽しめる洒落たエンターテインメント」として多くの方に愛され続けているお芝居です。毎年欠かさずにご覧になるお客さまも数多くいらっしゃり、中にはかつて恋人同士で見にいらしていた方が結婚し、子供が出来、ご自分の両親も誘って親子3代で楽しんでおられる方も見受けられます。このお芝居で観客は、時に大笑いし、時にうっとりとし、時にしみじみしながら、観終わったとき、このレストランの名が実は「人生」なのでは?と思うのかもしれません。そして観客自身もまた「人生」という名のレストランで、あらかじめ決まってしまっているコース料理ではなく自分自身の「ア・ラ・カルト(一品料理)」を選びながら今を生きているのだと気付くかも知れません。 『ア・ラ・カルト』は、そのような想いと願いを込めたステージです。
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